自分で人生を選択していく、ということは
自分の手で心を律することを選択することにもなります。
その際には、答えがあることを前提として
与えられた問題に対して、答えを効率よく導き出すといった
これまでの人生の最適解を追求していく価値観から離れることを意味します。
その為に現状の自分の立ち位置を客観的に見ながらも
自分の手で未来のイメージとなる臨場感を高め続けていくことになります。
未来を作り出していくときには、簡単に手が届くところにゴールではなく
少し背伸びをすることで手が届くかもしれないところを意識することで
常にその先のゴールを描き続けていくことが大切になってきます!
ゴールは設定することで、満たされることに意義があるのではなく
いつも自分にとって少し先にあるように
アップデートが出来るように意識を向ける必要があります。
常に自分の興味や関心となるところを掘り起こしつつ
未来に起こりえるランダム性も含めて、その地図は更新していくイメージです。
そこで未来地図を更新していくときにも
短期的な視点と長期的な視点を上手く使い分けていく必要があります。
短期的な視点だけでゴール設定をすることで
達成イメージを持たせやすくなる一方で
そこから生まれる期待感が長続きしない、という問題も出てきます。
逆に長期的な視点だけでゴール設定を捉えると
達成のイメージが薄くなり、同じように期待感の維持を難しくしてしまいます
短期的な視点と長期的な視点のバランスの落としどころがポイントになりますね。
つまり、長期的で抽象的なテーマを問題意識として持ち続ける一方で
そこに短期的でも達成感を持たせていく
両輪からのアプローチを持たせていく必要性が生まれます。
哲学者のヘーゲルの言葉の中に
「理性的なものは現実的なものであり、現実的なものは理性的である」という有名な言葉があります。
未来の先取りにおいては、理性的なものが現実的なものと結びつくからこそ
その未来の臨場感も高まっていきます。
実際に未来のあなたのイメージが具体的ではなくても
理想の未来の自分と現状のあなたの持つ価値観の違いを取った時に
どこに差があるのだろうか、とギャップを認めて
それを埋めていく為に生まれる無意識の力が、未来を変える力となります!
そこで無意識から意識に上がってくるものが
未来を変える為のきっかけとなるものです!
苫米地英人 新・夢が勝手にかなう手帳2019年度版(4月スタート) 新品価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image