話しているときその人の脳では、「今話している言葉の主語はだれで、誰に向けられているのか」理解しようとするそうだ。
ところが主語を理解している部分としていない部分があり、その話、人に向けた悪口でも「自分が攻撃されている」と思ってしまうことがあるそうで、人の悪口を言っているはずなのに自分が責められているような気持になってしまうということだ。
そのことで、脳内ではストレスホルモンのコルチゾールが大量に放出されます。
悪口を言っていると、自分の耳にそれが入って、主語が認識できない脳は自分自身に悪口を言っていると勘違いして気分が悪くなりストレスが発生する。
悪口は脳を攻撃し、それが続くと巨大なストレスとなり、脳を衰えさせ最終的には老化を促進してしまうというのだ。
でもグチはこぼしたいもの、気心の知れた人と楽しむ程度の宇口ならストレス発散になるかもしれません。でも自分や周りの人まで不安にさせるような愚痴は良くないですよね。悪口ばかり言ってため息をついていると思考回路もどんどんマイナスになってしまうらしい。
愚痴は「話した後はすっきりしよう」と目的意識をもって愚痴を聞いてもらうといいらしい。
そしてスッキリしたら、感謝の気持ち、「聞いてくれてありがとう」と。
すると相手も「役に立ってよかった」と気分もよくなるプラスの連鎖が期待できるというのだ。
主語を脳は聞き落して、自分のことと思って不機嫌になる、なんていうのは面白い。
自己暗示もこの文脈からプラスの効果があるってことがわかる。
自分が言っているのに、よその人から褒められたように思ったり、励まされたと思ったりと。
なんか、独り言でプラス思考のことをしゃべっていたらすごく脳にいいってことか?
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