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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2019年07月20日

クソコラム6-2 子供向け作品の必要性-もし子供向け作品が無かったら

今回は
・子供向け作品や王道作品がないと子供は「子供っぽい」「こういうのが普通」をあまり理解できないまま成長する
・結果的にそれ以上の年齢層の作品にも走りにくくなる
・ガンダムの衰退もそのせいという部分があると思う

ということ

そもそも1st世代のガンダム論を見ていると口を揃えて「ガンダム今までのロボットアニメとは違う」と言っているのですが、これはつまり今までのロボットアニメというものを理解しているからこそこういった感想が出るわけです。
所が21世紀のロボットアニメ、特にガンダムの感想を聞いていると、概ね所謂スーパー系に触れないままガンダムに触れた感じの層が結構居るんです、というかなり多いです。
例えば種が初「ロボットアニメ」は結構聞きますし、下手するとコードギアスとかが挙げられる場合すらある状態。そして近年のロボットアニメを見ていると、かなり方向性が曖昧。
そして作品群の中には十年前の厨2的なノリに対する反省からの高2病に走り、そういった批判を知らない層が不満を言ってむしろ酷評されるパターンを何度か見ました。

そして00年頭のネットを思い返すと、あの時期は厨2的な雰囲気と言うか「勧善懲悪の否定」ムード、ただしこれは特撮やDQなどが作り出した空気の延長ですが、それが有りました。
その頃は良くも悪くも王道、子供向けがまだ結構見られた時期で、王道や子供向けの認識がネットにあった時代です。
その頃よく聞いた言葉が「陳腐」、陳腐なんです、要は所謂スーパー系や王道RPG、特撮ヒーローや30分玩具CMなどに対する批判としてよく使われていました。
それがある時期消えます、その代わり現れたのが四次元殺法コンビ、内容は語る必要はないですねこれは。
時期を考えると10年に入るか入らないかの時期です。本当に王道が壊滅?した時期で、少年漫画の空気化、30分玩具CMも半ば消滅、所謂熱血少年も消滅し、RPGはむしろ邪道すら消滅、その後スマホへと向かう、そんな時期でした。
因果関係は不明ですが、その頃からガンダムがどうも目立たなくなり、また厨2的なロボットアニメが消え始め、ロボットアニメの方向性が曖昧化し始めます。
でどうなったかと言うと、現在です。
昔みたいなロボットアニメのお約束やネタは通じない状態。
オルガキッズの話を聞いていると、彼らはもはやせいぜいAGEまでしか知らず、例えば種のなんと言うか、あのガンダム界隈では名前を言っては行けない雰囲気すらあまりわからない感じの層が結構混じっている状態。

当然皆のロボットアニメに対する認識はバラバラで、もはや王道はこうと理解している層は居ないように見えます。むしろ今の幼稚園生はシンカリオンのおかげで王道をまだ理解できているのではないかというレベルで。
ってなると特にガンダムなどが得意とした「ロボットアニメってこうだよね」「でもガンダムは違うのだ」っていう方向性はやりにくくなります。
同じパターンで生きてきたテイルズなんかもファンコミュの雰囲気がどこか昔と変わっています、と言っても私がテイルズのファンコミュを覗いたのは数年前が最後ですが。そこでは昔のひねくれた厨2的と言うか高2的な雰囲気が薄まって居るといいますか、特に厨2的というか理想主義者過ぎて嫌われていたロイドに対する風当たりが弱まっている感じでしょうか。そのへんの空気の中からユーリが登場した事を考えると、なにかいろいろ考えさせられます。

今の子供向け作品

最近の子供向けを見ていると気がつくのが、バーローなどのもうちょっと上の年齢層向けの作品に子供も取り込む事で対応しているパターンが見られます。
これは実はアナザーガンダムが得意とした手法でもあるのですが、これは下手すると異質な層を複数1つの作品に抱え込むことになり、ネット社会だといろいろ危ないんですよね、その当たりはガンダムに詳しい人なら解ると思います。

妖怪ウォッチのブームなどは話を聞いていると、そういった世の中に対する子供の反発と言うか、子供だけの世界を作りたかった子供が群がったっぽい雰囲気があります。大人の居ないコンテンツを求めた結果といいますか。この手のコンテンツは10年続けば古参が誕生していつの間にか大人が中に居ることになるのですが、妖怪はかなり下火なので古参が誕生するかは不明です。

王道や子供向けが衰退すると起きる現象、それは共通認識の曖昧化

要は「子供っぽいとはなにか」「お約束とはなにか」を子供が理解できなくなる、共通認識的なものを持たないまま成長していくので、結果的にそれに対するアンチテーゼがただの一人相撲になりかねないんですよね。

パターンは違いますが種に対するアンチテーゼっぽい所があった鉄血は、そもそも視聴者が種以降のあのムードを知らない率が結構高かったせいで一人相撲っぽくなってしまっていましたし…。

後多分ですがGレコは1st直後に起こったらしいガンダムSF論争なんかの影響があるのか、妙にSFっぽい雰囲気があるんですよね、なんと言うかあくまで映像の記号的にある種割り切った感じでSF要素を採用した1stと比べて、なるべく雰囲気と言うか空気もSFっぽくしようと努力している感じがあるといいますか。
ところがSFというと平成に入った当たりではもう衰退ジャンル扱いっぽかった、むしろもうアラフォーのDQ世代がSFは過去の遺産扱いしている状態なので、通じないと言うか一部の人から指摘されるにとどまっています。こっちもどうも一人相撲感があります。
私は某量産型猫型ロボットのせいでたしょうSFに興味持ったもののあまりにもなんと言うか近寄りがたい雰囲気にロボットアニメに逃走した過去があるので(その名残がサブブログにたまーに言及される海外SF作品)、結果的に同世代よりはまた知識がある状態なので多少は理解できる感じでしょうか。

要は共通認識が不在の状態では作品作りも困難になるんですって言いたかった。
その共通認識は子供の頃に概ね産まれるものと言いたかったんです。
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