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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2020年02月14日

航空宇宙軍史(書きかけ)

開設当初はこっちでやっていたネタですが、ブログの趣旨に合わないので一度サブブログへ送りましたが、当ブログが非ロボットも扱うようになったのでサブブログから戻してきました。

概要
谷甲州作 早川書房

主に架空戦記やハードSFを書いている作家の同一世界観のシリーズ。
現在は20世紀に発売された、主に木星、土星軌道上の諸国の連合体である外惑星連合との戦争である第一次外惑星動乱、及び後に起こる太陽系の周囲に展開する地球とよくにた性質を持つ銀河文明の連合体である汎銀河連合との戦争までを描く全10巻+世界観を共有するが明確に航空宇宙軍史扱いではないいくつかの独立シナリオ、それらの完全版で5巻と、近年新たに書かれた再び勃発した外惑星連合との戦争である第二次外惑星動乱を扱った新シリーズが2巻出版されいる。

航空宇宙軍史シリーズ一覧

航空宇宙軍史
大体が外惑星動乱のエピソードが中心、全10巻。終わりなき索敵のみ一気に時代が飛ぶ。もともと10巻、それを2巻ごとにまとめた完全版が現在発売されている最新バージョン。

カリスト開戦前夜・タナトス戦闘団(完全版1、電子書籍版あり)
主に開戦前夜の話。外惑星連合軍の経験不足、準備不足というべき要素が多方面にあらわれているエピソード。

火星鉄道一九・巡洋艦サラマンダー(完全版2、電子書籍版あり)
火星鉄道は開戦直後のあたふたしている航空宇宙軍関係者の話。サラマンダーの方は外惑星連合軍唯一の正規巡洋艦サラマンダーを中心に、主に航空宇宙軍側の対応の話。全体的に「人類初の宇宙戦争故の軍の経験不足」についてのエピソードが端々に出てくる。

最後の戦闘航海・星の墓標(完全版3、これ以降は電子書籍版なし)
最後の戦闘航海は戦後の話、外惑星連合軍の掃海艇が出会った戦争の遺産。星の墓標はファンネル兵器(と書くのが手っ取り早い)に改造された頭脳改造シャチとその飼育員の話。

エリヌス戒厳令・仮装巡洋艦バシリスク(完全版4)
主に終戦以降のエピソードが主体。エリヌス戒厳令は終戦後地下に潜ってテロリスト化した外惑星連合軍残党SPAが天王星の架空惑星エリヌスで起こした騒動を描く。
仮装巡洋艦バシリスクの方は戦後〜終わりなき索敵との間のエピソードが中心であり、バシリスクはGSシャフトに吸われていった事が明かされている。

終わりなき索敵上下(完全版5)
外惑星動乱からはるか未来の話、ここだけミリタリーと言うよりは宗教的な小説。

新航空宇宙軍史
第一次外惑星動乱より40年後に発生した第二次外惑星動乱及び戦間期のエピソードが中心。

コロンビア・ゼロ(電子書籍版あり)
第二次外惑星動乱開戦までの話。外惑星動乱のその後のエピソードが多く、タイタン航空隊に出てきた名無しのタイタン軍パイロットのその後や、艦長を乗せて去っていくサラマンダーを見送ったサラマンダークルーのその後等が語られている。
航空宇宙軍は兵士の大半が男のため、戦争が始まると男の宇宙技術者が足りなくなり各職場で男女比率が逆転するため男が減る=開戦間近という方程式が成り立つそうな(外惑星連合軍は人手不足のためそう言っていられない)。

工作艦間宮の戦闘(電子書籍版あり)

航空宇宙軍史のタイトルがついてない関連作品
ガネッシュとバイラブ
短編、改稿版が短編集「星空の二人」に収録されておりそれで読むことができる。「星空の二人」は電子書籍化されており比較的入手は容易。

戦闘員ヴォルテ
完全版などはないためやや入手困難。シベリアで誕生した遺伝子操作兵の逃走を描く、アクション路線の話。一応航空宇宙軍史だけど、いつの時代かはぼかされている、一応どこかの星で反乱軍と戦っている様子が描かれており、陸戦兵が大量に動員されて、徴兵もかなり行われている模様、なので動乱期とは雰囲気が違う。

惑星CB-8越冬隊
最初の単行本化作品、ヴォルテと同じくやや入手困難。

137機動旅団
古いSF雑誌の「奇想天外」に掲載されており、単行本はなし、一番入手困難な作品。19年8月号SFマガジンに長編版が掲載された模様。終わりなき索敵に内容を変えて収録されている。

解説
割とガチなSFミリタリー小説、誤解を恐れずに超ざっくり無理やり表現すると「ガンダムとかロボット(あえてMSとは表記しない)とか出てこないSF考証をクソ真面目にやった超硬派なガンダム(ただし宗教要素は強い)」

現実の戦争を参考にしつつ、SFギミックをどう戦争に用いるかについてかなり力をいれており、開戦から降伏までの流れも結構凝ったものになっている。
かなり硬質な文体に徹底的に作り込まれた設定、世界観、相対速度などを利用した真実味のある戦闘シーンなどが売りであり、硬く凝っている割にはさっぱりした表現なので読みやすい。

物語的には数十p短編〜1巻300p程度の長編複数からなり、現状大半のエピソードが外惑星動乱という木星及び土星の諸国の戦争に割かれている。何度か登場する人物もおり(タナトス戦闘団の団長ダンテやSPAの指導者カミンスキイ中佐等)。
良くも悪くも技科学者技術者と軍人の話と言った側面が強く、その枠外の人間はあまり出てこないような気がする、政治家、資本家、また諸国の庶民、軍人の家族等、学生、労働者等はあまり出てこない。良くも悪くも職人の世界と言った感じの世界観。

両陣営の戦略が時期によってかなり変わっており、それもなんちゃって系戦略ではなく、太陽系の惑星の運動に合わせた戦略となっており、かなり凝ったものになっている。
一応2ヶ月でトロヤ群(木星軌道)まで艦隊を派遣できるくらいの技術力はある世界観。その段階ですでに太陽系外へ出る技術も持ち合わせており、動乱中にはすでに外宇宙に探査船を派遣している。

タイトルは航空宇宙軍史というもので、本来のテーマは航空宇宙軍という組織の栄光と崩壊を描く話…なのだが実際には大半が外惑星連合軍との戦争である外惑星動乱に費やされている。作者的には外惑星動乱はもっと少ないページ数でさっさと流す予定だったみたいですが、思ったより長丁場となっており、結果ほぼ外惑星動乱の話のみになっている。

あらすじ(外惑星動乱の経過)
航空宇宙軍の圧力が強まる中で、外惑星の諸国の軍は外惑星連合軍を結成するが、参加国は思うように増えず、木星ガリレオ衛星4国とタイタン、木星両トロヤ群くらいであった。両陣営の緊張が高まる中、ついに開戦のときが来る。最初は外惑星連合軍の月や火星への奇襲に始まるも大半が迎撃されてしまう。
その後は木星から射出される無人タンカーを落とすことで地球をエネルギー攻めにする戦略に変更するも、航空宇宙軍がわずか2ヶ月で無補給で強引にトロヤ群を急襲する戦略を立てたためにトロヤ群、さらにタイタンが降伏、木星圏は孤立、更に巡洋艦サラマンダーのエンジン開発国のタイタンが降伏することでサラマンダーのエンジン供給すらストップしてしまう。その後は外惑星連合軍は仮装巡洋艦を活用し通商破壊を行って時間を稼ぎ、唯一の正規巡洋艦サラマンダーを投入し航空宇宙軍の大船団を壊滅させ一時的に航空宇宙軍の進撃を止め、オルカ戦隊やヴァルキリーなどを新兵器を投入するも時すでに遅し、大量投入されたゾディアック級フリゲートを止める手段もなくアナンケ迎撃作戦も失敗、外惑星連合軍は降伏した。しかし外惑星連合の残党はSPAとして各地に潜伏、テロ活動を続ける事になる…。

登場メカ
ほぼ外惑星動乱時代の兵器のみ、それ以降のものは出番、描写が少ない。主に相対速度を利用した爆雷(最小限の推進装置しかない通常のものと機動爆雷という本格的な推進装置がついているものがある)が使われている他、爆雷と比べると射程が短いレーザー、旧式の機動爆雷扱いの投射型ミサイル、戦後に処理が大変な機雷などが使用されている。また多分この世界のミリオタにネタにされているような架空の珍兵器みたいなものもちょくちょく見受けられる。

因みに航空宇宙軍のフリゲートが外惑星連合軍の巡洋艦に相当する模様。砲艦とフリゲート(若しくは巡洋艦)以外の艦種は不明な点が多い(少なくとも敗戦寸前の外惑星連合軍にはなお20隻ほどのまとまった艦隊を保有しており、それを決戦用の戦力としていたが、内訳は全く不明、所謂仮装巡洋艦はそれほど大量にあったわけではなかったようにも見受けられるが…?)。

大半の艦がクルーは1桁程度しか乗っていない。

航空宇宙軍

内宇宙艦隊
ゾディアック級フリゲート
航空宇宙軍の主力フリゲート、外惑星連合軍兵器を圧倒しており、開戦直後の戦闘では外惑星連合軍を一方的に蹂躙した。6隻の予定だったが最終的に12隻が建造された。加速性能は1G加速であり、貨物船や旧型の艦艇(はっきりしないが0・1G〜0・3G程度)とは比較にならない加速力がある。

アクエリアス:武田艦長(大佐)、ヴェルナー大佐、安井一曹、タマン三曹
ゾディアック級フリゲートの3番艦、エリヌス:戒厳令に登場する。無人機バンブルビーを2機、後に改装で有人機コスモホーク、スターファイターを2機ずつ搭載。戦後に改装されており、機雷、艦載機射出用の機械カタパルトの他により高性能な磁場カタパルトを装備。

タウルス
ゾディアック級フリゲート、数十隻からなる大規模輸送船団の護衛をしていたが、外惑星連合軍の陽動にまんまと引っかかり突出、サラマンダーによる輸送船団の襲撃を許してしまう。第二次動乱のときには記念艦としてコロンビア・ゼロステーションに係留されていたが、外惑星連合軍のスマート爆雷の奇襲を受けて大破。

オフィユキ級フリゲート
航空宇宙軍の旧型フリゲート、速力は低いが耐久力に優れているとされる。開戦前は主力だったが、開戦時にはゾディアック級が配備されたため旧式化、出番は少ない。

オフィユキ
オフィユキ級フリゲートのネームシップ、開戦直後の小惑星帯の戦闘では艦隊旗艦を務めるが機雷攻撃を受けて大破して旗艦はジェミニが引き継ぐ、その後は不明。

ジェミニ:アチット大佐、クズネトゥフ少佐、広瀬少尉
オフィユキ級フリゲートの1つ。デコイフリートとしてオフィユキ級を中心とした(詳細不明)8隻からなる艦隊とともに木星を目指すも大量の機雷にやられて艦隊は壊滅、ジェミニはかろうじて生存するが危機敵状況に陥る。

