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2019年12月22日

いわゆる伊藤詩織さんの事件に関して

事件概要

2015年4月、フリージャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS社員の山口敬太之氏から性的暴行を受けたとされる事件。山口氏は当時、TBSのワシントン支局長の要職にあり、米国にて、伊藤さんと知り合ったと報道されている。


伊藤さんはジャーナリスト志望であり、山口氏が一時帰国したおり、就職相談という名目で、都内の焼き鳥屋、寿司屋にて会食したが、伊藤さんは酩酊状態に陥った。山口氏は、伊藤さんをタクシーにて自宅に送り返すはずが、伊藤さんがタクシー内で嘔吐したために、急遽自身の宿泊先であるシェトラン都ホテルに連れ帰ったとされる。伊藤さんは宿泊時に、性的暴行を受けたと刑事事件として告発した。



伊藤さんは刑事事件として告発、『準強姦罪』として捜査をするも、2017年に東京地裁は嫌疑不十分として不起訴処分を下した。伊藤さんは、その判断を不服として検察審査会に審査を申したてたが、不起訴相当と議決した。



その後、2019年の12月の民事裁判において、伊藤さんは、山口氏に対して損害賠償を求めた。結果は、伊藤さんの勝訴、東京地裁は18日、「酩酊(めいてい)状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」として、山口氏に対して330万円の損害賠償支払いを命じた。一方の山口氏は、判決を不服として争う姿勢をみせている。



また本件は日本国内のみならず、諸外国からも強い関心を持って注目を浴びた。
https://bbc.in/2EC6aRM 英国BBC
https://cnn.it/35KIkiC  米国CNN
https://bit.ly/2Q5Qv2u  カタール アルジャジーラ



伊藤さんが事件に関して出版した著書は外国でも翻訳され、Me Too運動のシンボルとなった。Me Tooとは『私もセクハラや性的暴行を受けた』と被害を告発していく運動のことである。



なお、事件当初、伊藤さんの告発を受けて、警察は捜査を開始。準強姦罪が適応されて、山口氏は出張先のベルリンから帰国の途、成田空港にて逮捕される段取りだったが、直前になって上層部からの介入により、逮捕は取りやめとなった。なお、山口氏は、安倍総理ともコネクションがあり、逮捕中止に関して、官邸からの指示、もしくは官邸に対する警察からの忖度があったものと噂されている。
https://bit.ly/2sdPe18 デイリー新潮





1-1

本件は、どちらか一方が、嘘をついていると疑われている。一般的な見解では、どちらか一方の主張が正しくて、もう一方は虚偽の主張をしていると解されるだろう。それゆえ、裁判でも『どちらの主張が正しいのか?』を争っている。


山口氏と伊藤さんを運んだタクシー運転手の供述や、ホテルのドアマンからの新証言も出始めている。



しかしながら、筆者は、両者とも、それぞれにとって、事実を語っていると推測する。
その理由は、人の世界は、人の数だけ存在するからだ。つまり、この記事を書いている筆者と、読者の一人一人は、別個の心の認知モデル(内部表現)を持っているからだ。





1-2
人の世界は、人の世界だけ存在するが、ではその世界は全く関連がないかと言えば、そうではない。確かに、個人の心の世界は違うが、たとえば、本件で問題となっている食事や性交渉では、その臨場感を共有(一緒に食事を取っている、セックスをしている)という臨場感は共有される。





1-3

この臨場感をつなぐ鍵となるのが変性意識(Altered State Consciousness:ASC)だ。変性意識とは文字通り、意識が変性した状態のことだ。意識が変性とは、目の前の物理的現実世界を認識するのではなく、それよりも抽象度の高い情報空間に臨場感を覚えている状態のことだ。



ということは、我々は普段から変性意識の状態にあることを意味する。なぜならば、我々は世界をありのままに認識しているのではなく、必ず言葉を介して、そして言葉により想起された概念に沿って世界を認識しているためだ。なので、我々が言葉を使う限り、変性意識から逃れることは不可能ということになる。また、より変性意識が深くなった状態をトランスと呼ぶ。たとえば、酒に酔ったり、瞑想したり、空想の世界に没頭したり、音楽を聴いて悦に入ったりしている状態はトランス状態だ。換言すれば、我々、人間は常に変性意識の空間に置かれており、それが深いか浅いのかの世界に生きているということを意味する。





