2018年09月26日
国家のホメオスタシスと、それを体現する者達
コーチング界隈では、本物のコーチ、偽物のコーチに関して炎上している。がしかし、クライアントから見た本物のコーチが、本物であり、コーチは、クライアントから本物と思ってもらえるように精進していくべきだろう。ということで、偽物、本物問題は僅か3行で片が付いた。
さて、本来コーチが果たす問題は、偽物、本物の議論ではなくて、社会問題を解決することもある。
世間一般にて炎上している問題は、目下、S衆議議員の発言であろう。
ことの経緯は、S議員が
「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」
『新潮45』8月号より引用
と新潮45誌に寄稿したことに端を発する。
また、最近になってある評論家が、S氏の発言を『新潮45』10月号にて擁護して物議をかもしている。なお、同誌はその後、休刊となった。
S議員の言う『生産性』とは、おそらくは日本の国力を高める力、端的に言えば労働力のことと推測される。
ここで日本国家のゴールを考えてみたい。
国家のゴールは国が生き残ることであり、それがホメオスタシスである。
S氏は日本国家の政治家であり、ある意味、国家の意思を体現するものである。
このように政治家は建前上、国民の民意を代表する者と考えられているが、実のところとくに政権与党の政治家は権力として、国家の意思を体現することがままにある。
ゆえに、当該議員の発言は日本国家の労働力の再生産を行なわないLGBTの方々に対する政策に税金を投入することは国益に反するものと受け止められる。
同性婚では子どもが生まれないので、労働力を再選産することは事実上不可能である。
国家の生存本能からすれば、このような発言もでてくるし、その意思をこの議員という形で代弁しているとも言える。
同時に、資本主義というシステムもまた、そのゴールは資本の再選産である。そのためには労働力は再生産されなければならないと資本主義は考える。
がしかし、資本主義は放っておくと環境破壊や格差を生み出す。
この問題の本質は国家と資本主義の生存本能、ホメオスタシスが引き起こしたという点にある。
この点から考察すると、本件にはまた違ったアプローチができる。
そのためには教養を学ぶことが大事であり、コーチがコーチング馬鹿になってはいけないと考える。
せっかくのゴール設定や抽象度、LUBという概念をこういった方向で使っていきたいものである。
さて、本来コーチが果たす問題は、偽物、本物の議論ではなくて、社会問題を解決することもある。
世間一般にて炎上している問題は、目下、S衆議議員の発言であろう。
ことの経緯は、S議員が
「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」
『新潮45』8月号より引用
と新潮45誌に寄稿したことに端を発する。
また、最近になってある評論家が、S氏の発言を『新潮45』10月号にて擁護して物議をかもしている。なお、同誌はその後、休刊となった。
S議員の言う『生産性』とは、おそらくは日本の国力を高める力、端的に言えば労働力のことと推測される。
ここで日本国家のゴールを考えてみたい。
国家のゴールは国が生き残ることであり、それがホメオスタシスである。
S氏は日本国家の政治家であり、ある意味、国家の意思を体現するものである。
このように政治家は建前上、国民の民意を代表する者と考えられているが、実のところとくに政権与党の政治家は権力として、国家の意思を体現することがままにある。
ゆえに、当該議員の発言は日本国家の労働力の再生産を行なわないLGBTの方々に対する政策に税金を投入することは国益に反するものと受け止められる。
同性婚では子どもが生まれないので、労働力を再選産することは事実上不可能である。
国家の生存本能からすれば、このような発言もでてくるし、その意思をこの議員という形で代弁しているとも言える。
同時に、資本主義というシステムもまた、そのゴールは資本の再選産である。そのためには労働力は再生産されなければならないと資本主義は考える。
がしかし、資本主義は放っておくと環境破壊や格差を生み出す。
この問題の本質は国家と資本主義の生存本能、ホメオスタシスが引き起こしたという点にある。
この点から考察すると、本件にはまた違ったアプローチができる。
そのためには教養を学ぶことが大事であり、コーチがコーチング馬鹿になってはいけないと考える。
せっかくのゴール設定や抽象度、LUBという概念をこういった方向で使っていきたいものである。
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