砲艦
小型かつ武装も貧弱。出番が少なく所謂背景メカみたいな扱いなのでデータがあまりないが、仮装巡洋艦程度でも相手にできる程度の性能しかない。

特設砲艦レニー・ルーク:
特設砲艦はどうも仮装巡洋艦に相当する兵器らしく、輸送船の改装品。レニー・ルークはもともと中距離用の輸送船だが長距離ように改造された挙げ句軍のエンジン効率が良いという理由だけで特設砲艦にされた経歴を持つ。サラマンダーの攻撃を受けた船団の護衛を担当していた。武装はレーザー砲のみ。

哨戒艇:コックス大尉、梶一曹
少なくとも水星のマーキュリースカウトに10隻程が配備されている。戦闘力は低く、比較的戦闘力があるとされているコックス大尉の哨戒艇も2人乗りで爆雷を4つしか搭載できない。

警備艦:溝口大尉、ジェローム・ダツ少尉
輸送船の護衛などに使われている小型艦。投射型ミサイルと気休め程度のレーザーを装備しているが、性能は低い。

オルカキラー:ジョーイ
オルカ戦隊に苦戦する航空宇宙軍が投入した兵器、同じようにシャチの脳を使用している。

タートル:高木三曹、チャン三曹
水星に落下してくる重水素タンカーを回収するための小型船。

イカロス4-2
外宇宙探査船のイカロスを内宇宙の爆撃艦として再利用したもの。あくまで外宇宙探査用の船なので加速性能だけならゾディアック級などとは比較にならず、それを利用して一度土星の外に艦を回してから搦手方面から侵入するという航路が取れる。

護衛艦ペルセウス:がスリー艦長、シュトレム少佐他
コロンビアゼロに対する外惑星連合軍の攻撃の際に居合わせた艦。

航空宇宙軍戦闘機他
クロノス:淵田少佐
タイタンの大気圏内を飛行できる戦闘機、タイタンの大気のメタンを吸収して燃料とする。タイタン航空隊として6機(2機無人、4機有人)タイタンでの偵察任務に投入されたが淵田少佐のクロノス−3以外全滅。諸元は不明だが劇中では終始割とディスられており、性能は悲惨だということが伺える。

バンブルビー
無人作業機械、偵察機等にも用いられる。

コスモホーク
輸送、攻撃機、6人の海兵隊をコンテナに積んで目標へ輸送する他、武装して攻撃機としても使える。

スターファイター
そのまんま戦闘機。20Gの加速が可能だが推進剤を消費量も半端ではない。

航空宇宙軍その他
特設監視挺JC−5:篠崎
戦間期に謎の無人船を臨検した船。

外宇宙艦隊
ダイダロスシリーズ
外宇宙探査船、具体的な時期は不明だが20世紀末には外宇宙探査に出発したらしい。光速の15%までは加速可能。

イカロスシリーズ
友人探査船、しかしある程度太陽系から離れたらプローブを射出して太陽系へ帰還する航路を取る。一部は第二次動乱の時に戦闘ように改造される。

オデュッセウスシリーズ
初めて外宇宙に人を送り込んだ探査船。

オデュッセウス-ゼロ:マヤ・シマザキ
オデュッセウスシリーズに含まれない7番目のオデュッセウスシリーズ、幽霊船。

シビル11:スミス艦長、ジョー・シマザキ、キム大尉、シン中尉、ヘイズ少尉
オデュッセウス-ゼロを追跡するべく作られた支援艦。GSシャフトに落下し消える。

ユリシーズ
オデュッセウスシリーズを改装して作ったGS探査船。

カンチェンジュンガ級宙域制圧戦闘母艦
多数の哨戒艇などを搭載した大型艦。500mほどのサイズにセンチュリーステーション並の機能を備えている。

アコンカグア
カンチェンジュンガ級3番艦、シリウス星系にて活動。

グルカ107::ミン大尉、チョードリ少尉、大崎一曹、ゴータム二曹、ダワ三曹
アコンカグアの艦載機で哨戒機。

外惑星連合軍
木星ガリレオ衛星4国とタイタン、両トロヤ群からなる木星〜土星軌道上の諸国の連合。ガリレオ衛星以外の諸国はすぐに降伏している。そもそも戦力になるのはガニメデ、カリスト、タイタンの軍程度である。

巡洋艦サラマンダー:シュルツ大佐、九條谷
外惑星連合軍が唯一建造した正規巡洋艦。エンジン開発がタイタンが担当したためタイタンの降伏で量産すら不可能になっており1隻のみ。
航空宇宙軍の大規模な輸送船団を仮装巡洋艦隊とともに襲撃して壊滅させ、敵の攻勢を大幅に遅らせることに成功する。しかしその後航空宇宙軍の追跡を受けて最後は合流しようとしたタンカーとの合流に失敗、推進剤もそこをつき、最後はクルーを退艦させて艦長だけを乗せて何処かへ去っていった。まともな戦闘は1回しか経験していないため、性能的にどれほどかはよくわからないまま。サイズは仮装巡洋艦よりかなり大型だということが語られている。

仮装巡洋艦
第一次動乱と第二時動乱のときでニュアンスが異なる。第一次動乱のときは商船を改造した軍艦で奇襲や通商破壊に用いられ、第二時動乱のときには中身ほぼ軍艦の商船偽装船で奇襲や通商破壊に用いられた模様。

仮装巡洋艦バシリスク:ニルス・ヘルナ−
外惑星連合軍の仮装巡洋艦。外枠性連合軍はまともな巡洋艦建造のための技術を持ち合わせておらず、仕方なく用意したのが輸送船を改造した仮装巡洋艦、バシリスクはその1つであり、12回に渡る作戦を行った後に13回目の出撃でついに帰還できず、外宇宙に向かって加速していった、150年後にシリウスで発見される。バシリスク以外の仮装巡洋艦の実態は不明。

オルカ戦隊
遺伝子操作されたシャチの脳を使用した兵器。所謂ファンネルのような小型砲台を展開する。

無人砲艦ヴァルキリー
戦力で圧倒的に劣る外惑星連合軍が現状打破のために開発した兵器、小型かつ無人のため通常の兵器より高機動であり、更にヴァルキリー照準システムによりレーザーの射程が遥かに長く、1万kmを越えており、従来のレーザーの10倍近い射程がある。戦争末期に投入されるが戦局を変えることは出来なかった。ヴァルキリー砲撃システムは第二次外惑星動乱でも使われている。

掃海艇CCR−42
戦後の木星圏では戦時中にばらまかれた機雷が漂い続け、危険な状態になっていたため多数の掃海艇が活動していた、CCR−42はその1つ。

クリューガー:石蕗提督、ミン大佐
第二時動乱時の旗艦。

kr−02偵察機
第二次動乱の時に使われた無人偵察機。

生物兵器
第二時動乱時に兵力不足に悩むタイタン軍が開発した主に陸戦兵器。各衛星に生物が出現したらどういったものになるかをシミュレートして、その架空生物を元にした兵器であり、生物をもしているだけでただの機械である。

スパイダー
多脚陸戦兵器。AI駆動で動く、コマンダーの言うことを聞かなかったり妙にめんどくさい。

バット
浮遊する兵器、ドローン的な使われ方。

その他の勢力
襲撃艦ヴァルキリー
プロクシマの武装組織ヴァルハラが投入した無人艦、基本的なシステムはヴァルキリーと同じである。考証が成立したものの、ヴァルキリーのシステムが航空宇宙軍の兵器輸送船が自分に対して驚異と判断し攻撃を続行するが、かつてヴァルキリーと戦闘をしたダツ中佐はその経験を活かしヴァルキリーに対応する。

地理

水星
航路を監視するためのマーキュリースカウトと呼ばれる部隊が存在する。10隻ほどの哨戒艇からなるが戦闘力はほとんどない。

火星
そのとおり火星、オリンポス火山へと伸びる鉄道がある。各都市は中立。

地球
その名の通り地球、地球の地表まで戦闘が行われないため影が薄い。


地球の衛星、多数の都市や基地がある。開戦初期に外惑星連合軍の奇襲を受ける。

カリスト
ガリレオ衛星の1つ、外惑星連合軍の中核とも言うべき星。カリストからは地球へ向けて重水素のタンカーが一定期間お気に落下している、通称蚊リスト急行と言い3年ほどで地球に到着する、外惑星連合軍はこれを破壊することで地球に圧力をかけていた。

ガニメデ
ガリレオ衛星の1つ、カリストと並び外惑星連合軍の中核。

エウロパ
ガリレオ衛星の1つ、他と比べてエピソード不足のため影が薄い。

イオ
ガリレオ衛星の1つ、一応国家となっているが火山衛星のため国力は非常に小さい。

土星
タイタンを除くと大半の衛星が小ぶり。そのため開発はタイタンを中心に行われている。戦後になって衛星の開発が進んでおり、タイタン以外とで住民の構成が違う模様。
タイタン
外惑星連合に加入していたが短期間で降伏した。土星の衛星だが大気があり、航空宇宙軍はタイタン攻略のために戦闘機を投入した、タイタン側も迎撃機を発進させているがタイタンがあっさり降伏したためにその戦闘機の性能は発揮されることはなかった。
タイタンは外惑星連合には木星系に巻き込まれて参戦しており巻き込まれた戦争という側面が強く、SPA内では木星系と比べて士気が低い、SPAに対する支持も薄いということが戦後20年を描いたエリヌス−戒厳令−にて語られている。
しかし第二次動乱を起こしたのは実質タイタン軍であり、逆にガニメデ、カリストは乗り気ではなかったことが語られている。

ザナドゥ高地
タイタンにある高地。戦後に再軍備を進めるタイタン軍の極秘施設がある。

トロヤ群
木星のトロヤ群(木星のL4L5にある小惑星群)の国家、小惑星帯の国家と違い小惑星単位での国名ではないため内情は不明。そもそも開戦から2週間で降伏してしまったためにほぼ居ていないようなモノ。外惑星連合軍内部でもオブザーバーでしかなかった模様。

ケレス
小惑星帯最大の小惑星、戦間期には太陽系の主要な光学系センサーの企業が集中している。光学系センサーは軍事に転用できるが民間船の安全な航行に必要不可欠なために旧外惑星連合国家にも規制がないため、内惑星、外惑星の中間にあるケレスに企業が集中、双方に光学系センサーを売って繁栄している。

