相手の良いところを見つけることが大切である一方で
相手が目の前にいる、いないにも関わらず
悪口を言わないことが、それ以上に大切になってきます。
人のことを客観的に見ているつもりでも
そこに好き嫌いという感情というバイアスが
意思決定には関わってしまうところがあります。
すごく才能や能力がある人が評価されないという理由の多くは
見えないところで人の悪口を
言っていることから来ていることがあります。
どんなに本質を突いたことを言っていたとしても
その言葉を受け止める側の人が
その人の言葉を受け入れる気持ちがなければ
まともな主張であったとしても
それを間違った解釈をされて受け入れられないこともあります。
「規則は行為を決定しない、いかなる行為も規則と一致させうることが出来る」
哲学者であるウィトゲンシュタインの言葉にもあるように
どんな行為であっても、規則に一致させることが出来るところがポイントで
人が意見を認識するときにも、そこに信念体系という規則があることによって
自分の解釈で行為を正当化させることが出来てしまうことにもなります。
そんな信念体系も感情に左右されていることが多かったりします。
そうした意味で
人生を上手く生きるために大切なこと、という意味では
本質を突いたことを言うだけではなく
相手にとって受け入れてもらえるための
状況を作り出していくことが、それ以上に大切になります。
相手も個性を持つ1人の人であることを意識したうえで
その価値観を尊重するという気持ちがなければ
そこに関係性となる接点を生み出すことも出来なくなってしまいます。
良い意味でも悪い意味でも
人は感情で動かされる生き物であることを知ったうえで
日頃の習慣も見つめ直していきたいですね。
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