1ヶ月ほど続けてきた日本一周もいよいよ最終回。
締めくくりは京都にしたいと思っていました。
日本でもメジャーな観光スポット京都。
その中でもあまり知られていないるるぶでも4分の1ページくらいにしか紹介されていない所を取り上げたいと思います。
1か所目は「安井金毘羅宮」。場所は東山区の縁結びで有名な八坂神社や清水寺の間くらいの所で細い路地を行くのでわかりづらい場所です。
ここは以前奈良の三輪山を一緒に行った工場勤務時代の友達と行ったところで、ある意味パワースポットとなっておりご利益は主に縁切り・・・
神社境内には「縁切り縁結び石」というものがあり、石の中央にある穴を行ったり来たりした後、願いを書いた形代(かたしろ)と呼ばれる紙を貼ることでお祈りをする感じです。太った人は穴でつっかえてしまうので周りをぐるっと回ります(汗)
石の見た目からしてもそうですが形代に書いている内容がまさに
呪い
と呼ぶにふさわしい内容が多いです。私と友人は日雇いの過酷な工場勤務の職場を断ち切りたいという願いを書いていましたが、誰かわかりませんが不倫相手との縁を切りたいだとかあんな職場無くなればいいだとか、憎い相手に殺意でもあるのかというレベルのドロドロした内容の願いが多いです。
ちなみにご利益の結果は私も友人もすぐ転職先が見つかりました。しかしなんの偶然か友人は介護職に就きすぐ退職今は別のアルバイトをしていて、私は公共機関に就職しましたが1年以内に退職を余儀なくされ今は介護職というご利益があったんだかなかったんだかわからない状況です。
そして境内を奥に行くと有料の休憩所がありそこでは抹茶と和菓子がセットで出てきてちゃんと職員の人がその場でお茶をたててくれます。表千家の流派の人だったかな・・・
茶室内も非常に趣があって癒されます。
さてもう一か所は私一人で春の桜の時期に行ったときに見つけたところで最後まで紹介するかどうか迷っていました。
というのも京都は桜の時期はどこ行っても観光客が尋常じゃないくらいいて大阪と違って外国人がほとんど。落ち着いて見れたものじゃない所に見つけた穴場スポットなので来年もたとえ一人でも行きたいと思っているのであまり知られたくないなというのがあったからです。
場所は京都駅から滋賀方面へ東海道本線で1駅向かった山科駅から坂を登ること10分「山科疎水」。
琵琶湖が源流で京都市内へ向かって流れる川で、桜並木があるところは全長2kmくらいの所なのですがなんといっても風流。
夕方遅くに行ったので写真が暗いのはご容赦ください。そして橋の上から取った風景。
醍醐寺や清水寺の桜など大迫力のお花見をしたい方は物足りないかもしれませんがその分人も多いので二度は行きたくないと思いました。
この山科疎水は小高い丘の中腹を流れているので市街地を見下ろせて眺めも良く、川のサラサラという流れの音を聞きながら、川に落ちた桜の花びらが流れる様子も堪能できます。沿道もそこそこ年季の入ってそうな桜の木があるので見応えも十分。そして人があまりいないのでゆっくり散策できるのが魅力です。
そしてさらに奥に行くと地元の小学校の人たちが手入れした公園があり、そこ一帯では桜と菜の花のコラボを楽しむこともできます。
ここに来ると多少人が増えてきて、結婚式の写真で使うのであろう新婚のカップルがウエディングドレスを着て写真撮影をしている所を2回ほど見かけました。厳島神社といい鶴岡八幡宮といい新婚さんを見かけること多いなと思います。良い思い出になるでしょうね。
夜は街灯はほとんどないので昼間行くのがいいと思います。
皆さんも機会があったら一度行ってみてください。
ではここで日本一周は締めくくりたいと思います。エピローグはまた次回の記事で・・・
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