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2020年03月20日

中国共産党の『新型コロナウイルスプロパガンダ』を斬る!

事実関係
新型コロナウイルスに関して中国共産党政府によるプロパガンダが勢いを増している。悪いのは中国ではなく、ウイルスを止められない欧米、そして日本だということだ。最近はウイルス自体も米国CIAが極秘裏に武漢でばらまいたと主張するようにもなった。


新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、中国の世論がめまぐるしく変化している。当初は地方政府の不手際を指摘する声もあったが、最近は対策の有効性を礼讃する書き込みが急増している。中国はネット世論を誘導しているといわれてきた。今回もそうした力が働いているのだろうか。

『私たちはびくびくせず、えらそうにもせず、マスクをつけたまま世界に向けて頭を下げ、『申し訳ない。ご迷惑をけた』と言うべきではないか。中国中央テレビ局などの番組司会者として知られる邱孟煌氏が2月20日、中国のSNS』(交流サイト)でこうつぶやいた。すると、中国国内で激しい反発が起こり、きゅう氏のコメントは削除された。
ネットに残された声をのぞくと、「我々は国を傾けるほど力を尽くして封じ込めに努力した」「あなたは誰を代表しているのか」「あなたが中国人民に謝れ」などと過激な言葉が並んでいた。

2月中旬まではウイルスの危険性を最初に訴えて亡くなった医師を称賛したり、地方政府の不手際を指摘したりする書き込みも少なくなかった。日本で新型コロナウイルスの発症者が出ると、「日本に申し訳ない」「こんなときに旅行に行くべきではない」など、他国の感染者を気遣う声がたくさん書き込まれた。

 ところが、二月中旬を境に、ウイルスの世界的な流行について、中国だけが責任を負うべきではないといった意見が出始めた。当初、武漢や中国主要都市の状況を伝えていたニュースサイトも、日本、韓国、イタリアなど海外の事例を伝える記事を目立たせる。感染拡大は諸外国の失敗という意識が強まったようだ。

 こうしたなかで、人民日賦系の有力紙「環球時報」は2月25日の社説で、日韓などを念頭に「いくつかの国はウイルスを輸出するリスクが中国を大きく上回る」と指摘、国家総動員体制で封じ込めに動くように求めた。

呼応するようにネットでは「宿題を書き写せていない」といった表現が注目キーワードに浮上。厳格な都市封鎖や移動制限などの中国の封じ込め策という好例がありながら、日韓はそれらを踏襲できず失敗したという意味だ。

 賛否両論があるが、ここまでは納得のできる部分もあろう。だが最近はさらに進み、共産党体制を礼讃する書き込みが急増している。「中国には強力な組織、動員力、執行能力がある」「(武漢のように)10日間で病院を建てられるのは中国だけ」「米国に中国のような感染拡大防止策はできない」といった内容だ。

中国には中国政府の意向を受けてネットにコメントを書く「五毛党」と呼ばれる書き込み部隊があるといわれてきた。かつて一件あたりの書き込みで5毛=0.5元(約8円)が支払われ、この名前が付いたという。

中国のネット世論を毎日みているとわかるが、政治情勢の変化に合わせて中国のネット世論は変化する。2019年の春ごろから日本に好意的なコメントが増え始め、習近平(シージンピン)国家主席の来日ムードも高まった。この一か月の書き込みからも、中国共産党指導部の意図らしきものが浮かび上がる。

最初は人々の反発をかわすため、対策の不手際をそれとなく認め、許容できる範囲でネット民に不満や批判を書き込ませた。次の段階では外国へのコメントで視線を国外へ向に向けさせた。2月下旬からは対策が遅れる諸外国に比べ、中国の体制がいかに優れているか誇示する意見を目立たせた。

新型コロナの災禍にあって、政治権力の維持を狙う習指導部のしたたかさがほの見えてくる。中国社会は落ち着きを取り戻しつつあるが、この先もあまりにタイミングが良すぎるコメントには注意が必要だろう。ただ、作為が疑われるコメントに交じって「日本がんばれ」「韓国がんばれ」といったコメントもなお多数書き込まれているも付け加えておきたい。

日本経済新聞3月7日朝刊




1-1
中国共産党によるプロパガンダ工作が勢いづいてきた。プロパガンダとは相手を洗脳することである。相手が白と認識していた事象を黒に書き換え、その逆もまたしかりだ。


今回の洗脳技術には「フレームの中断」という技術が使われている。フレームとは認識の枠組みのことであり、人はフレームによって無意識のうちに行動する。


たとえば、相手が握手をしようと、手を差し向けてきたときに、当方も「握手をせねば」と慌てて手を差し出す。我々は握手をするという文化をもっており、その握手という行動そのものが(握手)フレームだ。


フレームは一度動き出したら止めることは難しい。つまり、相手が握手をする手を差し伸べてくれば、当方も「あっ、握手をしなければ」と手が動いて、かつそれを止めることができない。

握手という行為そのものが終わると、フレームは解除される。



1-2
本件に関しては、コロナウイルスの患者数が増加よりも低下したころに目立ってきた。コロナウイルスが増加傾向にある時は、中国人民は習政権を批判するというフレームが働いていた。


中国人民は、「歴代の皇帝は天に選ばれたので権力をもつことが許される」という神話を共有している。現代版の皇帝が中国共産党の習近平主席である。とはいえ、一たび天変地異などが起きれば、それは天に見放された、つまり皇帝は正当な支配権力をはく奪されたという意味である。


ゆえに、今回のコロナウイルスが蔓延する状況は、習近平が天に見放されたのであって、したがって、人民は指導者を攻撃しても良いというフレームが発動したものと分析する。ウイルスの蔓延と政権批判はワンセットである。