ジュノー
小惑星帯にある小惑星、有人であり動乱時は中立国。

アナンケ
木星の衛星、外惑星連合軍が最後の決戦場に選んだ星。

ヒマリア
木星の衛星。軍の実験施設があった模様。

天王星
太陽系第7惑星、複数の衛星共に天王星連邦を結成している。

エリヌス
天王星の衛星、実在しない架空の衛星。外惑星動乱時は補給が止まってしまい地獄だったことが語られている。動乱後20年にSPA(外惑星連合軍残党のテロ組織)がテロを起こす。動乱集結後木星系からの強制移住が行われたらしい。後に航空宇宙軍の本部が置かれる。

その他用語
重水素
そのまんま、燃料として使われており供給の大半がカリスト、そのため最も重要な物資になっている。開戦によってカリストから地球へ向けてのタンカーの射出が行われなくなり、更に外惑星連合はタンカーを破壊し始めたため航空宇宙軍は短期決戦を決断することになる。

爆雷
僅かな推進装置を付けた爆雷。

機動爆雷
ただの爆雷と違い敵に近づいてから急加速するなど機動力がある、しかし大型でマーキュリースカウトの哨戒艇の場合1機しかつめない(ただの爆雷なら4機)。

投射型ミサイル
旧型の機動爆雷。

惑星直列
そのまま、惑星が縦に並ぶこと、航空宇宙軍史では土星と木星が並ぶ事で、外惑星連合軍の木星、土星、両トロヤ群が並ぶため戦力を集結させやすくなるために戦争が起こるタイミングとされている。

登場人物(仮)
読み直しするので後で追加があると思います。

航空宇宙軍

内宇宙艦隊
アチット大佐
囮艦隊のオフィユキ級フリゲートジェミニの艦長として小惑星帯を突っ切るも想定道理外惑星連合軍の機雷攻撃を受けて戦死、その作戦は大佐のみ把握しており、クルーは把握していなかった。

ダラム准将
アチット大佐とは旧知、アチット大佐らの旧型艦を中心とした艦隊を囮にして、トロヤ群を攻撃する作戦を立てる。

川渕少佐
特装砲艦レニー・ルーク艦長。

スダルタ中尉
レニー・ルーク先任士官。

クリシュナ一曹
レニー・ルークのクルー、叩き上げの軍人。

リー二曹
レニー・ルークの通信士。

溝口大尉
ダツ少尉の上官。

ジェローム・ダツ
少尉時代に警備艦にて輸送船の護衛任務に就いていた時にヴァルキリーの攻撃を受ける、その後中佐時代にプロクシマでまた別の組織が運用するヴァルキリーの攻撃を受ける。彼の飲むハーブティーはまずいらしい。

コックス大尉
マーキュリースカウトとして水星周辺を哨戒している。

梶一曹
コックス大尉の部下。因みにコックス大尉の哨戒艇は大尉と彼以外乗っていない。

航空宇宙軍外宇宙艦隊
ジョー・シマザキ
母親が犯した罪により170年の兵役を強いられた男。シビル11に乗りGSシャフトの調査を行うが、GSシャフトに落下、救出はされたもののその時に多くの情報がGSシャフトに流出した、その後は人格が作業体Kと融合した挙げ句実質神になって銀河の惑星という惑星に自分の記憶を引き継ぐ生命を作りまくった、その生命は汎銀河文明となった。

マヤ・シマザキ
ジョーの母親、長らく亜光速で航行したせいで息子と同年代。

ヴィシュヌ
ジョーの兄、産まれてすぐに単査船の制御装置に改造されてしまい、その後オデュッセウスゼロとともに行動した、ジョーを救出後ジョーを過去に送る届けマヤの元に帰還を試みる、その後は不明。

大崎一曹
シリウスで漂流中のバシリスクを調査、そこで艦長の手記を発見した。

航空宇宙軍その他
ジョーイ
頭脳を強化されたシャチ。外惑星連合軍のオルカ戦隊に対抗するための兵器オルカキラーに搭載するために脳だけの存在にされてしまった。

八木澤中尉
航空宇宙軍軍人、開戦当初火星にいた。

戦闘員−タイプX・ヴォルテ
シベリアで作られていた遺伝子操作されたサイボーグ兵。これを量産することで遠くの惑星での戦争(汎銀河世界?詳細不明)で優位に立つことができるようだが…ヴォルテはその中でも高い完成度を誇ったが、突然謎の女の思念に導かれて自由を求め脱走する事になる。所謂テレパシーで人間どころか動物とも会話できる他、体力的にも常人より遥かに勝っている。

ヴァイス
ヴォルテに自由を教えた女、所謂超能力者の実験体でヴォルテと意識がつながっていたが、レオノフ博士を殺し自らも死亡する。

ヴァイス2
ヴァイスのクローン、記憶を引き継いでおらず能力はともかく人格面では別人、ヴォルテ探索用に作られた。

ザナック中尉
オリンピア鉄道のパイロット。火星に対して行われた外惑星連合軍の攻撃をオリンピア鉄道の逆噴射で防ぐ。かなりのデブ。

高木三曹
水星付近でタートルを使ってタンカーを回収する「欠陥兵」。

チャン三曹
高木三曹の同僚、おっさん。

淵田少佐
タイタン大気圏内用戦闘機クロノスのパイロット。

篠崎中尉
特設監視挺JC−5の乗組員。

外惑星連合軍
ニルス・ヘルナー
バシリスクの艦長。

ガニメデ軍
ヘルツァー
戦後のガニメデの工作員。

カリスト軍
玖珂沼
カリスト軍の仮装巡洋艦クルー、戦後は民間企業で研究をしていた。

へロム・ダンテ・フェルナンデス
タナトス戦闘団の団長。

タイタン軍
ナムジル退役大佐
第一次外惑星動乱時の航空隊パイロット。タイタン航空隊において淵田少佐のクロノスを迎撃した人物。戦後も軍に残り再びタイタンの空を飛ぶをこと夢見つつ、タイタン政府の名で各地の施設の査察を行っている。

レベッカ・サラディン大尉
戦後世代の軍人、サラディン博士として突然玖珂沼の前に現れなにかしらの調査をしていた。 


SPA
カミンスキイ中佐
外惑星連合軍の軍人、戦後はSPAの中心人物。

ジャムナ
SPA構成員の若い娘。

民間人
オグ
エリヌスのサイボーグ、戦中の地獄のようなエリヌスを知っている旧住民。

シャンティ
月のインド系移民、シャンティと言う名前を多のインド系住民とともに共有し、カリストのエージェントとして仕事をしていた。

地球その他
作業体K
元航空宇宙軍士官であり外惑星連合の捕虜となり改造されてヒマリアに取り残された挙げ句探査戦ユリシーズに乗り込んでGSシャフトに突入、その後時間を超越し肉体を失ってジョーシマザキと融合してほぼ神みたいなものになった。有る意味すべての元凶。

汎銀河文明
ダムダリ


その他諸々
一応所属は有るのだが、めんどくさいのでその他枠にいれた。

ガネッシュ
地球滅亡後、地球帰還を夢見る地球人ハヌマンがハイジャック後奪った民間船のコンピューターを乗っ取って作った人格。ハヌマンがコールドスリープに入った後地球を目指した。

バイラブ
ガネッシュを追跡した汎銀河連合の艦載機の人格、ハヌマンの人格を元にハヌマンの行動をシミュレートしたためハヌマンの暴走気味の性格を受け継いでいる。

ムルキラ
宇宙で市に瀕したものが見る鳥のようなモノ、ざっくり言うと手塚治虫の火の鳥みたいな感じ。

感想など1 作品別


感想など2 総合的なモノ
多分3回読みました、出会った時、5年前、現在と。

この作品って「いくつかの種類のSFを一つの世界観でやっている」んですよ。

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コロンビア・ゼロ──新・航空宇宙軍史 (早川書房)


posted by 菌類 at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙戦艦

2020年02月09日

HERA 破壊の女神

概要
IOS、アンドロイドで配信されている奥スクロールSTG。現在は無料版のみの配布。

正直、情報不足です。公式HPは有るのですが、配信停止した有料版と今配信されている無料版との差等は不明、公式HPも17年にVR版の開発を行う旨を書いた後に停止しており、行方不明状態です。

ゲーム内容
ジャイロ操作でロボット(ヘリオス)を操作して進んでいく奥スクロールSTG。ショットはオートで敵と射線を合わせれば勝手に当たります。1ステージ10分もないので1時間程度でクリア可能。
強化アイテムを使って自機を強化する当たりは普通のSTG、体力制だから一撃死はしない、難易度は低めです。
ジャイロ操作なので外でやるのは少々不向きです。

地味に英語対応。

登場キャラの服装はなんとなくソレスタルなんちゃら的な感じが…。

あらすじ
人類が宇宙に進出した時代、コロニーのコンピューター「HERA」が暴走。シャトルの護衛を行っていたS2−01は突如攻撃を受けてしまい、そのまま戦闘状態に。

登場メカ
ヘリオス
初期状態。

アームドヘリオス
火力が強化されている、ショットの威力は不明だがミサイル弾数が2→4になっている。

シールドヘリオス
シールドが強化されているが、シールド展開中は攻撃できないのでアームドのほうが良い気がする。

感想など
非常にあっさりとしたシンプルなゲーム。週末旅行中の暇つぶし用にDLしてそのうちにクリアしました。
難易度はゆるいですしお暇ならという感じでしょうか。
posted by 菌類 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

2020年02月04日

GENERATED HEART

スマホPCその他で配信されている個人制作の所謂フリーゲーム。
所謂ハクスラ(でいいのかな)的なシステムで、ロボットを操作してマップを探索し、2DSTGの戦闘をこなしながら進んでいく。

流れは
1ホーム画面で自機の購入、強化
2探索マップで敵やアイテムを探す
3敵を見つけたら2DSTGの戦闘
4敵を倒すか探索アイテムを見つけるごとに探索率が上がり10%になるとボス戦
5ボスを倒すと次ステージ

という形、勝利すると資金を得られ、敗北すると資金を失ってホーム行き、ホームに戻れば全回復。
戦闘システムの2DSTGは敵と軸があうとオート射撃、ターゲッティングするとENを消費して軸を合わせずに射撃を続けるシステム。敵の弾はEN消費で切り払可能、切り払うとスペシャルアタックが可能。

プレイ時間はフルコンプ目指さずにとりあえずクリアだけなら2時間程度と程々です。


あらすじ
人類の敵、エネミーが、それを狩るエネミーハンター。スフィアという機関に属し、そこの指示で動く。エネミーハンターの一人であるアシュレイは資金をもらい新たな機体を調達するのだったが…。

