最近親の実家がある静岡のばあちゃんから、台風の水害を心配してか家族総出で静岡に移住しに来いとの電話が・・・
じいちゃんがちょっと前に亡くなったときも本家の人含めて静岡にいる親戚一同から移住の提案があったので再びその話が持ち上がったわけですが
日本のどこ行っても危険は変わらないと思うのは私だけでしょうか?
さておき本編。日本一周はそろそろラストスパートでここからは一人旅以外でも記憶に鮮明に残っているところを紹介していきます。
最後に奈良・大阪・京都のオススメのマニアックな所を紹介して締めようと思っています。
今回取り上げるのは山梨県の青木ヶ原と川口湖畔。
この旅は日帰りで、新卒で勤めた不動産会社の時の同期の人と行ったところで、企画したのも私ではありませんでした。ただ親友からは行くのを反対されたりもしました(汗)
理由は薄々わかると思いますが青木ヶ原といえば樹海。自殺のスポットとしても有名ですよね。当時私は不動産会社を辞めて1年が経ち再就職せずに日本一周中。同期の人は私が辞めて1年後ちょうど会社を辞めたところでした。その会社生活がどれだけ大変だったかはカテゴリー「正社員生活」に載っているので見てください。今から約4年前の旅行。そんな負のオーラを放ちまくりな人たちが行って何するんだということですよね。
同期の人がそこを選んだ理由は今でもわかりませんが純粋に満喫できたと思います。
新宿駅から高速バスで河口湖駅まで行き、そこから現地のガイドツアーに乗っかったと思います。基本青木ヶ原の樹海は入場規制がかけられており、ツアーなどの参加者では無い限り入れませんので勝手に入ることにないようにしてください。かなり危険ですので・・・
そしてまず入口に到着。早速コケの生えたスクーターがありました・・・ガイドの話では3ヶ月前にスクーター乗り捨てて入山してその後ずっと行方不明の人のものなんだとか・・・
まさか先制パンチをくらうとは思わなかったホラーっぷりで寒気が止まりませんでした。そしていざ中へ・・・
青木ヶ原の樹海が一度入ったら出られなくなるという話はありますがその根拠としては2つあり、写真ではわかりづらいかもしれませんが背丈の高い木々がまんべんなく一面にあり、ほぼ同じ種類の樹木なので見分けがつかず目印にできないこと。コンパスも全部というわけではないですが場所によっては全く機能しないところもあります。
さらに進んでいくと富士風穴があります。
もちろんヘルメット着用の懐中電灯も持たされます。内部は氷点下の氷の世界
暗過ぎでフラッシュも意味ありませんね。氷が光を反射してきれいではありますが。
風穴内は凍結していて水浸しでもあります。薄着はもちろんハイヒール等はやめたほうがいいです。
江戸時代には駿河で取れた魚をここで保管して江戸に運んでいたのだとか。
樹海が危険といったのは何も方向感覚の問題だけでなく、この風穴が人一人入るくらいのサイズであちこち地面から口を開けて見えます。落ちたら凍死しますね。
風穴出たあとは森の中にある天然のブランコで遊んだり、弁当が支給されるのでみんなで食べて折り返しました。
そして途中で野生の鹿に遭遇。ガイドの話によるとクマも出るそうで、襲われた傷を見せてくれました(汗)いやいらん情報でしょ!
ツアーが終わり樹海を出たあとは河口湖に出て日帰り入浴したあとに「カチカチ山」というところに登りました。
ケーブルカーで行けますし、河口湖が眼下にあります。
名前の通り昔話で薪を背負って山を登っているタヌキの背中にウサギが火を放つ話のモデルになった場所です。
山頂に行くと富士山が一際大きく見えて感動します。
一緒に行った同期はその後すぐ結婚して奥さんの実家で日本海側の方に引っ越していきました。
なんだ幸せそうじゃん(笑)樹海をチョイスしたのはなんだったのか!
私は精神的にいまだ樹海をさまよっていますが…
ではまた次回!
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