1-4

以上を踏まえて、本件と変性意識との間に、どのようなつながりがあるのだろうか?
注目したいのは、伊藤さんが泥酔していたとされる状態だ。泥酔とはトランスの典型で、意識により理性や判断ではなく、無意識が優位になった状態だ。実は、人間はトランス状態に陥ると洗脳や催眠に掛かりやすく、他人の言うことを素直に信じやすい状態に陥る。




山口氏は同意のうえで、性交渉を持ったと主張している。
トランス状態であれば、催眠状態ゆえに、素直に言うことを従いやすくなる。また、当時の社会的な立ち位置を鑑みると山口氏はTBSのワシントン支局長であり、伊藤さんはフリーのジャーナリストという立場にあった。また、状況を鑑みると、就職の相談ということであり、山口氏の方が心理的に空間を支配する側に立つ。


一般的には、知られていないが、空間を支配すると、その空間を共有する人の無意識に影響を与えたり、時には無意識を書き換えたりすることが可能となる。無意識を書き換えるとは、最初、相手がAを選ぼうとする判断を、Bを選ぶという判断に変えてしまうことである。



空間を支配する者が、自分が望む状況を強烈にイメージする、言い換えれば、支配者がつくりたい臨場感を強めてしまえば、その情報が被支配者の無意識に刷り込まれて、そのイメージ通りの展開にしようと行動してしまう。


これは、古来より武道において、いわゆる気として用いられてきた。


これを応用すれば、タクシーで自宅に帰りたいとう伊藤さんの判断を、ホテルに向かうという判断に書き換えることも可能である。



1-5
もっとも山口氏は意図的ではなかっただろうが、偶然にでもこのような状況がつくられてしまえば、伊藤さんの無意識が反応して『うん』と同意、もしくは、そのように見受けられる行動を取ってしまう。いうならば催眠状態である。



催眠下において、ある働きかけをすることによって、伊藤さんの抵抗を受けずに、裸にしてしまうも可能だ。山口氏は、そのまま流れで、性交に及んだものと推測する。
このような観点に立てば、山口氏にしてみれば『同意はした。話が違う』ということになる。



1-6

一方で、伊藤さんの側からすれば、自身はトランスによる催眠下にあり、意識が変性した状態だ。また無意識が優位な状態にある。



繰り返しとなるが、相手(山口氏)の一存で自分がジャーナリストとしてTBSに就職できるのか否かの場面だ。空間の被支配差であり、伊藤さんは無意識で、山口氏に従いやすくなってしまう。



とはいえ、催眠はより深い変性意識を用いれば解ける。 性交渉はより深い変性意識をつくりだし、結果として、伊藤さんに掛けられた催眠は解けた。もしくは、性交渉を拒否したいという、深い無意識の部分が反応して、意識を回復させたものと考察する。
※この催眠状態では、無意識の深いところまでは書き換えられなかった。むろん、それが催眠であり、一方で、解けない催眠が洗脳だ



意識がないまま、伊藤さんとしては同意がないままにホテルに付け込まれて、行為の最中に意識が回復すれば、大きく驚くに違いない。同然、性的暴行を受けたと状況を解釈するだろう。




1-7
伊藤さんは、山口氏にレイプドラッグを盛られたと主張しているが、その真相は定かではない。ただ、アルコール度が高い順番から酒を飲ませて、トドメにビールを飲ませれば、大概の人は潰れる。これは筆者の経験からも間違いない。





1-8

以上のように、変性意識という鍵を用いれば、本件の謎が詳らかになる。



とはいえ、やはり女性を酒に酔わせて、いくら介抱という理由であれ、ホテルに連れ込んだ時点で、山口氏はその責めを免れることは難しい。
posted by 斎藤貴志 at 17:23| コーチング
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