その努力に対してのフィードバックが取れていないから、ということもあります。
実際には、小さなことでもインプットをした後には、何かしらのアウトプットは出てくるもの。
実際にやってみたけれども、効果が見られませんでした、という結果に対しても、その途中経過から大切な気付きがあったりします。
そうした意味では、仕事でも言われたことをやるだけの人とそこに改善意識を持つ人との間では、長期的な視点でみれば、大きな差が生まれることになります。
フィードバックを取っていくにしても、そこに理想を持って、どのように近づけていくのか、という問題意識があるからこそ、フィードバックの取り方も見えてきます。
｢継続は力なり｣の言葉にもあるように、どんなことでも続けられることが力になる、と思いたくなります。
その一方で、やってきたことに対しての、フィードバックが取れていないことで、どれだけの変化を生み出してきたのか、を見えなくさせてしまいます。
いわゆるPDCAのD（実行）をひたすら頑張ってきたとしても、その後のC（チェック）がなければ、適切なA（アクション）に繋げられないものですよね。
同じことを繰り返しているように見えても、サイクルの中で、次に繋がるポイントが見えてくることによって、普段の問題意識も変わりだしていくものです。
私達は何も意識をしていなければ、前と後の変化点に気がつくことも出来ないし、変曲点を見いだしていくことが出来ません。
とくにマインドセットという点では、自分がやろうとしていることに意義を見いだすことが出来なければ、モチベーションを保つことを難しくしてしまいます。
昨日と同じ景色を見続けるということは、無意識からすれば、創造性の必要性がないということ。
そこであえて新しい世界を見たいという気持ちがなければ、創造性を働かせることは出来ません。
新たな世界を見たい、と思えるのであるからこそ、丁寧に変化に対してのフィードバックを取ることから、着実に成長に繋がっているという手触りを持たせたいところです！
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