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2021年04月25日
この時期に台風とか困るんですけど・・・冬眠開けず
例年4月に入れば冬眠開けして自分のカヤックフィッシングシーズンが開幕する。
大体最低気温が10度を越えるとシーズンインすることにしているのだけれど、今年は、最低気温10度を下回る日が長く続いて、若干遅れていた。
それもこのところ、基準クリアするようになり、ようやくだ!と思ったところで台風2号が発生。
かなり沖の台風で、地元神奈川に近寄ることはなさそうだけれど、相模湾湾奥の地元にも悲しいかなウネリは届いてしまう。
実際の海の状況は、サーファーが腰から胸程度の波を心地よく満喫している程度。
浮いて浮けないこともないけれど、一発大波が怖いのでこういう状況の時は、カヤックフィッシングは自粛している。
実際、かなり前のことになるけれど、沖合で子連れでカヤックに乗っていた人がイレギュラーな大波で沈しているのを助けたことがあって以来、安全対策として沖に台風が居るときは乗らないよう心がけている。
台風消滅までには数日かかりそうで、もうしばらくサーファー天国が続きそう。
そうこうするうちにゴールデンウィークの天気予報が出て、前半はイマイチっぽい予報に・・・
早く浮きたいなぁ・・・
大体最低気温が10度を越えるとシーズンインすることにしているのだけれど、今年は、最低気温10度を下回る日が長く続いて、若干遅れていた。
それもこのところ、基準クリアするようになり、ようやくだ!と思ったところで台風2号が発生。
※出典:ヤフージャパン!天気・災害
かなり沖の台風で、地元神奈川に近寄ることはなさそうだけれど、相模湾湾奥の地元にも悲しいかなウネリは届いてしまう。
実際の海の状況は、サーファーが腰から胸程度の波を心地よく満喫している程度。
浮いて浮けないこともないけれど、一発大波が怖いのでこういう状況の時は、カヤックフィッシングは自粛している。
実際、かなり前のことになるけれど、沖合で子連れでカヤックに乗っていた人がイレギュラーな大波で沈しているのを助けたことがあって以来、安全対策として沖に台風が居るときは乗らないよう心がけている。
台風消滅までには数日かかりそうで、もうしばらくサーファー天国が続きそう。
そうこうするうちにゴールデンウィークの天気予報が出て、前半はイマイチっぽい予報に・・・
早く浮きたいなぁ・・・
タグ:台風
2020年06月11日
2019年06月10日
インスタ映え狙い厳禁!居ないはずの海にサメのいる理由を映画で学んだ結果。
近年、夏になると地元の相模湾はじめ、日本各地の海水浴用付近でのサメの目撃情報が報道されることが増えている。
カヤックフィッシング中に、シャークアタックを受ける可能性を踏まえたカヤックの大きさなどについては考えたことがあったものの、本当の人食いざめみたいなヤツが現れることは、どこか他人事なのは否めなかった。
そんな中、梅雨入り後、最初の土曜日前夜、早起きから解放されたので、amazonのプライム会員が無料で見られる(お得感ありすぎでレンタル会社が心配になる・・・)映画をチェックしていると、「ロスト バケーション(英題 THE SHALLOWS)」というのがあったので見てみた。
サーファーの女性がサメと格闘する、ジョーズ現代版といった感じのストーリー。
そこそこ面白く見ていたのだけれど、映画の中で地元の人が「ここにはサメはいない」というにも関わらず、そこに大きなサメがいた理由を知って、ビビった。
サメのいないはずの海に、そのサメがいた理由は、クジラの死骸。
おそらく、漂流する大型のクジラの死骸や、そこに集まるトリなど、エサになるものを追いかけてやってきた。
確かにありそう・・・と思いネットでググるとすぐにその手のニュース発見!
そして、ここ2年ほど、地元鎌倉の海岸には大きなクジラの死骸が漂着している。
日頃はないもの(クジラの死骸)があるということは、日頃はいないもの(大型のサメ)がいてもおかしくないということなのかもしれない。
あくまで映画の中の設定とはいえ、恐ろしすぎる。
やっぱり、せめてもの対策として、これからの季節、魚の血はポイント移動時に捨てるとか、むやみにストリンガーにぶら下げないとか、気を付けたほうがいいのかも。
そうそう、この映画から最も学ぶべきは、沖でクジラの死骸を見つけても、インスタ映え目当てに近づいて写真撮影なんかしないこと!これ大事!
(ちなみに、主人公がインスタ映え狙いで近づいて食べられる物語ではありません)
※イメージ画像
カヤックフィッシング中に、シャークアタックを受ける可能性を踏まえたカヤックの大きさなどについては考えたことがあったものの、本当の人食いざめみたいなヤツが現れることは、どこか他人事なのは否めなかった。
そんな中、梅雨入り後、最初の土曜日前夜、早起きから解放されたので、amazonのプライム会員が無料で見られる(お得感ありすぎでレンタル会社が心配になる・・・)映画をチェックしていると、「ロスト バケーション(英題 THE SHALLOWS)」というのがあったので見てみた。
サーファーの女性がサメと格闘する、ジョーズ現代版といった感じのストーリー。
そこそこ面白く見ていたのだけれど、映画の中で地元の人が「ここにはサメはいない」というにも関わらず、そこに大きなサメがいた理由を知って、ビビった。
サメのいないはずの海に、そのサメがいた理由は、クジラの死骸。
おそらく、漂流する大型のクジラの死骸や、そこに集まるトリなど、エサになるものを追いかけてやってきた。
確かにありそう・・・と思いネットでググるとすぐにその手のニュース発見!