登場メカ
個人制作のためかベース機に色々つけるという形。

スティレット
最初の3機のうちの一つ、射撃タイプ。

デュエリスト
最初の3機、近接タイプ。

ウィザード
最初の3機の一つ、特殊タイプ。

エネミー
敵、作中ではスフィア内の騒動がメインでエネミーについてはほぼ何も語られておらず、謎の存在。


登場キャラ
アシュレイ
主人公、腕の良いエネミーハンター、無愛想。

アーヴェル
ケインの兄。

ケイン
エネミーハンター、エネミーに侵食されている。

レーゲ
街に住んでいる少女、アシュレイとは仲が良い。

プロエッサー・ジェイク
スフィアのトップ。

プロフェッサー・キース
アシュレイの上司。

感想など
長距離移動中の暇つぶし用にふらっとDL、そのままその日のうちにクリアしました。昔ながらのフリゲと言った感じでちょうど1日でサラッとやるにはちょうど良かったです。
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2020年01月26日

クソコラム「メディアの多様化と若者のありとあらゆるモノ離れ…とロボアニメ」

若者の〜離れという言葉が言われてから何年経ったか私にはわかりません。

今回はロボットアニメというよりはありとあらゆるモノが衰退する現代において、若者の〜離れについて考えて見たいと思います。

メディアの多様化と「TV」アニメの衰退
これは私が小学生の頃から主張してきたことなのですが、旧メディアや旧コンテンツに変わる新メディア、新コンテンツが台頭したとしてもそれがすぐさま旧メディアコンテンツの衰退につながらない、ただ細分化されて旧ほど新規が入らなくなるだけだと。

現代のメディアは私が雑に把握しているだけで
リアルコミュ(最も古い形、友人知人間や同クラス内などに成立するリアルのメディア)
新聞(すでに高齢化が進んでいるが、それでも配達員が足りない程度の需要はまだ有る)
雑誌(言わずもがな、漫画雑誌と情報誌で分けてもいいかもしれないですね)
ラジオ(すでに聞いている人は少ないものの、私はカーラジオを聞いてます)
テレビ(アメリカだと相当昔からCSが流行っており地上波離れが問題だとか)

ネット(ネット内で複数のメディアが混在している状態、更に上記の旧メディアの大半がネットで閲覧可能)
→掲示板(すでに高齢化が凄いというか、ネット初期から流行っていた某板などは35〜50くらいが主体になっている模様)
→ニュースサイト(新聞社系の情報に頼っている部分があり、ポジションがやや曖昧)
→ウェブサイト(今となってはメディアとしての性格は薄くなっている気がする)
→ブログ(掲示板の次に出てきたモノ、これもやや高齢化気味か)
→SNS(バズるか否かが大事、所謂ライトヲタと呼ばれる層を増やすのに一役買っている)
→動画サイト(横断的なネタが横行しやすく、弄りやすいものが流行りやすいという独自のアングラ文化が有るのが最大の特徴だと思う、オタクというかマニアの内輪ネタ的なものが最も拡散しやすいシステムになっている、そうでもなきゃチャー研なんて流行りません)

またインドア娯楽というよりは物語的なものの流し手段も上記のように多様化しています。
上記以外にもゲーム、映画という手段がありますから。

ロボットアニメが流行ってた時期というのは、ネットとゲームがまだ本格的に普及する以前の時代でした。
私自信がゲーマー(だった)ですからね。わざわざこのブログにロボゲのカテゴリを設けているのもその名残です。未だにポンコツのゲーミングPCは維持してますし(すでにかなり時代遅れの性能)。

テレビ時代が終わっていくということは、テレビに依存していた娯楽の多くが衰退するということ。
高齢者向け、主婦向けは未だに元気ですが(朝ドラ、大河なんかはその両方向け)、その層に引っかからないものほどなんとなくTV的には衰退傾向。ロボット以前にテレビ依存していた非高齢者非主婦向けであるサブカルコンテンツの衰退が顕著だと思います。
またTV放映映画や時代劇、一部のニッチな男性的趣味分野もTV的に衰退傾向。

若者の〜離れと言いますが、今の時代メディアそのものが多様化しすぎて、メディアごとに数万〜数百万程度の人間を囲い込む形となっており、結果細分化という形でありとあらゆるものが衰退しているのが現状だと考えます。

ガンダムがかろうじて生き残ってるのは、ガンダムがゲームという振興勢力が台頭し始めた80年代の段階で完全にテレビ依存のコンテンツというスタイルから脱却できたことが大きいと思います。創作に関しても流すメディアが多様化、それぞれのメディアに客がついてしまっている現状、多角展開に失敗したコンテンツやジャンルは成功したジャンルと比べて宣伝力(知名度)、集金力共に劣っており、上記の主婦老人向けTV展開を除くと大半が「ニッチ作品」になってしまっている現状があります。

逆に言うとガンダムのような多角展開に成功したモノ以外はもうかなり厳しい、ガンダム除くと一部のパチ関連、それから海外関連がなんとか生存しているものの、それ以外はかなりニッチ化していると思う。
ロボットアニメが衰退したといいますが「TV依存のオリジナルTVアニメというスタイルがかなり厳しい」。

そもそも私の小学生時代からの感覚として、TVオリジナルは漫画など原作層補正が入らない分基本厳しかったと認識していましたが、その認識から更に一歩進んだなというのが現状。TV単独での主婦老人以外の動員力が目に見えて下がっているように感じられます。特に還暦前の男のTV離れが目立つ、これはあまり参照できる資料がないものの、視聴率系のデータを見ると老人で持っているというデータを見たことがあります。

メディアの多様化と最近のオタクのあり方
昔のオタクというのは、特定のジャンルに詳しく非常にディープかつ近寄りがたい存在といいますか、割と印象深いのは「昔のオタクはSFを最低1000冊」という奴です。ディープです。
今のオタクはと言うと、いくつかのパターンに分類されるといいますか、特定コンテンツヲタ(ガノタはネット普及以前から居たとは言え、このグループに分類でいいと思います)、有名作品をひたすら追うライトヲタ、昔のオタクほどディープではない閉じたサブカル勢とでも言うべきおっさん(某掲示板の住民は割とこんな感じ)に分けられると思います。
あとはモデラーみたいな技術勢でしょうか、所謂ギーグ系とでも言うべき層。

昔のオタクは「狭いジャンルをひたすら深める」「研究、考察などに特化」
今のオタクは「特定コンテンツをひたすら深める」「狭いジャンルを浅く広く」「雑談に特化」
こんな感じでしょうかね。

こうなった原因はメディア、コミュニティの変化、ネットがなかった時代はニッチ、オタク分野を深めようとするとどうしても狭い仲間〜個人での消費が主体となってしまうため、結果ディープ化しやすい。
それがネット普及後は大衆とオタクの間とでも言うべきネット大衆が産まれ、彼ら(私含む)は、数百人〜数十万人規模の(ネット)コミュニティに所属するようになります。掲示板、動画サイトの登録者、SNSの特定ジャンルの層などは大体それくらいの人数になります。
なので旧時代の個人〜少集団故のローカル文化的なひたすらニッチなオタク系から、ある程度の規模のコミュニティでやり取りされるミドル的なオタク文化に変化したといいますか。
動画サイトなどでは通じやすいネタほど多用される傾向にあり、メジャーなサブカルネタ(チャー研のような動画サイト専門のニッチネタ含む)が多用され、結果、サブカルネタ内でのメジャーななにかが産まれやすい、オタクが多いと言われるTwitterでも、バズる、つまりトレンド入できる程度の知名度があるか否かが勝負を分けるようになってきているように見えます。
ニンダイなんかは毎回やるごとにトレンド制圧しますからね、強いですよ。

私自信はネット普及とともに大人になった世代でありかろうじてネット普及前の環境をうっすら記憶しているという立場です念の為。そのためかろうじて旧時代の経験を持っているという状態。

多角展開で生き残ってきたガンダム、然し最近は厳しい
と私が感じる理由ですが、私は何度も言いますが「ガンゲー」出身層です。ほぼアニメから入ってません。だから最初から陸戦型ガンダムとかを認識しているタイプです。
そもそももともとロボは好きですがアニメはあんまり好きじゃなかった人です。

ところがガンダムは最近はというと、NTが劇場単位で見るとかなり儲かった(私が行ったときも席がほぼ埋まってて驚いた記憶)などがありますが、反面ゲーム展開の衰退が目立ちます。
連ジ時代と比べるとかなり空気化してます。
私なんかは地元のシネコンが生きてた時代は映画の日とサービスデーで映画にいって1年で24本の映画を見てた時代もありました、懐かしい。今じゃ1年で3本です。
私個人の話ですが、今の時代はありとあらゆるメディアに固定客がおり、コンテンツの固定客とは別の特殊な層を確立している時代、どのコンテンツも多角展開しなければ目立てない時代。

ガンダムですが、10年代に入ってから高齢化が目立ったせいかアニメのほうがなんとかキッズを確保しようと動いています、然しゲームのほうがと言うと逆ににっちもさっちもいかなくなり、高齢化に任せるままになってます、この当たりが結構ちぐはぐ。最も近年のゲームでの新規ヒットって言うとソシャゲはともかく和ゲーだとせいぜいくコ:彡くらいですからね、ソシャゲのガンダムもやや目立ってない感じがします。

90〜00年代前半はゲーム展開が当時のゲームキッズをうまくつかみ、アニメ段特では開拓出来ない層を開拓出来ていたのが、ここに来て厳しくなってきた、そう映ります。
そもそもロボットアニメ自体が平成に入るか入らないかの時期には衰退期だったのが、なんだかんだガンダムが生き残れた理由は多角展開に成功したからだと私は考えているだけに、今多角展開の一角が崩れようとしているのは、今後どうなるかなーと見ています。

2020年01月19日

ALTERIA

スマホで配信されているゲーム。無料。Unity製。
淡々と出てくる敵メカを撃ってステージ攻略を目指すだけの単純なゲーム。
主役メカの耐久力は1なので、当たれば即死。

あらすじ
そんなものは無い!