1-3
逆にいえば、上記の新聞報道にあるコロナウイルスを警告した医師は「国難を乗り越えるための英雄だ」というフレームが発動した。おそらくは人民が記憶する過去の歴史上の英雄にその姿を重ねたのだろう。



1-4
しかしながら、新聞報道にあるとおり2月中旬より形成が変わった。これはコロナウイルスの増加が目にみえる数字で少なくなった時期と重なる。この意味は「習近平は天に見放された人物だというフレーム」が終了したことを意味する。批判が止んだということがそれを如実に物語っている。



1-5
またフレームが止んだ要因として、コロナウイルスの発信源とされる武漢が封鎖されたことも考えられる。これは人の移動が制限さることはもとより、武漢から発信される情報も制限されるということも意味する。

もっともSNSでも惨状は伝わるのであろうが、やはり人対人の間で交わされる情報が遮断されたことも大きいだろう。それにSNSで政権に不都合な情報を流す人物であれば、地域が封鎖されたという点を活かして存在を消してしまうということも可能性はありうる。情報源そのものを消してしまうのだ。



1-6
上で説明した方法は「フレームの中断」だ。

フレームの中断とは、握手の例で説明すると、仕掛ける側が握手をしようと手を差し出したとたんに手を引っ込める。そうすると、相手側は「えっ」という意識が飛んだような状態になる。

この時に、仕掛ける側が「私に一票入れてください」という暗示を掛けて、そのまま握手を続行する。そうすると相手は暗示の存在に気がつかずに、仕掛ける側の言葉やしてほしい行動(投票)を簡単に受け入れてしまう。簡単というところがミソだ。これは術者が自分の利益のために、任意のフレームを選ばせたということであり、これを洗脳という。



武漢を封鎖することで、人民にとっては、それまで武漢発の噂による生のニュースが遮断された。これがフレームの中断を呼んだのだ。この時に政権としては自分たちに都合の良い情報を選ばせればよい。「中国はよくやっている、それに比べて、諸外国はなっていない」という情報を投げかければ、握手のときと同じく、人民のフレームに簡単に取り込まれる。



1-7
上記を別で説明すると「情報の遮断&書き換え」と言い表せられる。情報の遮断とは文字通り、流動的な情報をストップさせることである。

情報をストップされると、情報の受け手(この場合は中国人民)の心の中に空白地帯がうまれる。武漢の封鎖がまさにそれである。空白地帯に新しい情報が投げ込まれると、それを受け入れやすい。


たとえば、日本ではオウム真理教のテロ事件の後に前世や超常現象をとりあつかうオカルト番組は一掃された。お茶の間からオカルト臭のする番組は駆逐されたのだ。これは日本国民のオカルトの情報が空白になったことを意味する。


しかしながら、オウム事件から約10年後にオカルト番組が隆盛を極めることとなった。これは日本国民の対オカルトに関する警戒心が空白にされ、そこに新たなオカルト情報が書き込まれたということだ。

またブラック企業も同様の手口をもちいている。就社前に行う合宿や儀式などにおいて、それまで信念を壊して空白にする。その際に。企業に都合の良い価値観を埋め込めば一丁あがりである。すると、洗脳された側が、翌年は自分が洗脳する側になるのだ。



1-8
中国人民の習近平政権に対する批判はネガティブラポールによるものだろう。ネガティブラポールは陰性転移といって、子どもの親に対する好意(ラポール)が反転して、憎しみとなって表れる現象のことだ。


中国人民は情報統制や強権的な国家権力によって、暗に恐怖によってコントロールされている。こういった状況下では人間は権力者に対して、過剰なまでに好意的に振る舞う。それは、『もし逆らったら殺される』という生命の危機に対しての反応だ。これをハイパーラポールという。


とはいえ、このハイパーラポールも長くは続かない、時間が経てば、強度の低いラポールへと成り下がっていくものだ。このハイパーラポールからラポールへと強度が低下する際に、ネガティブラポールが生じてしまうことがある。


ウイルスが流行る前に中国人民は、日ごろ抑圧された環境下ゆえに、政権に対してハイパーラポールが生じていた。しかし、ウイルスの蔓延によってこのハイパーラポールが低下して、ネガティブラポールが生じてきたものと分析する。


1-9
しかしながら、習近平政権は武漢の封鎖などによる強権的な手法でコロナウイルス封じ込めに成功した。これは新しい臨場感を意味する。ハイパーラポールを維持するコツは、常に新しい臨場感を維持することである。


ウイルスが封じ込められたということは、それまでのウイルスパニック状態から、新たな臨場感に書き換わったということである。習近平政権はネガティブラポールから再度、ハイパーラポールに転換することに成功したのであろう。



1-10
習近平政権のねらいは何なのだろうか?


それは政権の維持にある。1-2で書いたようにコロナウイルスが蔓延することは、中国人民からの支持基盤を失うことである。日本人の感覚としては分かりずらいかもしれないが、仮に日本で政権が支持を失っても野党に下野すればよい。


けれども、中国では長いことそうは問屋が卸さなかった。易姓革命といい、一たび皇帝が権力を失ってしまえば、それはミジンコ以下の存在のようなもので、基本的に全員が皆殺しにあってきた。つまり、今度は自分の存在そのものが許されなくなるということだ。


こういった国柄であれば、己の生存を維持するために、「ウイルスは米国が持ち込んだ」などという荒唐無稽にもおもえる作り話も本当のことにしなければならないということだ。




※3月20日付 共同通信によれば 『武漢の患者数 意図的に減」と報じられている



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