長らく地球圏で戦争が続く時代にSという暴走した超兵器を巡って地球連邦軍、地球革命軍、ネクスト同盟軍(コロニー同盟)の3勢力が争う中で廃コロニーに住み着いて運び屋を襲撃する元軍人の集団があり、その集団がネクスト同盟軍に利用される形でS退治に参加するという話。
カプコンのゲームサイバーボッツのアニメ化企画だったそうだが、肝心のカプコンの許可がおりなくてオリキャラになったらしい。
私的な話ですが私はこの作品はついこの間知りました。というのもグーグルの検索数が4万(銀色のオリンシスですら30万位、マイナーロボット中のマイナーロボットの思春期美少女合体ロボジーマインは1万切ってるのでそれよりは多い)ほどで、マイナーロボット度はかなり高い。ピクシブも調べた結果実質2作品だったのでやっぱりマイナーでしょう。
あらすじ
元軍人ジェイは廃棄ネクストであるネクスト7に住み着いて他の元軍人らとともに調達と称して運び屋から物資を略奪しながらその日暮らしをしていた。
その頃ネクスト同盟軍の新型MVであるSが暴走して暴れまわる、その力は強大で各地の勢力がそのSを求めて行動を開始する、ジェイ達もそのSに関する騒動に巻き込まれていくことになるのだった。
登場メカ
MVと呼ばれて勢力ごとにデザインに差はあるが、それぞれの名称などはSを除くと特にない。テラのMVは太めの旧式という設定がある。
登場キャラ
ネクスト7の住民
戦争で破壊された廃コロニーにそのコロニーでの戦闘に参加した兵数人と生き残った戦災孤児が住み着いて構成されている。一応大気はあるのだが、物資などは生産できず各地に展開している運び屋を襲撃して物資を調達している。
ジェイ・ストライカー
元ネクスト同盟軍軍人でありネクスト7に住み着いて宇宙海賊的な生活をしていた、ハル曰く心に光しかない、要は何も考えてない悩まない性格。
ケン
戦災孤児、ネクスト7の戦いの生き残りでありバルザックに救われてそのままネクスト7で生活していた。
アン
ケンの妹、メカの扱いには幼い割には長けているが、幼いのでトラブルメーカーでもある。
バルザック
元軍人でありかなり知名度がありハルはバルザックにあって感銘を受けていた。
キャメル
過去がわからない人物、クールかつ一歩引いた立ち位置。
ゴード
元連邦軍人。
ロディ
元連邦軍人。
ネクスト同盟
スペースコロニーに相当するネクストの同盟、戦力には軍と治安局があるらしくそれぞれに縄張りがあるらしく関係は良くない。
アカネ・アオイ
軍人、S捕獲作戦を指揮している。
Mr.アーノルド
サイボーグらしくS.A.C.には彼の生体組織が使われている。
カール
アカネの部下、ジェイたちを運び屋に追い出されたとして騙す、その後戦死。
地球革命軍
通称テラ、一応大義っぽいことは言っているがイマイチどういう組織で何を目的しているのか何と戦っているのか曖昧。装備は貧弱かつ旧式ばっかりでありジェイに呆れられていた。
ハル
テラの指導者、超能力者で人の心を読める他Sと精神を同調可能、しかしSと意識を同調した結果やたら攻撃的な正確になって暴走した。
ガルブレイズ
ハルの側近、ハルに対しては信仰心的な感情を抱いている。
地球連邦
一応地球の政府と思われるが、描写は殆どない、モブ軍人とモブ兵器しかいないので
感想など
正直…感想にこまる作品。
12話と短い話なのに勢力が5つ(暴走兵器S、盗賊やってる主人公一味、NEXT同盟、地球連邦、地球革命軍)あり、ポセイダル陣営が分裂気味だったエルガイムの最終1クールの話を少しわかりやすくしてやっているような感じ。結果的にほとんどの要素が消化不良、掘り下げ不足、盛り上げ不足のどれかになってしまった印象があります。
後キャラが多い+尺が短い+キャラが全体的にやや特殊かつ掘り下げ不足(特に善人要素のあまりない真面目な?無法者、電波受信してる変な革命家、出世欲の強い女軍人、感情の薄いサイボーグ)なせいもあってか感情移入しにくくかつキャラに愛着が出る前に終わってしまったのと、ロボットアニメとして見るとリアルロボット故のメカの個性薄さのせいでメカ面での特徴が見れないせいで残念感が。
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