登場メカ
主役メカ
名称不明。耐久力1で一発食らったら死ぬ紙装甲。

敵メカ
名称不明。序盤は青いメカ、途中から種類が増えていく。回避能力が優秀でヒョイヒョイ避ける。

感想
ざっくり言うとフリゲ、ゲーム開発の練習で作ったゲームといった所でしょうか。ロボットと言う題材も人間よりも機械的な動きがさせやすかったからと言う感じも受けます。
posted by 菌類 at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

Project Ninbus(プロジェクトニンバス)

概要
タイで開発されたロボゲ、Steam他PS4版、Switch版が発売されている。PC版にはタイ語版が付属するが、CS版は英語、日本語のみのもよう。
ちなみにこの記事ではSteam版を購入しながらまともに家に居られなかったせいでSwitch版を後から書い直してクリアするという無能の極みをやってしまったので、Switch版携帯モード準拠。
初期は途中までしかプレイすることができない不完全版、その後DLCでラストまで補完、その後は全部乗せが発売されるという最近はよく有るスタイルであり、現在はその完全版になっている。

モードはシナリオモードであるキャンペーンの他に、ひたすら戦うだけのサバイバル、機体を改造しながらミッションをこなすウォーフロントがある。

ロボゲーとしてはACEの操作をやや現代風に改造してややこしくしたような感じ。多少慣れが必要で、10回程度出撃して操作を体になじませる必要は有る、標準的なゲームよりややこしい感じ、慣れないうちは武器切り替ええ中に回避が甘くなって被弾というのが多かった…まあゲームド下手な私で出来るので、3Dマリオをまっすぐ走らせられる人なら大丈夫でしょう。
難易度は3段階、ノーマルでも初見だとキツイステージがちらほら有る。イージーにすれば自動回復ありになる。
コックピットビューが採用されている、それを使えば周囲が見渡せなくなるため難易度は数倍になる。雰囲気も数倍になる。

シナリオ、世界観、キャラ、メカは割と「どこかで見た」感が徹底的に出されており、第三次世界大戦、東西冷戦、地上を捨てた人間、取り残された者たち、見捨てられた者たちのテロリスト化、地上の汚染、強化人間、遺伝子操作、精神世界、新型を優先的に配備されるエース部隊、チート兵器を持つ民間軍事会社、ファンネル搭載型ワンオフ機、可変型量産機、旧型の最低限の装備しかない非人間型のメカとそれっぽい素材がてんこ盛り状態。ミスリスだのスカルだのファンネルだの色々と怒られそうな用語が満載。

ゲームはミッションごとに視点と操作キャラが変更され、主人公クラスのチート兵器に乗る事も有ればすでに一線を引いた旧型機を操縦する事もあり、当然前者はバリア、ファンネル、高性能ミサイル、キャノン、ブースターと装備がてんこ盛りなのに対して、後者はしょぼいマシンガンと弾数の少ない低性能ミサイルだけと残念すぎる性能といろいろなシチュエーションが堪能できる。
ただシナリオは完全なダイジェスト、総集編みたいな感じになっており、特に後半になってAIとかが出てくると局地的にはともかく世界的に何が起こっているのかよくわからなくなってくる。
終盤になり軍が分裂したり亡国の民のリーダーが出てきたりする当たりで、それまでの図式が崩れていくのだが、その部分が出たら即ラストなので何が起こってるの?状態になりかねない。特に亡国の民のリーダーの正体が判明してから退場まであまりにもあっけなく、何故直接的には亡国の民(つまり地上に取り残された人間、ネタバレのためこれ以上は書かない)ではないリーダーが亡国の民を組織したのかがいまいち曖昧なまま。
またその前の大統領救出前後もいまいち勢力の関係が曖昧なまま。話の流れ的に黒幕っぽいのが2つおり、どっちが黒幕?状態。

タイのゲームらしく、一応バンコクが出てくる他、クレジットを見ると見慣れない名前が並んでおり、タイ製であることを感じることが出来る、逆に言うとタイらしい要素はそれくらい。
スタッフロールを見ると馴染みのない名前がたくさん出ており、日本製でもなければ欧米でもなく、タイ制だということがなんとなくわかる。


あらすじ・世界観
第三次世界大戦後の地球、地表は荒廃し人間は空に逃れた。然し汚染された地上に取り残された人間は「亡国の民」と呼ばれるテロ組織を結成、空に逃れた人間に復習の機械を狙っている。そして亡国の民が多数の旧型兵器を入手、本格的に活動を開始した。

登場メカ
基本的に日本的なんだけどどこか違う、かと言ってバタ臭いわけでもないというアジアンチックな感じのメカ。

CNF
いわゆる西側陣営的ななにか、ただしヨーロッパの現状がよくわからない。アメリカを中心に環太平洋地域の諸国が参加している。

USAF
要するに米空軍。

M1ガーディアン:ジェニファー・カレラ
世界最初のバトルフレーム、純粋な人形とは言えず、武装は20ミリと3連装マイクロミサイルのみというシンプルなもの、ブースターや近接戦用の装備もついておらず現在は米軍では退役しており各地の警備隊や武装組織で使われている。シナリオでは亡国の民のジェニファーが乗っ取った機体を操縦可能。

M3ストライカー:SKLL1、レナ、ネモ、モビウス
第3世代バトルフレーム、ゲーム開始時は最新鋭機だった。チュートリアル終了後ステージ1ではこの機体を操縦する事になる。性能は基本的なもので、所謂普通の量産機。

M3Sウーパーストライカー
近接戦向けにカスタムされたM3。

M3Sイングリッドカスタム:エズメラルダ・イングリッド
M3のイングリッド大佐向けカスタム機。

M5ヴァイパー:SKLL1、レナ、ネモ、モビウス
3・5世代バトルフレーム。可変機。装備は至ってシンプルであり、ライフル、ミサイル、サーベル。量産機としては最新型であり、破格の性能。

USAFその他

AF18戦闘機
戦闘機、それ以上でもそれ以下でもない、加速性能は高いが耐久力が無いため機銃でかんたんに落ちる。

リバティー級駆逐艦
駆逐艦。

デモクラシー級巡洋艦。
巡洋艦。

USSエンタープライズ:ドラゴンズアイ
バトルフレーム空母と表記されているが外見はデモクラシー級巡洋艦。

MITHRIL
CNFに所属する民間軍事会社。親会社が独自開発した兵器を所持。

GCTC-01未来零号機
詳細不明、UCNにデータが流出したらしく、S37アンディカスタムの元になった。

GCTX-01未来:モーガン・アキーン、ミライ
世界初の第4世代バトルフレーム。脳波でのコントロールとかファンネルとかそれっぽい機能てんこ盛り。複座式。武装はキャノン、マシンガン、ファンネル、デコイ、サーベル、ミサイル、スマートミサイルと膨大である。

GCTXX暁・未来:モーガン・アキーン、ミライ
第5世代バトルフレーム。

USSタカオ:エズメラルダ・イングリッド、モーガン・アキーン、ミライ他
強襲艦、小型でありフリゲートサイズ。

UCN
東側的ななにか、ロシア、中国、東南アジア諸国などが参加している。

S-20シルカ
第1世代バトルフレーム。UCNのバトルフレーム、UCN初の戦闘用バトルフレームであるが、機銃を装備した脚付きの機械でしか無い。

Mi19ストレルキ
UCNのバトルフレーム、だが搭乗することができないため詳細不明。すでに旧式化している。

Mi24クロコディル
珍しい第2世代バトルフレーム。すぐに第3世代バトルフレームが搭乗してしまったために影が薄い。性能的にはM1を圧倒しM3とも遜色ないとされる。初めてブースターを搭載して高速戦闘が可能となった。装備はミサイル、キャノンなど様々。

S37ターミネーター:アンディ・ドミトリフ、ユリアーナ・アレクサンドロフ
第3世代バトルフレーム、CNFのM3に相当する。機動力に劣るが火力で勝るらしい。無骨な外見。

S47ベルクト:ノッパドン・ピタカタイ(アクラ3)
3・5世代バトルフレーム。近接戦闘を得意とし、ショットガンを装備している。

グリペン
UCNのもう一つの3・5世代バトルフレーム。安価が売りだが装甲は薄い、然し薄い装甲のため機動力に優れる。

ZX−05ザヴトラ:ユリアーナ・アレクサンドロフ
UCN初の第4世代バトルフレーム。ユリアーナが搭乗する。基本的に未来と似たような装備。

S37アンディカスタム:アンディ・ドミトリフ
未来零号機から盗用したデータによって作られたアンディ大佐専用のカスタムバトルフレーム。サイコドローンを搭載している他速射エナジーキャノンを搭載しており圧倒的火力による対艦性能に優れている。元がS37だとは言われないとわからないくらいには魔改造されている。

ZX−08ブドゥシェ:ユリアーナ・アレクサンドロフ
UCN発の第5世代バトルフレーム。本来ならアンディ大佐専用機になるはずだったがブドゥシェが到着する寸前に大佐が戦死したため他に乗れるものがおらずユリアーナが引き継ぐことに。基本的にはザヴトラの機動性に更に対艦用の大火力武装を追加したものになっている。

UCNその他
所謂ドローンや艦船など。

S14クレヴェトカ
エビという意味の単語らしい。専ら亡国の民が使ってくるドローン。エビ食べたい。

キロフ級駆逐艦:オカ・イレル
よく出てくる駆逐艦、亡国の民も使っている。

サンクトペテルブルク級コルベット艦
コルベット艦。たくさん出てくる。

コーカサス級フリゲート艦
フリゲート艦。

スヴェレニテット級巡洋艦:カチューシャ
巡洋艦、めったに見られない。スヴェレニテッド級はゲーム内のターゲットのテキストの方の表現でボイス及び字幕テキストの方ではツァー級となっている。

ISA
第三次世界大戦後に発足した欧州の連合組織…らしい。シナリオに関わってこないため詳細不明。

タイフーン
3・5世代バトルフレーム、各国へ輸出されている。同世代バトルフレームとくらべ武装が豊富。

亡国の民
地上に残された者たちのテロ組織。名前からわかるとおり亡国、つまり滅びた国の生き残り。もともと空に都市を上げられなかった国家の生き残りによって構成されている模様。空中都市を落とそうと画策している。疲弊して汚染された地表で新兵器を開発出来るほどの力はなく、基本的に各国の兵器を改造して使っており、M1やMi19など旧式兵器が主体だが、後半になるとどこで調達したのか最新型の兵器も投入してくる、終盤には各国の反乱兵も加えている模様。

サルスタリス:ジェニファー・カレラ
亡国の民の副司令官、ジェニファー・カレラの旗艦。UCNのキロフ級駆逐艦を改造したもの。

ジェニファー:ジェニファー・カレラ
ジェニファー専用のM3の魔改造機。

ZX−08ジャッジメント:オバナ・タケシ
ロシア軍のプロトタイプだが亡国の民に盗み出され亡国の民の幹部オバナ・タケシが搭乗。凄まじい火力が有るが、機動力が低くブースターすら装備していない。

タイフーンノーサーカスタム
亡国の民のエースパイロット専用タイフーンのカスタム機。

霊空
亡国の民が独自開発したバトルフレーム、世代などは不明。近接戦闘に特化している。

XJPH-01アナバナスティ:アナバナスティ
感情AIによって自己学習して成長するAIユニットを搭載されたバトルフレーム。戦中に撃墜されて放置された後亡国の民が回収して装備を一新していたらしい。ただしAIはそのまま同じものを使っていた模様。

登場キャラ
モブエースパイロットが結構な数居るが、いちいち記録していられなかった。

CFN
地上の半分を団結させる多国籍な政治団体(ドラゴンズアイ談)、基本的に環太平洋地域で成立している。

MITHRIL
ミライ
主人公(多分)。第4世代バトルフレーム未来に適合する唯一のパイロットの少女。14歳。多分火器管制担当であり、システムボイスを担当している。能にチップを埋め込んでおり、いわゆるNT、ないしは強化人間に相当するカテゴリ。

モーガン・アキーン
未来のパイロット、未来は複座式であり、機体の操縦は彼が行っていると思われる。出番の割にセリフが少なく影が薄い。出撃前の出撃パイロットの名前にモーガン・アキーンの名前があって「そう言えば居たなぁ」ってなるくらいのポジション。

エズメラルダ・イングリッド
USSタカオの艦長。元米空軍所属でドラゴンズアイとは旧知である。軍での自分のあり方に悩み転職したらしい。

イワタ教授
序盤に登場するミライを改造したり未来を開発した人物。

USAF
米空軍。

SKLL
コードネーム。本名不明、セリフもないUSAFのエースパイロット。

レナ
SKLLの僚機のパイロット。彼女だけ最後まで生き残る。

ネモ
SKLLの僚機の一人、戦死。

モビウス
ネモに同じ。

ジョージ・レナウド将軍
USAFの将軍。コールサインはドラゴンズアイ、よく出てくる…然し?


