むーさんの負けてたまるか

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まだ復活ではありませんが

仲間の熱い想いが歌が

奇跡を起こしました

この文書を書いている今も

嬉しくて涙が止まりません

そのお話をさせて頂きたい

元気になったあの子が

自分が少しお休みしている間に

いったい何があったかを

知るためにもーーー

今までも何度か書いてきましたが

あたしにはこの世界で知り合った

娘のような子がいます

いや娘そのものです

その子は今から5年前

朝、目覚めると

とんでもない痛みに

全身を襲われ

緊急搬送されました

その子の病気は

超重度の腰椎側湾症でした

その痛みは日を追うごとに強くなり

痛みを和らげるブロック注射は

毎日10箇所に及ぶこともザラでした

時には頭の近くの首に

打つこともありました

その痛みは凄まじく

一人で立ったり

歩くことは当然不可能で

ベッドの中が居場所でした

やがてその痛みは心も蝕み

ある時から全く別の

本人が知ることのない

人格が現れだしました

3年に及ぶわたしとその子の関係で

何度も現れあたしを攻撃し

責めるような言葉は

幾度もありました

最初は驚きましたが

やがてそれが解離性人格障害だと

気づきました

多重人格の出現です

現在も心療内科に通い続けています

そしてその痛みはあの子を

自死へと向かわせました

幸いにも発見が早く

一命はとりとめましたが

その痛みは

尚もその子を襲い続け

あたしに泣きながら

むーさん！もう終わりにしたい

終わらせる！と何度も言いました

そのたび話をして

落ち着かせてきました

誰も知らない

二人だけの秘密です

5/9夜

その痛みは今までと違う

箇所を襲いました

5/10お昼頃

あの子は意識を失い

緊急搬送されました

毎日連絡をくれたあの子から

2日経っても何も連絡もなく

何かおかしいと

思い始めた３日目の朝

あの子のお母さんから

娘が倒れ全く意識が無く

なんの反応も無いと

知らせがきました

あたしに何ができるのか？

何をしてやれるのか？

同郷の友人が総合病院の

理事長をしており

すぐに相談しました

「一概には言えないが

脳に損傷が無いなら

その子のよく知ってる人の声や

好きな歌などを聞かせてみる事は

目覚めるきっかけになるかもしれない

そして女性の周波数の高い声は

効果が高いかもしれない

ただし聴かせ続けたり

何度も聞かせる事は

避けるべきだ」

あたしがいつも話している

かおりんの部屋の別室で

ライングループ陽だまりの

仲間に皆んなの声を

あの子に届けたい

ボイスメッセージでエールを

送って欲しいと

助けを頼みました

耳は

魂は

きっと生きてる

その声はあの子に届く！

絶対に気づくと

あたしは信じてました

あの子のお母さんは

とても丁寧の方で

その声一人ひとりに

お礼を書かれました

朋友があたしに言いました

「これじゃ共倒れになる

皆んなに言ってくれ！」

その通りです

その後は一度あたしが声をあずかり

かおりんと相談して

送るタイミングや内容を決め

送りました

かおりんは当初から

強い意志であたしに

「私も手伝うからね！」

あたしは嬉しくて

胸が熱くなりました

こうして戦うあの子に

あたしたちも参戦し

皆んなの魂の言葉を

代表であたしが打ち出し

お母さんにあの子の耳元で

聴かせました

毎日毎日

朝から晩まで

かおりんとあたしは信じ続け

仲間も自分の都合をさておいて

あたしに魂の言葉をくれました

3日たち

4日たち

同郷の友人は

「何とも言えないが

嫌な言い方をすれば

今目覚める時もあるし

１年後もある

きっかけをあたえるしかない・・・」

それはあたしも

かおりんも薄々感じていました

そんな5日目の朝

あたしたちの送った

ボイスメッセージの一人に

彼女の指が反応しました

僅かな反応でしたが

お母さんはすぐに

知らせてくれました

陽だまりの仲間にも

知らせました

奇跡の始まりです

あの子の心に

皆の想いが通じた！

みんつちさんは言います

「奇蹟は起こるものじゃない

自らの手で

起こすものなのだ」

まさにそれを証明している

皆んなの想いと行動でした

ですが意識がもどった

わけじゃありませんでした

5/16

かおりんの血圧が急上昇し

緊急搬送されました

たぶん4日あまり

仕事も家事も

睡眠さえまともに

取っていないうえに

激しい心労が

重なったのでしょう

あたしの責任です

でもかおりんは

平気だと言いながら

夜中に帰ってきました

平気なわけありません・・・

自分を捨ててまで

誰かのために

何かをすることを選ぶ人

だから彼女の歌声には

命が宿るのです

あたしの母を呼び戻した

奇蹟のように

翌日から

また仲間の皆んなと

あの子への

エールが始まりました

そして5/19

その日のかおりんの

部屋の配信は

あの子への

応援番組でした

コメントもあの子への

エールで溢れました

放送の中であの子が

かおりんにリクエストした

勇気100％が流れたとき

あたしは何故かいきなり

号泣してしまいました

そしてあたしの故郷富山の

こきりこ節が流れると

もう前すら見えない状態でした

放送のアーカイブにも残っています

そして5/20お昼頃

お母さんから

メッセージが来ました

「むーさんにあの子の事

お伝えするの躊躇していました

昨夜から悩んでいました

昨夜かおりんのお部屋の中で

勇気100％が流れている時

静かに目を開けました

ぼーっとした顔でした

歌が終わったら

目を閉じました

そして

こきりこ節が流れたら

またゆっくり目を開けました

そして

かおりん様の話し

○○ちゃんと呼び掛けを

聞いているのか

じーっと目を開けたままでした

かおりんのお部屋が終わったら

また目を閉じました

少したって名前を呼ぶと

静かに呼んだら

目を開けました

そしてぼーっとして

目を閉じました

今朝、○○ちゃんと呼んだら

目を開けました

そして、すぐ目を閉じました

そのまま眠っています

そんな感じです

すみません

またご迷惑をお掛けするかと

悩んでいました

ごめんなさい

m(_ _)m　母　」

ついにこの日が来ました

来てくれました

感情失禁のあたしは

涙腺崩壊で立っていることすらできず

嬉し泣きをしました

仲間に知らせると

我が子の事のように

喜んでくれました

最初に話した

桜子さんとかおりんも

あたしと同じだったと想います

何が奇蹟かそれは

個々が判断する事であり

定義なんてありません

あたしは今回の一連の

想いと行動は

陽だまりの仲間が

心ひとつとなり

さざれ石の小石が

巌いわおになれた

奇蹟の11日間

だったと思います

そして

たった一曲の歌が

命の歌になることが

あるんです

　人の想いとは

なんと強く優しいものか

まさに百忍通意

多くを耐え忍び

想い祈り念じれば

その想いは

必ず通じる

あたしは今回のことで

多くを学び

人生の何たるかを

知った気がします

まだあの子は

起き上がることも

普通に話すことも

できません

ですが

あの子の新しい

人生のステージは

始まったのです

いつかこれを読んで

人の想いの暖かさを

知ってほしい

あの子のご家族

我妻、桜子さん

魂友かおりん

そして陽だまりの

多くの仲間たち

あたしの会社の

スタッフの皆んな

あの子は

帰ってきたよ

本当に

ありがとう

ありがとう

ありがとう

まだまだ続きます

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むーさん 写真の館

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