これまでのパターン認識をベースにすることで
それが何なのか、何を意味するのか、を解釈するところがあります。
基本的に新しいことを知ろうとしても
これまでの価値観を超える知識や解釈が生まれないのは
知識を知るにも、これまでの知識をベースにしている
パターン認識以上のものを知ることが出来ないというところからきています。
そしてそんな認識のパターンは
自分がこれまでに慣れ親しんでいる
シンプルなものから来ていることが多かったりします。
かつてヒトラーが「人は難解な真実よりも、単純な嘘を好む」という言葉を残したのも
シンプルなものであるから好んで受け入れるという人の心理を
知った上での発言だと、個人的には解釈しています。
あなたが成長していくときにも
自分の成長というストーリーを線形モデルで置き換えて
目標設定をしようとするのも、その1つだと思います。
実際に好不調の波があるので
順調に伸びているようでも
それが一定の直線的な関数どおりに
上手くいくことばかりであるとは限りません。
二次関数のように伸びていく時期もあれば
デコボコを繰り返してしまう時期もあります。
そこでパターン認識を変えていくためには
これまでの分かりやすくて直感的に飛びついてしまう
過去のパターン認識から
いったん距離を置いて見つめ直すことが大切になってきます。
人生を変えていくためには
そうしたパターン認識となるものを変えていくための
学習をどのように取り入れていくのか、というところに
その秘訣となるものが眠っています。
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