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2018年04月23日

その51 同部屋の奇妙な人たちB

P7150251.jpg

" 脳卒中系のブログや日記はとても真面目です。発症後からリハビリの様子
そしてその成果を見ることのできる本当に真摯なものが多いです
当たり前ですよね みな真剣ですもの!あたしも入院中は救われた一人ですしね
勿論、五年間のリハビリの様子をあたしも綴っていくのですが
現実は微妙です だからこそ少し恥ずかしい事や馬鹿なことも書いてみます
どんなふうに感じ どうなったのかを正直に書くこともアリだと思うからです "

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感想(24件)



四人部屋のそれぞれの人には
それぞれの壮大な人生があるのです
話をしたり お見舞いの人との会話で
その人生模様を垣間見ることも多いのです

あたしは五ヶ月間の滞在中に
何人もの同室さんと出会うことになります
その中でも特筆すべ人たちのお話です 

<恐怖の貞子じぃ>

何人目かの同室さんは「ピーナおやじ」
代わりに部屋に来ました

「ピーナおやじ」は少し前に
スッタモンダしたあげく転院していきました
転院先があたしの急性期病院だったことに
因縁を感しじました (笑)

新しいお向さんは80歳に近いであろう
じぃ様でした

小泉元総理のような風貌で
白髪のライオンヘアでした
ちょうどライオンじぃ様

は入院してベッドで説明を受けてるとこでした
あたしもリハから戻ったので
挨拶をしたのですが
無反応 (笑)

ここでは そんな事は
日常茶飯事なんで問題はありません
すでに耐性がついていました

驚いたのは看護師さんが説明してる最中に
いびきをかいて寝始めたことです

「こりゃぁ〜凄いじぃ様だ」

看護師A子ちゃん
「むーさん よろしくね
身体には大きな麻痺はないのだけど
高次脳機能障害と血管性認知症なの・・・」


あたし
「うん でもヨロシクって言われても
あたしゃ〜何もできんけどね」

「なるほど認知症かぁ こりゃ大変だ」

あたしは既に阿鼻叫喚食堂で認知症の事を
嫌って程 経験・理解させられていましたので・・・


ライオンじぃ様は昼間はほぼ寝て過ごしているようでした
身体的な麻痺が少なくてもベッドに寝てばかりでは
若い人だって体力は落ちます
ましてや御老体では尚更でしょう

時間になると療法士が迎えに来るのですが
ライオンじぃ様を起こしてリ八室に連行できるツワモノは
NH くまさん主任くらいであとはほぼ不可能!
眠りから起こすこともできないあんばいでした^^;

あたしがブログを始めた当初に声を
掛けて頂き勝手にブログ師匠と仰いでる 
みんつちさんもブログの中で
おじぃ&おばぁ問題を書いてます
どこでも同じようなもんなんですねぇ

まぁ この病気の施設では
血管性認知症はとても多く 
奇異な行動は慣れるしかないのです・・・

そんな意味で言えば耐性を持つことも
リハビリなのです!
精神修行なのです! ふぅぅ〜〜



ある日の夜中でした
たぶん午前二時ごろだったと思います
丑三つ時やん!
何かザワザワとする気配で
目が醒めました

寝ぼけた目で通路側のカーテンに目をやると
薄暗い中に何か人影のようなな
ものが うごめいています
既に心臓が激しく波打ってます
バクバクですがなぁ〜〜

その時!!床とカーテンの隙間から
この世のものとは思えない 
うめき声を発し
誰かが這い上がり
あたしの方に寄ってきます!!!

「ゾンビだぁ〜〜!!」
「貞子だぁ〜〜!!」

「うぅ〜〜〜うぅ〜〜〜」
「うぅ〜〜〜うぅ〜〜〜」

低い唸り声を上げて迫ってきます!!

「ななんだ!こここのやろうぅ〜〜〜!」

大声で怒鳴りナースコールのボタンを連打です!!!!

まさにこれ気の弱い人は見ないでね



ナースコールなんて
したこもないあたしの呼び出し
そして大絶叫です!!

即座に数人の宿直の療法士と看護師が
飛んできました 
繰返しますが即座にです!!(笑)

そして小さな叫び声を上げたのを
あたしは聞き逃しませんでした

床にはうなり声を上げしゃがみこむ
着物姿のご老人が懐中電灯の先に
映し出されているのです!
そりゃ〜無理もありません

あたしも自分の非麻痺手の
右手がワナワナ震えていました

また頭の血管が切れてもおかしくないがな!

犯人は(笑)言わずと知れたライオンじぃ様でした

後にトイレをして自分のベッドが
わからないようになったとのことでした

翌日にはほぼ病院中のスタッフがこの事をしっており

「むーさん 大変でしたねぇ〜」

と笑いを堪えながら挨拶されました おいおい (苦笑)

その日の午後にライオンじぃ様改め貞子じぃは
スタッフルーム横のベッドに柵がついた部屋に
引越しなさいました
数日だけの同部屋さんでしたーー

漫画のような話ですが
全て恐ろしい真実です・・・・・

病院であり脳の病気ですから 
その後も病棟徘徊はありました
でも ここまでの恐怖は
無かったようです


本人が悪いわけじゃありません
病気の副産物です 仕方がないのです




でも 夜の病院には
あなたの知らない
世界があるのです・・・・・



まだまだ続きます








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