別に特に1分という時間にこだわっている話ではない。
短文集なので1分で読めるという意味である。
内容は主婦向けの本。男性向けではない。
「子供のせいで何にもできないわ」「あなたのためにお母さんは好きなこともしていないの」と言ってしまうことがないでしょうか?
何かができないのは、夫やこどものせいではないはずです。あなたの何かしようとする姿勢が弱いか、自分自身の集中力の不足のためなのです。
ということで、解決策は、
子供に、「ちょっとお母さんは本を読みたいから」と言ってみたでしょうか?
というような感じで、誰かのせいを子供のせいにしない、もともと自分のせいだが、自分でなにもかもやろうとかしないで、どうしてもやりたいことはやるもんだ、だから焦る必要はないというようなすすめである。
また、
いらいらした時には、「私は子供や夫を思い通りにしようとしているのではないかしら」と振り返ってみてはどうでしょう。
と進める。
その通りだろうなと思う。
束縛というような表現がされる根っこにはそうした部分を広く主婦が持っているということなのだろう。
女性の作だけあってわかりやすく説得力がある。
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・人からありがとう、と言われるために人の世話をしない
・感謝されたり「いい母親」と言われなくてもよいという心で人を世話する
・自分の満足のために子供に干渉しすぎない
・「あなたのため」というのは難しい言葉。本当に子供のためを思ってのこともあるが、多くは「そうした方がお母さんのため」
・成人してから「自分は子供のころから体が弱くて無理できない」という健康な人々の多くは、子供のころ「この子は体が弱くて」と言われ続けていた人が多い
・夫や子供がえらくなると自分までえらくなると、夫や子供と自分を同一化する人は、たとえば「大学教授夫人」などと呼ばれるのを喜ぶような人なのです
・子供に「勉強しなさい」とはっぱをかけるならその前にあなた自身が自分のテーマを見つけて学ぶ姿勢を見せることが大切。「私は家事をしているのだから、子供は勉強するのが義務」という論理は子供にはわかりません。
・今、テレビで人が意見を話している途中にどんどんさえぎってしゃべったり、相手を否定するシーンを見かけます。それを議論と称しているのは誤りです。テレビの偽討論の方式を、家の中には持ち込まないことが大切です。
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