毎年若返りたい！

この街に桜の木をいっぱい植えたい・・・

週刊文春6/2号に
陸前高田市の市長、戸羽氏と
阿川佐和子さんの対談が載っていました・・・。

戸羽市長は1965年生まれ。若い市長さんです。
2011年2月6日に市長に当選し、
それから約１か月後に震災に遭いました。

市長の奥様は津波で亡くなられました

。

市の人口は24,246人でした。
そのうち犠牲になられたのは1,099名。
今でも686名の方の行方が判っていません。

初めの49日はとにかく
行方不明者の捜索に力を入れることとし、
その後の5/1に
復興対策局という新しい部署を設けたそうです。

市長は復興は10年単位だといいます。
復興については街を修理するのではなく、
新しい街を作る方向で
進めたいといいます。

「市職員自身も被災者（295人のうち68人を失った）
なのだけれど
歯をくいしばってやってくれている。

ここの復興は
世界の注目を集める一つの復興モデルと
思っています。

10年、15年後に
心配してくださった世界の皆さんに

あの陸前高田市が
こんなにすばらしい街になったのかと
拍手してもらえるような

そういう街にすることが
犠牲になった皆さんに対して
我々ができることだし

日本ってやっぱりすごいなあって
思って頂けるように
頑張っていきたいと思います。

この街に桜の木をいっぱい植えたいんです。
3/11は桜が咲くには早いのですが

満開の桜を見たときに
みんながあの日を思い起こし
復興への思いを新たにできるように・・・。」

親しいRちゃんにこのことを話したら
「戸羽市長は本当に献身的な方だね」
と涙ぐんだ答えが。

「そうだけれど
これが日本人の考え方だと思うよ。」
と私。

まだまだ皆さん頑張っておられます。
私たちも出来ることから
必要とされている方たちの
お手伝いを継続していきましょう。

長い道のりです。
桜を見るたびに、気持ちを新たにして・・・。

参考にした雑誌はこちらです。

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