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2019年06月20日

『年金を払うことは約束したけど、その約束を守るとは約束していない』

老後に年金が2,000万円足りなくなるだろうと揺れている。

多くの国民は約束が違うじゃないかと憤っている。




とはいえ、この問題は国家をみる時は性善説ではなくて、性悪説でみると腑に落ちる。

もともと国家権力は横暴だ。それゆえ憲法があり権力を縛る。

性悪説で年金問題を語れば『年金を払うことは約束したけど、その約束を守るとは約束していない』という論理だ。




とはいえ、なぜこのタイミングで年金問題がクローズアップされたのだろうか?

一つの仮説として、国民に恐怖を抱かせることが考えられる。何のために?

それは少額投資非課税制度(通称NISA)を普及させるためだ。



この制度は投資の時に税金が掛からなくなるという制度で、金融庁主導で国内の投資を促進させようという意図があった。しかし、アベノミクスの肝いりで鳴り物入りで始まったこの制度は、今のところ活況を呈しているとは言えない。これに対して再び火を付けようという裏の意図があるように思われる。


年金が将来2,000万円足りなくなると金融庁に公にされることで国民の不安は高まる。これは精神的な安定(ゲシュタルト)が崩れることを意味する。人間はこの安定が崩れると、とっさに安定に戻そうとする本能が働く。



この時に、『でも代替案として投資を活性化すれば、年金も埋め合わせできる』という情報を投げ込めば、人の認知は、これを自身の新しい認識として取り込む。まさに溺れる者は藁をも掴むだ。



今のところ年金問題に関してデモや国会での論争だけが取りざたされてNISAに関する情報はまだ出ていない。しかし、デモをしても効果がない、国会は空回りだという諦め感が国民の間に漂った頃に、現政権であろうが、新政権であろが、突如としいて再びNISAがクローズアップされる公算は高いと予想する。



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