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2014年06月19日
過度激動 OE
過度激動 OE
発達障害関係で、少し前に知った言葉。
過度激動(OE)
これが子供の頃の私に良く当てはまること。
過度激動 wikiによると
とある刺激に対して、人一倍過度な反動を示す傾向、ですが、
ウィキペディアによると、大きく5つに分類されて、
1.精神運動性OE(overexcitability):一般的に「落ち着きがなく頭の回転が速い」印象を与えるもので、身体的多動だけでなく、話すスピードが速い、話が一気に飛躍する、頭が働いて眠れない、という精神的多動を示す。
2.知覚性OE:「神経質」という言葉で表される性質で、増長した知覚意識を持ち、まぶしい光、大きい音、匂い、触感など感覚器官に与えられた刺激に過剰に反応する。靴下の縫い目や服のラベルが気持ち悪かったり、隣室の時計の時を刻む音が気になって集中できない、などの例がある。鋭い感性は、幼少の頃から絶景に息を呑み、名曲に涙を流すといった美的感覚にも通ずる。
3.想像性OE:隠喩などの詩的表現に優れる。「注意力散漫」と見られ、「おとぎの国の住人」と揶揄されるほどの強い想像力をもつ。白昼夢を楽しみ、前夜見た夢にも過剰に反応する。いわゆる英語圏で言うところの、"think out of the box"(枠にとらわれない独創的な考え方)あるいは"think different"ができる能力として賞賛される資質である。
4.知性OE:一般に広く知られているギフテッドの特徴。知識とロジック、新しい意味を渇望し、疑問を追求し、理論的な分析や真実の探求を愛する。そのため高度な科学・ドキュメンタリー番組を好んで見たり、頭脳パズル、知覚・論理ゲームを好む。
5.感情性OE:感情の種類と幅が大きく「ドラマチック」な反応を示す。より楽しみ、より悲しみ、より腹立ち、より驚き、より恐れ、より共感する。深く感情移入し、愛着心、責任感、自省意識も非常に強い。ある程度の人生経験を持つギフテッドには、相手の気持ちを鏡のようにリアルタイムで読取り、共感する人もいる。
と、なっています。
ギフテッド、という項目に書かれていた内容なので、「ギフテッド」という言葉が出ていますが、
ギフテッドとOEの関係は、ここではおいといて、
OEそのものについて、触れたいです。
過度激動 私の場合
私の場合、強弱があるものの、この5つ全部あります。
子供の頃、一番感じていたのは、
「頭が働いて眠れない」
「絶景を見ると、それが素晴らしすぎてどうしてよいか分からなくなって混乱する」
「勝手に白昼夢が流れる」
です。
4知性OEも強烈にありましたが、これはこれで当時は楽しんでいましたが、、
だんだんこの傾向が「周囲から浮く」と気づいてからが、いろいろとつらくて。
絶景を・・・は、素晴らしすぎて、もうどうしてよいか分からなくて、いっそのこと、自分がバラバラになって、分子みたいになって、その光景に溶け込みたい、、と思っちゃうんですよ。
まあ、、これらもろもろ、
子供の頃の自分が抱えるには大きすぎて、
でも、誰にも相談できなくて、わかってもらえなくて、
ただただ、しんどくて。
大人になるころにはボロボロで。
今更だけど、当時知っていればねえ…
今になって、こういう情報に触れると、
自分が子供の頃に、知っていれば、だいぶ違っていたのになあ。。。と思います。
理想は、マイナスの部分を理解しコントロールしつつ、プラスの部分を伸ばせたらいいのですが、
一人でずっと苦しんでいた私は、
結局、マイナスだけでなくプラスも全て押し殺すしかできなかった。
ただただ、むやみに、傷ついていった。
まあ、今さらなので、今からできることをするしかないのですが。
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とりあえず書く。体調ヘロヘロだと頭も動かないよね。
今日は用事がちょこちょこ。
頭が動かないので、うっかり発言しないように。
あと、今の状態を書いてみると、
周囲との間の膜のようなものが(自分にはもともとある)
さらに厚くなるので、
周囲の動きを察するのが、ちょっと大変になります。
周囲に少し変化が起きても、気づかない。
それで、変化が起きる前の情報で判断した防御回路で行動すると、
これが失態につながる。
場にそぐわない態度。
それを経験していると、さらに別の防御回路が発動して、
頭動かないのに、必死に周囲の動きを感じ取ろうとする。
すると、注意力散漫になり、
自分のやるべきことが疎かになる。
うむ、、、こうして書いてみると、どうすりゃいいんじゃい?
という感じになってきたなあ。。
一番は、ほんと、極力用事を作らないこと。
育児に関しては、園、学校、習い事の送り迎えやその準備、風呂、食事、睡眠、もろもろ。。
これらは、わりと定着しているので、
なんとかやっています。たまにドジるけど。。。
子供は慣れっこで、すぐにミスを教えてくれます^^;
調子よくないと、ただただ流れ作業になっているなあ。。。
膜の話に戻りますが、
膜が厚くなると、人と関わる回路が鈍くなります。
たとえば、歩いていて、親しい人と自転車ですれ違うとき、
普段なら素でも、「あ、○○さん!」とにこっと手を振る場面。
膜が厚いと、素でいると
「ん?あれは知っている顔っぽいな」と思うだけで、
顔は無表情で通り過ぎちゃうのです。
そういう自分を知っているので、
膜が厚くなっているな、と思ったら、
「知っている顔っぽいのを見たら、とりあえず笑顔を作って軽く手を振るか会釈!」
を何度も自分に言い聞かせながら自転車に乗るのです。
なので、うっかり道をまちがえます。
こういうときは、時間に余裕を持って行動するので、道を間違えるのは許容範囲。
それよりも、人に失礼なことをするほうが私は怖いのです。
膜が厚くなるのは、、、疲れているから刺激を減らそうとしているんだろうなあ、、と思います。
なので、膜が厚くなることでの生活の困難を乗り切ることばかり考えるのもどうかなあ。。
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