どんなことでも積み上げ式でアプローチする必要があるという
思い込みを持っていることがあります。
例えば、読書をするときを想定しても
最初から最後まで順番に読んでいくことにも見られるように
与えられたものに対しては
順番に理解する必要があるという
思い込みをお持ちではないでしょうか!?
要素還元主義と言われるように
Aを知らなければ、Bに進めなくて
Bを理解してから、Cを学ぶといったかたちで
積み上げ式でアプローチしていくことが
遠回りになっていることもあります。
もちろんきっちりとした学習体系があって
全体像と部分をきちんと整合させているうえでの積み上げであれば
そのルールに従ってみることは大切ですが
そうした認識の体系が出来上がっていないときには
取りあえず積み上げていくアプローチよりも
最初にざっくりとした全体像が必要です。
それぞれの各論となるところの位置付けが見えていないときに
個別の理解を深めようとするからこそ
本来の意図となるメッセージを見逃していることがあります。
大切なことは全体像となるメッセージに対して
それぞれの各論がその意味を持つことになります。
ここでの全体像となるのは
全体を通しての骨格となるストーリーとなるものであり
その一連の流れの中で理解が深まっていきます。
全体像を理解するときのポイントには
小説を読んでいくかのように
あえて個別の事象にとらわれることなく
その骨子を最初に押さえることにあると思っています。
構造思考を取り入れていく、と聞くと
難しく感じられてしまうことでも
そこでのストーリーのパターンには
どんなものがあるのだろうか、という視点で捉え直すことで
これまでとは違った認識が浮かび上がってくることになるでしょう!
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