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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2019年07月20日

クソコラム8:ジャンルとはなにか

今回はジャンルとはなにかについて考えてみます。
一応ガンダムSF論争が着想元なのですが、一応程度です。最初はガンダムSF論争について考えるというタイトルでしたがそれたので外しました。

ジャンルの定義
私はこのジャンルの定義を
1形式型(記号型)
2理念型
3雰囲気型
4IP型

の4つに分けて考えたいと思います。

1形式型
まず形式型、この形式型はその形式を採用していればそのジャンルというパターン。

ロボットアニメの場合例えば必殺技を叫ぶとか、毎回基地から発信するとか、毎回敵は一体でプロレスをするとか、敵が怪獣型とかそういった部分があると形式としてスーパー系扱いになります。

SFの場合SF記号をふんだんに使っていればSFという単純な思考。
RPGだと世界観がそれっぽければこれといいますが、3の雰囲気型とかぶります。

2が理念型、これは結構厄介で、そのジャンルの理念に則っているか否かでジャンルが分けられるという考え方。
私の場合、SFという形式を一切採用していないが科学的に徹底して考察された世界観を持つ作品は、それはSFか否かという疑問があるんですよね、ただそういった作品を知らないので何とも言えない。
さらに言えばSFの理念が「現実の延長をフィクションで」みたいな所があるので(それこそガンダムSF論争で出たセンスオブワンダー云々)、例えば徹底した架空法や架空慣習、架空文化、架空宗教などで構成されているものの、科学的な部分は曖昧な作品はSF足り得るのかというのも疑問点。ちなみに私の疑問に答えてくれた名無しは「SFではないか」という解釈をしていました。
後者の作品はアメリカの博士号持ちが書いた小説なんかで見ることが出来ます、SFではないけど所謂なろうみたいななんちゃってではない徹底的に構成された世界観を持っている作品にごく稀に出会うことが出来ます、ごく稀に、本当に稀に(しつこい)。

3雰囲気型
そのまんま。あるジャンルの形式を採用しても、雰囲気は別ジャンルというのが結構あります。
ゲームですがAADVないしARPGとされるゼルダのジャンル分け問題はこの当たりにあると思います。
形式としてはAADVなのですが、雰囲気世界観はARPGなんですよ、だからどっちか議論になる。

ロボットアニメの場合エヴァやイデオンのジャンル分けがスーパー系かリアル系かで別れますが、これはこれらの作品がスーパー系の雰囲気じゃないけど形式としては割とスーパー系寄りの形式を採用しているため、1の形式型と3の雰囲気型に矛盾が生じてしまっているからだと私は解釈しています。

4IP型
このIP型とはつまりそのジャンルのIPを使えばそのジャンルになるということ、本来は出す予定はなかったのですが、次の段で使うことになるので。
私なんかはこのブログでは割とIP型的な解釈で作品を紹介することがあります。別にロボットアニメでもその他メカアニメでもない、結構ギリギリだけど、IPはそのジャンルを使っている場合は一応言及可能。

おまけ:そのジャンルのファンがそのジャンルじゃないと言ったらそのジャンルじゃない
これは事実上雰囲気型と理念型と形式型の融合だと私は考えています。
要はそのファンがそのジャンルに求める雰囲気と違うから別物という事。

ジャンルから排除されたらそれは新ジャンルにすればいい

スマブラというゲームがあります。このゲームは格ゲーから着想を受けたゲームで有りながら、格ゲーとはゲーム性も雰囲気も何もかもが違っており、結果的に格ゲーか否か20年位論争を続けています。
公式見解では格ゲーではないということですが。 
なぜスマブラが格ゲーではないかと言うと、究極的に言えば「格ゲーのテクニックが使えない」事…だそうです、これは多くの各ゲーマーが口を揃えて言います。
ある格ゲーマーがスマブラを極めてスマブラについて結構細かく解説していましたが、スマブラを極めると格ゲーの腕が落ちる、格ゲーを極めると以下略みたいな事を言っていて、なるほどと思いました。
つまりそれまでと「何か違う」んです。その層が違うと言ったから違うんです。

もう一つがポケモン、こっちは一応RPGですが別のゲームとして扱われ、別に論争も何もないです。
雰囲気が既存のRPGと違い過ぎて、ジャンル自体がポケモンみたいな扱いを受けています、そしてポケモン層がそのポケモン誕生の背景が特殊だったために既存のRPGと距離有り、そのためあまり関わりもないまま無関係に存在し独自にポケモンというジャンルを形成しています。

まあつまり「そのジャンル扱いされなければ新しいジャンルになればいいじゃない」ということです。

この辺厄介なのがそのジャンルのIPを使っている事、例えばもしスマブラがシステムはスマブラでIPは格ゲーのものを使っていたらこの論争は100倍厄介なものになっていたでしょう。幸いなことに任天堂は格ゲーのIPって言うとジョイメカファイトが出てくるレベルなので、特に問題はなかったです。
問題があるのがガンダムシリーズ、ガンダムらしさ論争の原因になっています。上記の部分に一部触れているものの、IPはガンダムなので議論になるということです。


そしてガンダムSFについては、ガンダムの場合理念雰囲気としてはともかく形式記号は一応SFのものをいくらか使っているので、部分的にSF程度になるのではないでしょうか。雰囲気はちょっとSFとは違う気がします、もっと別のなにかと言うか。
恐ろしく曖昧ですが、ジャンル分けなんてこんなものです。私が好きな某ゲームは状況に寄ってジャンルがコロコロ変わります、複数のジャンルの要素を持ち合わせているため、なんのジャンルかよくわからないんですよね。

トランスフォーマーなんかはロボットアニメとしてはかなりギリギリと言うかボーダー扱いされますが、海外製ということで上記の問題が絡んでくるからだと思います。
というのもロボットが毎週どつきあうものの、上記の形式、理念、雰囲気は割と別物だから。

ジャンルの提唱者、定義者
例えば和製RPG、さらに言えばJRPGのジャンルはDQが提唱したと言っても過言では有りません。それ以前にも一応あるのですが、それほど有名ではないため、結局ドラクエが提唱者といいますか。
ドラクエはそれどころか和製ファンタジー、王道ストーリーなんかのいろんな定義を更新してしまった感じでしょうか。良くも悪くもそれ以降の和製ファンタジーの多くがドラクエの影響下から逃れられない、それどころかその影響がだんだんと強化されていくという状況といいますか、ある意味なろう系もその延長だと思います。

ロボットアニメのジャンルもマジンガーZが事実上定義したようなものです、それ以前にもロボットアニメは有りましたが、マジンガーのヒットがあって初めて定義されたジャンル。

そういった定義者が居て、その定義者に近いものはそのジャンルになるというのもあると思います。
 
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