目の前に選択肢がたくさんあることによって
それが逆に迷いを作り出してしまうことがありますよね。
目の前にたくさんの可能性があるということは
逆に決められない不自由な状態を生み出しているかもしれません。
「コロンビアの白熱教室」で有名になった
シーナ・アイエンガー教授は
著書「選択の科学」の中で、ジャムの研究をご紹介されていました。
スーパーの試食コーナーに高級ジャムを24種類置いたときと
6種類を置いたときに、そのどちらが良く売れるのか。
6種類の陳列のほうが、売れたことから
人は選択肢の数が多くなると選べなくなる、という特性があることを
その結果から示されています。
進路や職業を選ぶときにも
たくさんの可能性があることによって
それがプラスに働くとは限らないところにも
同じ作用が働くところがあると感じています。
上手くいかなかったときにも
あの時に別の選択をしていれば、と思うことによって
万能性があるほど、後悔を残しやすくなってしまうもの。
逆に1つのことに特化してきて
これで道を切り開いていく、と腹が決まる方が
上手くいかないときにも、割り切りが出来るところもあるかもしれません。
そうした意味でも
これからの未来の可能性は
たくさんあることが望ましいこととは限らすに
選択肢が限られているということにも
前向きに捉え直してみることが大切かもしれません。
人生の選択肢をみるときにも
何が欲しいのか、ではなく
何を手放していくのか、と捉え直す方が
結果として幸福感を高めさせてくれるものだと感じさせられます!
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