海岸到着は4時48分。この時間でも日の出直前、かなり明るい。
日の出前にカヤックを浮かべるという、自分で決めた目標のせいとはいえ、この時期、睡眠時間確保が難しく、かなり苦行感がある。
日の出が5時半くらいだとありがたいんだけど・・・
今日は風2mほどで波も小さくカヤックフィッシング日和。ただし、9時ころから強まる予報なので、8時を目安に上がる予定。
狙いはヒラメ。まずは浅場の様子を魚群探知機(PS-611SN)でチェック。
今日はここ最近にしては、かなり反応が少ない印象。
浅場はあきらめ、このところ魚がよっていて、前回シーバスの釣れた水深14mのポイントへ移動。
今日は大きな潮目があって、ベターっとした海面にゴミがたくさんある部分が広範囲に広がっている。
水面には小魚が跳ねているけれど、魚群探知機にはほとんど反応が出ない。
それでも目的のポイントにつくと、それなりの反応が出ていて、ジグサビキのショットガンを落とすと、ここ最近の定番、コサバが釣れた。
すぐに泳がせ仕掛けにセットして、アタリを待つけれど、全然あたりなし。
このポイントも見限ってさらに沖の水心30mの根回りへ移動を決断。
少しウネリはあるものの穏やかな気持ちのいい海なので、ノンビリと脚漕ぎで移動。
途中、水心16〜17m付近でシラス漁の漁船が集まっていて、その周辺ではかなりの反応が見られた。
しかしこの反応はやはりシラスなのか、それともシラスに集中していて、ショットガンのサビキ針に反応しないのか、かなり粘っても何も釣れない。
そして、7時頃、目的の水深30mの根回りに到着。
とりあえず、ショットガンを投下してみると、久しぶりにカタクチイワシが釣れたので、すぐに泳がせ仕掛けにセットして根際の水深27m付近で泳がせ釣りを開始。
過去、ヒラメ連発の実績あるポイントなのだけれど、カタクチイワシへのアタックは全然なし。
いつもなら少しは釣れるアジもショットガンにかかってくることはなく、たまにカタクチイワシがかかるだけ。
カタクチイワシも沢山釣れるならアンチョビ用に大量に釣るのだけれど、それほどの勢いもなくポツリポツリと釣れるだけ・・・
結局8時前まで粘るけれど、これといった大物のアタリはなく、ギブアップで終了。
家に向かって脚漕ぎ開始。
仕掛けを片付けながら戻っている途中、魚群探知機の画面に見過ごすことのできない濃い魚群の反応が出たので、すぐにショットガンを投下。
すると、コサバがヒットしたので、泣きの一回ということで、そのまま仕掛けを落としてコサバの泳がせ釣りを開始。
南風が少し強くなっていたので、風上にカヤックの船主を向けて、軽く脚漕ぎしながらホバリングして、ロッドの様子を見ていると、突然、竿先が海中に突っ込んだ。
これは、間違いなく大物。
ヒラメかシーバスか、はたまた・・・ロッド越しに伝わるトルクフルな魚の引きに大興奮しながら引きを楽しむ。
もういいかな、と思うと、突然走り始めてドラグが出される、その繰り返し。
ヒラメにしては泳ぐので、前回同様、シーバスかも、という思いが強くなる。
そして、ようやく水面近くに姿を現すと、あらら?色が濃い。
そして尾びれが長い・・・サメじゃん・・・無念・・・
しかも尾びれにすれ掛かり。これは重たいはずだ。
全長50センチほどのサメはドチザメかな?
まぁ、最終的に満足いく魚が釣れたわけではないものの、シーバスだってリリースしているわけだし、食べない魚を釣ってその引きを楽しむ、と考えれば、十分すぎるほど楽しませてもらった。
でも次はヒラメでお願いしたいけど、なんか反応があるのにつれなかったり、カタクチイワシがほとんどいなかったり、小サバが大量にいたり、今年はなんか変なうみだなぁ・・・
それにしても、「追っかけアジ」の3号ハリス、あのサメの引きに耐えるとは、大したものだ。
そういえば、昨今、増加傾向と言われる日本沿岸のサメ。
今年はあまりいなければいいけど・・・
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