昨日ついにニンテンドー3DSがブツッ!!という大きな音とともに起動しなくなりました(汗)
ぎりぎりまで使いつぶすつもりでしたが突然でした。
これはPoket Wi-Fiも危ないかな10月までもてば2年縛りの違約金無くなるのですが私は運が悪いのでどうせ直前で壊れるのでしょう・・・
今回は黒部ダム・立山を登山したことを記事にします。ここは日本一周した後実家に戻ってから行ったので今から3年くらいの前になります。
長野の大糸線信濃大町駅から黒部ダムに行って立山室堂に一泊して美女平に下って富山駅に出るルートで行きました。ここは自然保護のためマイカーではいけないところなので今言ったルートかその逆のルートでしか行けません。
架電式のトロリーバスに乗って延々とトンネルをくぐり、やってきました黒部ダム!!
大きさ、周りの景色どれをとっても圧巻です。ただ、残念だったのは前日に大雨が降った影響でダムの放水がその日は行われませんでした。放水したら下流があふれてしまいますからね。
黒部ダムは戦後高度経済成長期に関西方面が電力不足になったためそれを補うため黒部川に下流にある通称くろよん(黒部川第四発電所)に水を流すために作られたもので、NHK番組のプロジェクトXでも放映していたように大勢の犠牲を払いながらできたものです。
ダムの近くには殉職者慰霊碑があり名前も刻まれています。
ダムと発電所を繋ぐトンネルがあって今は一部トロリーバスも通るのですが「破砕帯」といって大量の水を含んだ土砂が層を作っている所なので作業中はしょっちゅう崩落したそうです。バスで通っても結構水が染み出していてびちゃびちゃです。
そんな歴史を学びつつランチにすることに。黒部名物ダムカレーをいただきました。
面白い盛り付けですよね(笑)味も美味しいです。最近旅行雑誌のるるぶかなにかで見ましたが、今はダムソフトクリームなる新しい名物があるそうです。ほうれん草ベースの緑色のソフトクリームにカレー粉をまぶしているという発想が斜め上をいっているソフトクリームだそうで味が全く想像できないですね・・・
周辺を散策してケーブルカーと、またトロリーバスに乗りさらに高地である立山を目指すことに。
宿場の室堂に到着。その日はものすごく天候が悪く5m先は見えないほど霧で視界が悪かったため予約していた宿で宿泊。温泉もありました。
ただ既にこの場所で標高2500m近くで酸素も多少薄くなっており、既に雲の上。ポテチの袋もパンパン。
翌日の立山山頂は3000mなので高地順応の意味もありました。
翌日は嘘のように晴れて残り500mを登頂することに。
こんな大雪渓の中を歩くわけですが距離は短いのにとてつもなく危険が多く、6月に行ったにもかかわらず雪は残っていてロープ無しの雪渓を横切るところもあるので滑って落ちたら確実に死にます。靴もトレッキングシューズにして完全装備で行きました。
そして立山山頂の「雄山神社」でお参り。
既に息切れはすごかったですが絶景を見て疲れも吹き飛ぶほどでした。
下山しているところで実は日本の特別記念物である「雷鳥」に2回も遭遇していました。
写真だと色が同化していてわかりづらいですが手前にいます。生息地がごく狭い範囲に限られていて生息数も少ないため登山者の間でも見た見ないの話は話題になっていて見た人はほとんどいないようでした。
雷鳥はよくあるイメージでは体が真っ白ですが夏場だったので茶色い体でちょうど子育て時期のようでヒナを何匹も連れ下山道を普通に横切っていました。これはラッキーだったと思います。
ここでちょっとしたアクシデントがあり家族で行ったのですが親父が下山中足を滑らせ大雪渓に体が投げ出されてしまい、凍り付いた斜面に必死につかまっていました。手を放したら一瞬で谷に沈む窮地。とりあえずバッグだけ受け取り後は自力で横に這いずってきてもらいましたが手は凍傷寸前。すぐに宿泊先で手当てしましたがホント心臓に悪い思い出でした。
色々な思い出があるところでしたが一度は行ってみる価値のあるところだと思います。
ではまた次回・・・
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