ショーン大統領
アメリカ大統領、姿が見えなくなっている。

UCN
ロシア中国その他で成り立つ連合。

SPETSNAZ

オカ・イレル
SPETSNAZの偉い人、具体的なポジションはよくわからないがよく出てくる。

ユリアーナ・アレクサンドロフ
アンディの遺伝子を元に作られたらしい少女、第4世代以降のバトルフレームに対応できる。大佐にはツンデレ気味な対応をとっている。

アンディ・ディミトリ
CVひろし。UCNのエースで第4世代バトルフレームに対応できる人物。

ノッパドン・ピタカタイ
通称アクラ3。バンコクコロニーを防衛していた。


亡国の民
べリゼ
亡国の民の指導者、謎に包まれた人物であり、ハッキングを得意としており軍の施設すらコントロール下に置いてしまう。その正体はAIロナウドレーガン(AIのコードネームであり、実在する大統領の人格がコピーされているとかではない)、ソウルの地下に保管されていた。何故AIロナウドレーガンがべリゼを名乗り亡国の民を組織したのかは定かではない。
ジェニファー・カレラ
亡国の民の幹部の1人。戦後の地上生まれ最後の世代。

用語
CNF
戦後の戦勝国の間で結成された連合。環太平洋地域を抑えている。

UCN
戦後に発足した連合、ロシア、中国、東南アジア諸国(大陸部)などが所属する。

亡国の民
テロ組織、地表に残された人間が結成した。地表では汚染がひどく子供を新たに産むことすらできないことが語られており、亡国の民は最後の世代が中心になっている。
リーダーの人物像は謎に包まれており、高いハッキング能力を駆使しして軍のバトルフレームのコントロールを奪うことが可能である。

感想・評価
一言で言うと「B級」「荒削り」「昔のゲーム」、ただし「セール買いなら確実に値段分以上の価値は有る」です。最近のやたら金のかかった豪華なゲームや使いまわし上等の毎年出てるゲームでもなければ、完全なレトロ風インディーでもありません、当然スマホゲーでもありません。PS2時代くらいなら普通にフルプライス(誤用)で市販されてそうな内容。

ただシナリオに関してはダイジェスト展開過ぎてよくわからないままなことも多かった。特に亡国の民のトップに関すること。

このゲームは買いか、おすすめか
多分この記事にたどり着いた方は多分このゲームの評価などを気にしていると思うので少し書きますと、ゲーム的に言えばPS2期のゲームであり、インディーでよく有るレトロ風味でもなければ最近のゲームというわけでもありません、キャラデザもその頃のチープなエロゲっぽい雰囲気がいくらか。

おすすめ出来るかと言うと「とにかくB級」のノリが許容できるか、どこかで見たキャラ、どこかで見たシチュエーンション、どこかで見た用語、どこかで見たメカ、どこかで見た世界観、そんなものがこれでもかってくらい押し込まれてます。

ネットのレビューを見るとわりかし賛否両論的な部分が散見されます、これは遊んでみるとわかりますが多少操作に癖がありますし、ゲーム的にどこかで見た感じのオンパレードでもあります。

一言で言いますと「わざわざこんな場末のブログまでやってきてそんなことを調べてしまう人」であればほぼ迷わず買いです、操作になれは少し必要ですが。ちゃんと遊べます、ちなみにPC版とスイッチ版両方持ってますがスイッチ版でも敵の増援が出現するタイミングで少しカクツキますがそれくらい、ただし大画面でやるゲームをあのサイズに押し込んでいるので文字などは小さいです。
posted by 菌類 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

2020年01月10日

新幹線変形ロボ シンカリオン 神速のALFA-X (ネタバレあんまりなし仮記事)

シンカリオンの劇場版。詳細はネタバレになるため省いた仮記事です。

内容的には本編のアンコール的な内容に加えてホクトの掘り下げがメインの話とだけ言っていきます。

あらすじ→ネタバレになるため省略


登場メカ
大体登場する。

シンカリオン

E5はやぶさmk2:速杉ハヤト
概ね大きな変更はなし。

E5はやぶさ:???
いつの間にか回収されておりまさかの再登場。運転士はお楽しみに。

ブラックシンカリオン紅:セイリュウ
現在は完全に超進化研究所の所属。

E6こまち:男鹿アキタ
概ね変更なし、E3、E7とともに行動する傾向は相変わらず。

E3つばさ:月山シノブ
E6、7とともに行動。アイアンウィングの方は出ない。

E7かがやき:大門山ツラヌキ
E6、3とともに行動。

H5はやぶさ:発音ミク
冒頭から登場している。

923ドクターイエロー:速すぎホクト、清須リュウジ
最初はホクトが乗るが、その後はリュウジが乗る。

シンカリオントリニティ:霧島タカトラ、五ツ橋ギン&ジョウ
大宮支部の大半が不在のときにN700のぞみ共に登場、その後最終戦でも。

N700のぞみ:清須タツミ
トリニティ共々登場。

800つばめ:大空レイ
トリニティ、N700のぞみ共々登場。

500typeEVA:碇シンジ
お ま え も 出 る の か。まさかの再登場。

500こだま
エヴァですら出番有るのにこっちはほぼ出番なし。

ALFA-X:???
超進化研究所で開発されていた新型シンカリオン。

ヴァルハラン
ヴァルドル:ナハネ
ヴァルハランが開発した新兵器…だがガワはできたがシステムが未完成で動かせていなかった。

キトラルザス
ブラックシンカリオンオーガ:???
お前も出るのか。

その他
雪のゴジラ
別次元から来たらしいゴジラ。そのまんまゴジラ。でかい。

エヴァ初号機
本編外の映像でちょっとだけ。

登場キャラ

超進化研究所

速杉ハヤト
相変わらずの新幹線少年。

セイリュウ
ハヤトと行動をともにしていることが多い。

発音ミク
本編であんまりミクらしいことをしてこなかったミク、映画ではついにライブしている、くっそ寒そうな中で薄着である。ちなみに速杉家の人たちとは初対面なのではじめましての挨拶をしている。

男鹿アキタ、大門山ツラヌキ、月山シノブ
ハヤトと入れ違いに超進化研究所に招集される。

清須リュウジ
タツミの兄、初戦後はリュウジが923ドクターイエローを運転する。

霧島タカトラ、五ツ橋ギン&ジョウ、大空レイ、清須タツミ
西日本組その他、出番はそれなり。

一般人
速杉サクラ
ハヤトの母、ホクトの妻。

速杉ハルカ
ハヤトの妹、まさかの父親似だということが反面してしまった。

ヴァルハラン
宇宙に逃れたキトラルザスの分派、黒い粒子ではなく光の粒子を使う。

ナハネ
子供っぽい方。

オハネフ
狐っぽい方。

キトラルザス
すでに地底がどうなったかとかは不明であるが、ビャッコが地底に戻ったことが語られている。残りのエージェント3人は地上ぐらし。

ゲンブ
現在は超進化研究所職員。

ビャッコ
生存しているが音信不通…だが。

スザク
仕事探し中。

セイリュウ
完全にハヤトに洗脳されておりハヤトのノリになっている。

ソウギョク
生存しているが…?

カイレン
復活の可能性が示唆されているが不明。

トラメ
不明。

キリン
不明。

その他
少年
謎の少年、重要人物。

碇シンジ
まさかの登場。

感想
なにかとりあえず本編のネタ全部ぶっこんだったって感じのアンコール的な内容でした。
劇場は子供に混じって…かと思いきや、19時杉の放映だったため、子供は存在せず客は大人しか居なかった。

2019年12月08日

スターシップオペレーターズ(アニメ)

人類が宇宙に進出し多数の惑星国家が誕生した未来で、国が降伏した中で残った1隻の護衛艦が単独で敵国に戦いを挑むという話のSF作品。原作は有るものの未完で終わっている模様。
正直説明が難しい、過渡期の作品特有の古いノリと新しいノリが混在しており、それを言葉にするのが難しい感じがします。
前番組がSDGFで後番組がムシキングという今から見ると考えられない布陣に時代を感じる。

あらすじ
ヘンリエッタ星域惑星国家同盟(通称王国)が惑星国家キビを攻撃、キビは幸福を受け入れる、が訓練中だった新型護衛艦アマテラスはそれを不服とし、クルーは艦を買い取るという形で戦闘を続行、王国との戦いを始める、そこで資金源のためにスターシップチャンネルとアマテラスの戦闘を中継する権利と引き換えにスポンサー契約を結ぶことになった。そして王国の艦であるプレベザとの戦闘で勝利したアマテラスは、その後も戦闘をこなしていくが、消耗したために王国と敵対している惑星国家シュウの元に身を寄せる、然し王国はシュウに対し圧力をかけシュウでクーデターが発生、アマテラスはシュウを脱出し、シュウの護衛艦のシェンロンと共同戦線を張るが、シェンロンが沈んだため再びワープで脱出を図る、消耗したアマテラスは館内で不穏な空気が漂い出すのであったが…。

登場メカ
宇宙戦艦はコストが高く、1惑星国家ごとに1隻程度が限界である。量産型などは存在せず、基本的にワンオフ艦。艦隊も寄せ集めのためすべてバラバラの艦で構成されている。

キビ
アマテラス:神崎キスカ、香月シノン、氷坂アレイ、秋里ミユリ他
キビの最新護衛艦。クルーが買い取る形で王国との戦争を決意。王国側から海賊船と呼ばれる。武装はプラズマキャノン(主砲)、リボルバー(5連装レーザーキャノン)、パルスレーザー。

