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2020年12月12日

令和2年度調査士試験第18問(筆界特定)

第18問 筆界特定に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記
1 から 5 までのうち,どれか。
ア 筆界特定の申請人が,筆界特定登記官に対し,対象土地の筆界について意見又は資
 料を提出する場合,その提出を書面により行う必要はない。
イ 対象土地の共有者の一人が筆界特定の申請人である場合,申請人でない対象土地の
 他の共有者は,筆界特定登記官に対し,対象土地の筆界について意見又は資料を提出
 することができる。
ウ 対象土地の抵当権の登記名義人は,筆界特定登記官に対し,対象土地の筆界につい
 て意見又は資料を提出することができる。
エ 筆界特定登記官は,筆界特定の申請人が対象土地の筆界について意見又は資料を提
 出しない場合であっても,筆界特定をすることができる。
オ 筆界特定は,新たな筆界を形成する作用を有する。
 1 アイ   2 アエ  3 イウ  4 ウオ  5 エオ

正解 4
ウ 対象土地の申請人,関係人が資料の提出ができるが,抵当権者はできない。
オ 筆界特定は,新たな筆界を形成しない。
 以上により,ウオが誤りで,4が正解。
posted by クマちゃん at 23:18 | 本試験問題
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