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2019年11月04日

いわゆる旭日旗問題

日韓関係で火種となっているのは旭日旗問題だ。

旭日旗とは日の出国として、太陽の威光を描いた旗である。


かつては海軍の軍艦旗や陸軍の連隊旗に使用されてきた。もっとも今でも事実上の海軍である海上自衛隊の自衛艦旗として公的に使用されている。


このように旭日旗といえば、軍のことばかりを連想しがちであるが、民間でも使用されてきた。



旭日旗.JPG

※2016年9月 境港に入港中の砕氷艦『しらせ』飛行甲板より筆者撮影




筆者の身近な経験を紐解いてみれば、漁船の大量旗に旭日は描かれていた。

余談になるが、今でも筆者の地元の盆明けの漁解禁日には漁船団が軍艦行進曲を奏でて港を後にするのが恒例の行事となっている。その漁船も船体が軍艦色に近く、外国の人が見たらさしずめ海上民兵だと勘違いするかもしれない……。



旭日旗に批判的な新聞社の社旗も、なぜか旭日旗である……。この辺はどんな意図があるのかよく理解できない。


大漁旗や某新聞社旗は、太陽から連想されるめでたさやハレを意識しているのかもしれない。


さらには、今ではあまり見ないけれど暴走族が使用していた。カッコよく見えたのかもしれない・・・。



旭日旗の意匠は,日章旗同様,太陽をかたどっている。 この意匠は,日本国内で長い間広く使用されている。 今日でも,旭日旗の意匠は,大漁旗や出産,節句の祝い など,日常生活の様々な場面で使われている。
外務省HPより引用




しかしながら、この旭日旗の仕様に対して隣国から、使用を差し控えるようにというクレームが来ているようだ。近年ということがポイントだ。



事の発端は、2011年1月25日、サッカーアジア杯準決勝の日韓戦で旭日旗が掲揚されていたのを目撃した韓国のサッカー選手が、日本陣営に対して『猿真似』をしたことが物議を醸しだした時から、大きく取り扱われるようになった。それ以前は、取り立てて問題視されることはなかった。



筆者の記憶にある限り、1998年の韓国における国際観艦式に際して、参加した海上自衛隊護衛艦が入港した際に、『旭日旗を掲げた日本の軍艦が約半世紀ぶりに韓国に入った』という見出しが雑誌に載っていたのを鮮明に覚えている。この時、旭日旗に対してのネガティブキャンペーンはなかった。というか、この当時の日本の空気は今と違って、メディアで自衛隊が目立つことはなかった。




筆者自身の経験でも、2006-2008年まで呉の港で働いていた。知っている人は、知っていると思うが日本の軍港である。もちろん周囲は旭日旗だらけだった。



とはいえ、呉は造船でも有名な街で、たとえば、大きな船をつくる際に、部品となるプロペラや扉カバーなどは、韓国から韓国籍の船で、韓国人船員によって旭日旗が掲げられた自衛艦の合間を縫って普通に輸送されてきていた。これがいつもの光景であった。



ところが、先に書いたように2011年頃より、風向きが変わってきた。この頃より、韓国サイドは旭日旗を戦犯旗として、ナチスのハーケンクロイツ(鍵十字)と同じようなシンボルだと喧伝しだした。この意図は大日本帝国の存在はナチスドイツと同じであったと見なすためにある。
※ナチスとはアーリア人優越主義という荒唐無稽な神話に基づいた、民族差別主義である。よく勘違いされるがこれはファシズムではない。この点についたは、また機会があれば解説する




韓国サイドの意図としては、日本はナチスドイツと同じ戦争犯罪国家であり、今もそれに変わりがないというストーリーを構築することだ。国際社会における、前後の日本が築いてきた平和国家というイメージ書き換えることにあると推測する。こうすることで、敗戦国日本に対して、戦勝国韓国としては永久的に有利な位置にいたいのだろう。


しかしながら、日本は韓国と戦争をしていない。当時の亡命韓国政府は連合国側から戦勝国としては認められていない。とはいえ、このあたりも後世に韓国は戦勝国であったと情報の書き換えの意図があるのだろう。



日本国家としては、この隣国からのクレームや意図に対して、今後、どのように対処していくのか、その力量が問われるところだ。


なお、筆者の予想する今後のシナリオとしては、次は万歳に対してクレームを言ってくるのではないかと推測する。
posted by 斎藤貴志 at 14:53| コーチング
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