マイヅル
キビの護衛艦。王国の攻撃で撃沈された。

ヘンリエッタ星域惑星国家同盟(王国)
プレペザ
巨大な移動砲台、小惑星を解体して砲撃する機械。

アヴキール
潜行艦、発見が困難。

レイテ
コードネームはハンマーヘッド。マリアナの攻撃を回避して全身を続けたアマテラスの砲撃を受けて撃沈。

マリアナ
コードネームはヘッジホッグ。機雷の回避などで手間取っているうち5G加速したアマテラスにかわされて攻撃に失敗、回頭するも間に合わずに広報のレイテを沈められる。その後はアマテラスを追跡するも強引なワープで逃がす。

リサ
アマテラス側はドラゴンフライと呼んでいる。先端部を分離して小ワープを繰り返して攻撃する。パルスレーザーは射程が短く、普通の撃ち合いには向かない。最終戦にも参加するが、アマテラス側の情報戦に乗せられてあっさり撃沈された。

コンキスタドール:デュール・エルロイ
3隻の敵艦を沈めた、劇中の表現から純粋に高性能な大型艦と行ったところ。最終決戦では艦隊自体は壊滅するもアマテラスを追い詰めるが、その後突然の上からの命令変更によってアマテラスに投降を呼びかける羽目になり、連合に撃沈される。

アクティウム
王国の艦の一つ。

レパント
王国の艦の一つ。

シュウ
シェンロン:ウォン
戦力的に劣勢の中でシノンのたてた2隻で4隻を相手にする作戦において、コンキスタドールを迎撃したが、途中で作戦を無視して事実上の特攻をかける。意図としてはシェンロンが沈んだ場合シュウは王国に降伏するしか手がなく、結果アマテラスはシュウから去るしかなくなるという形で、アマテラスを逃がす事を意図しての動きだであり、リサのパルスレーザーを受けて消耗したところをコンキスタドールの主砲を受けて四散した。

輸送船
シュウで使用した旧型の輸送艦。魚雷を搭載してアマテラスの前衛に展開していた。

地球連合
流石に大国だからか、同型艦が多数存在する。名称は不明。

登場キャラ
原作はともかく1クールのアニメで結構な数が居るキャラを全員描写できるかと言うと、無理です。

アマテラス
香月シノン
艦長補、実質艦長。天才少女。淡々と指揮を行っておりとっつきにくい雰囲気。途中で榊原コウキと付き合い始めるが、死に別れてしまう。

氷坂アレイ
主任通信士、飛び級じゃないため他のクルーより年上。元不良で養父に救われた、その後惚れていた養父が戦死して敵討ちのためにアマテラスの闘いに参加する。遺伝子の問題から船外作業は出来ないらしく、よく止められる。

秋里ミユリ
シノンの友人。

神崎キスカ
艦長、イマイチ頼りにならない。間宮リオと付き合っている。

間宮リオ
元キビ首相間宮タツマの姪である。

里見レンナ
アマテラスクルー、実はキビのスパイでアマテラスの同行を探っていた。シュウにて死亡。

榊原コウキ
機関長、シノンと付き合い始めるが、王国の襲撃を受けた時に攻撃を受けて戦死。

結城シメイ
アマテラスに残った唯一の現職自衛官。AIイソップ担当。

間宮タツマ
リオの叔父、元キビ首相の政治家。一時期アマテラスに乗り込み、後にアマテラスの支援のために地球へ趣きあれこれ工作する。

スターシップチャンネル
アマテラスのスポンサー。アマテラスの戦闘を独占中継している。

ピーター・スパイクス
スターシップチャンネルのディレクター。アマテラスが全滅するシナリオを企画していた。そのため盛り上げるためなら何でもする。

ディータ・ミルコフ
レポーターの女性。あまりにもアマテラスクルーの事を考えないピーターに対し反発していく。

ヘンリエッタ星域惑星国家同盟
デュール・エルロイ
コンキスタドールの艦長、アマテラスの実力を評価している。

感想等
あんまり評判の良い作品では有りませんが、言うほど悪くないかなという印象、ある程度のちょくちょく表現力も感じるときはあります、ただ如何せんパンチが弱い。あとバトル関係は悪くないんですし、急展開系も悪くない、マスコミ関係もまあ悪くないんですが、日常パートがイマイチな感じがします。ネットで情報を集めてもそもそも情報が余り無い、あっても今ひとつ掴みどころがない感じの記事ばっかりなのは、つまり内容的にコメントしにくい感じ。なにか複数の要素が綱引きしてる感じ、過渡期の作品と行った印章です。
なにか色々やりたいのはわからなくもなく、所謂スペオペ的な戦闘ではなくSF的な戦闘がやりたかったってのはわかります、が私はSFには詳しくないので余り細かい評価は出来ません。お許し下さい!。
posted by 菌類 at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙戦艦

2019年12月05日

ロボットアニメは衰退したと言うか高齢化したについて考えてみる

最近と言うよりは随分前からロボットアニメの衰退とか高齢化が叫ばれてます、なのでここでは少しそれについて考えてみます。前に書いたクソコラムの延長みたいな内容なのであんまり変化はありません。書いてる人間が同じなのでそりゃ同じにしかなりません。
ロボットアニメの役割ってなんだろう?

私の考え方だと、とりあえず3つの目線から考えます
1商業的な基準
これに関してはほぼ説明不要ですね、30分CMという奴です。

2役割的な基準
ロボットをネタにすることで、製作者がやりたいネタができるというもの。

3ジャンル的な基準
そのジャンルそのものに客が一定数ついている(ついていた)。

高齢化ってなんだ
基本的にどんなジャンル、どんなコンテンツも高齢化します。また日本自体が高齢化してます。定期的にスマブラを例えにしているのですが、スマブラは登場当初は格ゲーの輪に入れないキッズ向けのゲーム…だったのがそのキッズが卒業せずに古参化してしまい、今では大分高齢化してます。
そんな感じで大体は高齢化します。問題は新規が入らないまま徐々に熱意を失っていく古参組だけになってしまう現象がマズイわけです。00年代後半くらいの多くのJRPGがそれで、惰性で付き合っているものの、なにか起こったら卒業する予備軍状態になっている状態、これは結構マズイ。

JRPGから考えるロボットアニメ
JRPGというジャンルがあります、このジャンルはロボットアニメの全盛期が終わった当たりから隆盛して、90年代に一時代を築き上げます、この時期はJRPG+宣伝攻勢でとりあえず売れてしまう時代でした、その後00年代に入ると衰退期に入り、一種のアニオタ系で凌ぐことに、特に00年代前半までは今と違って深夜アニメやラノベみたいなのがまだ普及期だったため、そういった需要を拾えていたためにその手のそうをある程度拾えていました。00年代中期になると80年代にJRPGで育ったクリエーターが台頭して、その人たちがJRPGを作りたがったが故に一定の供給が続く状態となり、10年代に入るとスマホゲーの台頭で残ったヲタ需要すら吸われてしまい一部のブランドだけが生き残る状態になっています。

そしてJRPGを見ていると特に90年代の作品の製作者の世代がちょうどアニメブーム世代のオタクなもんだから、つまりここで取り上げているような作品群の影響を受けてるのかなー?と思う部分が結構あります。

それ以前から一応その前の段階はあった(鉄人の頃)やはり最初は有るヒット(この場合ドラクエ)から一気に大量の制作が始まり(ロボットアニメだとマジンガーZの頃)、その内にJRGPなら売れるとなり(スーパー系時代)、クリエーターが自分のやりたい話などをJRPGに仮託することで黄金時代が生まれる(リアル系時代)、その内に様式化されて(ロボットアニメだと80年代後半〜90年代前半)、その内に衰退期に入るがそれで育ったクリエーターが作りたい需要もあってしばらく続く(ロボット系だと00年代頃)、然しそれも限界が来て一部ブランドだけがかろうじて存在感を発揮する(ロボットアニメだと10年代)。
そのジャンルが生み出した要素が多方面に拡散し、無関係なジャンルに影響を及ぼす(ロボットアニメだとそのままJRPGに影響が行ってる感じ)というロボットアニメと同じような歴史を歩んで来ました。

JRPGの役割から考えるロボットアニメの役割
ぶっちゃけJRPGと呼ばれるジャンルはいくつかの役割がありますが、私は特にヲタッキーな目線から「シナリオ」部分に注目します。JRPGが隆盛していく90年代は未だにラノベなどが隆盛する以前の時期であり、バトルものの少年漫画全盛期の時代において、そうでないものの需要を拾えていた部分があったように見えます。
またクリエーターも「JRPGというジャンルを名乗れば俺のやりたいシナリオができる」的な方向で群がった感があります。

じゃあロボットアニメの役割はと言うと、やっぱり似た感じで、商業ラインに乗せにくいテーマ、シナリオの作品を無理やりロボットに託すことで形にしていた感があります、特にリアルロボット時代は。

リアルロボットの特徴の一つ 善悪の相対化について考える
この善悪の相対化というのは、まず善悪が存在すること、つまり「勧善懲悪作品が一定数供給されていること」が前提になっていると私は考えます。
が現状そういった作品は20年で相当減少しました、特に勧善懲悪の体現者とでも言うべき水戸黄門が終わったのは一つの時代の終わりを感じる事件でした。
現状リアル系の伝統とでも言うべき善悪の相対化というシステムがそもそも前提の勧善懲悪が壊滅傾向なのでやりにくいという困った状況。

ロボットアニメが今まで確保していた、所謂厨2向け需要の衰退と、SFもどき需要の衰退と、ミリタリー需要やメカと美少女系の需要の変化
所謂厨2向け作品というのが衰退した理由、ガンダムに限って言えば一部のソシャゲが厨2需要を総取りしてしまった感があります。
ロボットアニメに見られるSFもどきは本家SF需要がすっかりなくなり、SF世代のクリエーターもすでに定年なので製作者サイドの需要も無くなってます。
ミリタリーっぽいロボットアニメ需要もガルパンや艦これみたいな感じで消化できる時代、またシンフォギアみたいな感じで美少女に装備盛ってけば割となんとか鳴ってしまうため、美少女系ロボットアニメも作らなくてもOKな時代に鳴っています。

一度高齢化したら厳しくなる理由
これは中々難しい、まず一度高齢化すると仮にキッズ若年層向けの新作が大ヒットしても、その後が続かないというパターンが多くなります。
既存作品の対象年齢、対象世代と新規のヒットの年齢世代の距離が離れすぎるためです。
私は詳細を知らず伝聞(ネット情報)でしか知らないのですが、SDブーム時代に中々キッズがリアルガンダムに来なくて困ったみたいな状態になります。
私もゲームキッズ時代にその状況を経験しているため、割と結構そういう状況が起こるのは経験済みです。


衰退したジャンルのその後
大体どのジャンルも衰退した後にいくつかの傾向が見えてきます。
1高齢者向けと割り切って高齢者向けに舵を切る
時代劇はこのパターンですね。ロボットアニメの場合高齢者向けシステムが確立されていませんからちょっと難しそう。

2海外需要で生き残る
SFや多くのゲームはこのパターン、ゲームなどは大半が今は海外需要が大きいです。
例外的にテイルズ、ドラクエは国内需要が大きいんですよね、なのでドラクエはともかくテイルズは厳しい。ロボットアニメの場合そもそも海外産のTFでしょうか。

3主要IPのみに収斂して生き残りを図る
特撮がこれですね、主要IPだけ生き残ったパターン。ロボットアニメの場合ガンダムでしょうか。

現状ロボットアニメは未だに不安定な状態になっていますので、どっちに転ぶかはさっぱりわかりません。

2019年11月25日

DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)

マーベラスから突然発表されたアーマードコア風ゲーム。元アーマードコアの関係者の佃という人物がPになっている。

何故か知らないがSwitchでの発表。

特徴として基本的にACであり、傭兵になって敵からドロップするパーツを装備しながらアーセナルと呼ばれるメカを組み立てていく内容。ただし予算の都合か足は二足のみで逆関節や多脚タイプはない。

シナリオはなんとなくPS2時代の和ゲーっぽい感じのなんとなくSFななんとなくよくわからないシナリオ。すでに荒廃した世界でイモータルと呼ばれる存在が跋扈しており、それを壁で封じ込め、その中で傭兵が戦っているという形の世界。外側のことは断片的にしか語られず、過去のことも曖昧なタイプ。
キャラ、シナリオ的にACとは別にガンダムなどを意識した部分も散見される、声優に古谷&池田が採用されているなど。

主人公はアバター式キャラメイク式。一部でクソコラ素材ことフラダリ作りが流行ったとか流行らなかったとか…実際に作れるから困る。

アイスクリームを食べると能力が上がるが、最後まで仕様が理解できなかった。

用語辞典とキャラ辞典とメカ辞典はなし、如何せんそういうのが活きそうなないようなのでほしかったなぁ…って思います。

登場メカ
アーセナルという組み換え式のメカ、本家ACと違い組み換え式だが一応純正の組み合わせはいくつか有る。

オルサ
初期型の貸与アーマー、見た目は割と普通。消費メモリが無に等しいが性能もお察し。

レギオン
ザ、量産型と行った感じのアーマー。

ゴリアテ
名前の通りの重装甲アーマー、レーザー防御に特化しすぎて実弾防御はないに等しい。

デュランダル
SHELLが好むアーマー。

ハルバート:グリーフ
大体グリーフの高性能アーセナル。

ロングソード
対バレットに対する防御力が圧倒的に高いがレーザーは紙。

オサフネ
軽量級の飛行用アーマー。

クサナギ
飛行性能が高い…を通り越して通常飛行性能がブースト性能より上がっている。

イモータル
敵のAI、具体的な事は何もわかっていないが、多くのAIを汚染して指揮下においている。

ガンフォート
巨大な多脚砲台。割とワンパターンなので対応はやりやすい。

ナイトメア
巨大輸送機、素早いので攻撃が当てにくい。

ヴォルト
巨大な龍のような姿のイモータル、攻撃性能が低めかつ遅いので攻撃が当てやすい。

ドレッドノート
巨大ドリル、地中に潜るのでめんどくさい。

リベリオン
巨大な人形イモータル。割とラスボスと同じ方法でゴリおせる。

ドミネーター:グリーフ
ラスボス、かなり苦戦するが実は近接武器4つ+装甲マシマシでゴリ押しできる。

キャラ
基本的に断片的な情報しか語られないので大半が詳細不明。また最終的にどうなったか合間なキャラもチラホラ居る状態。基本的にすべてのキャラは解放旅団と呼ばれる傭兵団体に所属している傭兵である。

ルーキー
無言系アバター主人公、ルーキーなのでルーキーと呼ばれている。

フォー
サポートAI、冗談を理解しない以外はかなり有能。色々隠されているっぽいが本編の描写だけだと曖昧。

バレットワークス
比較的普通の解放旅団。所属する傭兵は階級(序列を示すものでは有るが愛称的なものでもある)で呼び合う、団長は准将と呼ばれる名称不明の人物。劇中に搭乗する解放旅団の中では最も規模が大きい。

准将
バレットワークス団長、大ベテランの傭兵、本名不明で准将とだけ呼ばれている。過去は余り語られないが色々伝説が有るらしい。割と常識人。

クリムゾンロード
シャア大佐。バレットワークスに所属する凄腕の傭兵、すでに全盛期を過ぎており自分の衰えを痛感しており、より大きな力を求めている。それ故にグリーフの誘いに乗ってバレットワークスから離脱。

ペインキラー
中尉。見た目こそ派手だが寡黙、それ故か余り出番はない。

ビショップ
中尉。情報屋、飄々としており掴みどころがない。

ディアブロ
アムロ。少尉。クリムゾンロードとは因縁が有る。目の前で姉を殺された為にバレットワークスに入団、幼少期から所属していたため「坊や」と呼ばれる。

ドレイク
軍曹、名前とは裏腹に女性。かなり気象が荒く、好戦的、喧嘩も強い。最後はディアブロをかばって死亡。

ボーン・ボックス
伍長、スキンヘッド、出番少ない。

ファルコン
伍長、なにかインディアン風の人物、傭兵の中では比較的控えめ。

アーティスト
特技兵。名前のまんま。出番はそこそこだがよくしゃべる。

ジョニー・G
上等兵。有る意味一番のメインキャラ、何かとルーキーと絡む新人の傭兵。腕はあまり良くなく、装備も初期装備寄りでかなり貧弱。それ故に傭兵雇用コストは3000と最低ランク。

テラーズ
謎の解放旅団。

グリーフ
何やら暗躍しているテラーズの団長。不死隊の秘密を握っていたりエンブレスについてもなにか知っていたりする。

リグレット
グリーフとともに行動する謎の女。

グルーミー
ひげのおっさん。

SHELL
ヴァランタイン家という貴族出身のセイヴィアーが率いる貴族系解放旅団。

セイヴィアー
ヴァランタイン家の当主。何を考えているのかよくわからないが、家のことで色々会ったために家の存続には余り乗り気ではないらしい。

ナイト
ヴァランタイン家の執事、彼自信はアウターではなく薬物投与を行っている。ただし腕は良い。

ネメシス
セイヴィアーの姉、セイヴィアーを半ば操っているが、暴走気味でありセイヴィアーとしては余りよく思っていない模様。

ヘブン&アビス
セイヴィアーの妹、双子、それぞれ幼少期に人体実験が行われ、色々と人格が欠落している。

装甲の王冠(パンツァークラウン)
すべて女性で構成される旅団。

ガンズ・エンブレス
謎の人物…当人も自分の秘密を知りたがっている節が有る。後半に実際に存在した人物を元にしたAIであることが判明した。

ローズ・クイーン
殺害後血がバラのように飛びっているためにローズクイーン。エンブレスには因縁有り。

クラウン・プリンセス
記憶喪失の謎の少女、いまいち気が弱い感じだが戦闘慣れはしている。


鋼鉄の騎士(スティールナイツ)
両親を殺された兄弟が両親の敵を探すべく兄弟で運営する解放旅団。正義の味方として行動することで「目立つ」ことで敵に自分たちの存在をアピールしているらしい。

ソア
弟の方。実は旅団の戦闘以外のことは大体ソアが行っている。

デヴァ
兄の方。女好き。

西の七人(ウェストセブン)
受刑者からなる解放旅団。全員刑期があり、戦うことで刑期が減るらしいが詳細不明。初期は大量の死者をだしていたらしいが、現在は安定している。

リーパー
モヒカン隻眼の受刑者。見た目通りのおっさん。色々アレな団員をなんだかんだ率いている。実は子持ちであり、アウター症候群のせいで死にかかっており、子供の命と引き換えにテラーズについたことがあった。
ネームレス
何やら武人っぽい雰囲気。彼が投獄された理由としては防衛的な意味合いが強かった為かメンバーの中では比較的常識人っぽい。

ルージュ・シンデレラ
元暗殺者。自分の結婚式に集まった客を任務のために皆殺しにしたためにこの名前が付いたらしい。

ガルガンチュア
おっさん扱いだがまだ20代。かなりの巨漢だが、アウター能力のせいらしい。

レッドドッグ
スキンヘッド。いつも兄貴(クロンダイク)の言いなりであり、頭は悪い。クロンダイク死亡前に独り立ちしろと言われた。

クロンダイク
レッドドッグの兄、弟と違い天才らしく、その知能を使い「ゲーム」と言うなの犯罪行為に勤しむようになる。最後はゲームとして西の七人を裏切り死亡。

シヴ(アイル)
デブなおばちゃん。戦闘時以外は西の七人の中では比較的常識人っぽく、西の七人のヤバさを理解しているような発言をするが、実は二重人格であり、シヴの方が攻撃的な人格で、アイルがおとなしい性格、常識人っぽいときは多分アイル。

不死隊(イノセンス)
傭兵らしからなぬ綺麗所が多い旅団。謎が多く、特にやられてもすぐに復帰する為に本当に不死なのではないかと言われている。何かの人体実験の結果不死の力を限定的に得たことが劇中で示唆されている、ただしある建造物が存在しないと力を行使できないらしい。

ジャック
一応団長。至って普通に少年であり、余り傭兵っぽくない。この当たりが不死隊の特徴となっている。

クロウ
一応長男だが、ジャックに団長を譲っている。全体的に傭兵らしからぬ雰囲気の旅団にあって比較的それっぽい感じがある。

リジット
長女、苦労人。

ノーツ
交渉役として他の旅団にあたっていることが多い。

チル
末っ子の少女。旅団全体が全体的に白っぽい中クロウ共々褐色、色濃い目。基本的には楽天家、割とよくでてくる。

感想など
近年のロボゲーの中では珍しくオーソドックスかつしっかりした作り、迷ってるならロボゲー好きなら買っても問題はないと思います、一応ロボヲタ以前に元ゲーマーとしての意見です。マベということでの心配は余りないかと、移植とかは知りません。
これが発表された時、すでにACが行方不明になって久しかったことから当然ながらレイヴン、リンクス(作品内の用語を元にしたACファンの俗称)達からは反響はあった、しかしこれはマベから出ているためマベのゲームで行方不明のルンファクの狂信者の農奴である私は「マベから偽ACが出るんだからどこか偽ルンファクだして」って思ってたら数カ月後発表されて歓喜した思い出。ぶっちゃけこれを買ったのもこういうブログを書いている身というのもあったものの、ルンファクの前祝いも兼ねてたりする。



補足:Steam版は出るんじゃないか的なことを書いてたら、本当に出ました

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posted by 菌類 at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ
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