そして、ここ2年ほど、地元鎌倉の海岸には大きなクジラの死骸が漂着している。
日頃はないもの(クジラの死骸)があるということは、日頃はいないもの(大型のサメ)がいてもおかしくないということなのかもしれない。
あくまで映画の中の設定とはいえ、恐ろしすぎる。
やっぱり、せめてもの対策として、これからの季節、魚の血はポイント移動時に捨てるとか、むやみにストリンガーにぶら下げないとか、気を付けたほうがいいのかも。
そうそう、この映画から最も学ぶべきは、沖でクジラの死骸を見つけても、インスタ映え目当てに近づいて写真撮影なんかしないこと!これ大事!
(ちなみに、主人公がインスタ映え狙いで近づいて食べられる物語ではありません)
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2018年05月04日
春は危険?カヌー海難発生状況(H25-29)でカヤックフィッシングの危険を知る
以前、海上保安庁三浦管区海上保安部の「平成23年〜25年のシーカヤック事故事例」をもとにカヤックフィッシングの危険性に関する記事を書いた。
ホビーカヤックを手にして、足漕ぎパワーで調子に乗って危険な海に出てしまっていた自分の危うさにはたと気が付いた時だった。
そしてこの度、新たに海上保安庁三浦管区海上保安部のHPに平成25年〜29年のデータに基づく注意喚起情報が掲載されていた。
その内容を見ていく。
まず、カヌー(シーカヤックやシットオントップカヤックを含む)の船舶海難は、春季に急増するとのこと。
下の引用画像にあるとおり、カヤックの海難事故は4月、5月が多く、特に5月が最多。
そして、事故原因としては、操船技能不足等による運航不能が約5割、経験年数別に見ると3年未満が約6割を占めるとのこと。
上の2つのデータを合わせて見ると、春先、気温の上昇に合わせて新たにカヤックフィッシングなどをはじめた人が、経験不足で事故に遭遇してしまうケースが最も多いのではないか、という推測ができる。
しかも、春は風が強かったり、気温に比べて、海水温が低い。
夏場なら多少下手して「沈」してしまっても、再乗艇して事なきを得られるようなケースでも、体温低下で運動能力が落ちて再乗艇ができず、海難事故に発展してしまうなど、事故が増えてしまいそう。
上の画像にある注意事項のうち、1点目「十分な技能が身につくまで、必要以上に沖へ進出しない」は基本中の基本。
自分の場合は、6年ほど経験した上で昨年末、カヤックフィッシングの危険性を再認識して、海水温の低い時期に乗るのを止めた。
さらに陸から4km〜5kmと遠くに行く必要のある深場釣りはやめた。ホビーカヤックの凄まじい機動力があれば、行くこと自体はさほど難しくないけれど緊急時をイメージすると、リスクが高すぎる。
加えて最近は、以前に増して、カヤックに乗れる気象条件かどうかも厳しく判断している。
2点目「十分な経験のある者との複数行動」は、カヤックフィッシング人口がそれほど多くないことと、カヤックならではの自由な釣りを求めて、単独でカヤックフィッシングを始める自分のような人にとっては、案外難しいかもしれない。
環境が許せばもちろん、先輩カヤックフィッシャーに教えを請うたほうがいいし、そういう環境を求めるべきなのかもしれない。
実際、自分も偶然海岸で出会った先輩カヤックフィッシャーに着眼のコツを教えてもらって救われたことがある。
でも今は動画など、色々な媒体から多様な情報を得ることができるので、仮に一緒に行動するようなカヤック乗り仲間がいない場合、まずはショップ店員さんなどにツボだけ聞いてみたうえで、何かあっても危険のない穏やかな状況、場所で少しづつ、技術を習得した上で、少しづつ沖に出ていくことをお勧めしたい。
そうする内に、海岸や海上で同じようにカヤックフィッシングを楽しむ人と知り合ったりする可能性も高いと思う。
このブログでも可能な限り危険について書いているつもりなので、是非、どんな危険がある遊びなのか、しっかり理解した上で、可能な限りの対策をしたうえで、自己責任であることを踏まえて、でも勇気をもって本気でカヤックフィッシングを楽しめたらいいなと思う。
2018年01月02日
カヌー・カヤックの事故数H23〜H28 by海保・・・カヤックの危険性を知る
カヤックの海難事故事例(平成27年11月 兵庫県)
シットインタイプのカヤックながら悪天候の中での転覆、停体温症になったという事例。
情報元は海上保安庁HP
平成27年1月11日(日) 午後0時30分頃
兵庫県神戸市深江大橋付近
プレジャーボート(シーカヤック(1人乗組み)) 3隻
シーカヤックの練習中、風が強くなり帰港しようとしたところ、風浪の影響により1隻が浸水、救助に向かった2隻も転覆し回復できず、1人が低体温症で救急搬送された。当日は早朝から強風波浪注意報が発表されていた。
気象・海象を事前に確認し、早期に練習中止の判断ができていれば防止できる事故であった。
情報元は海上保安庁HP
発生日時
平成27年1月11日(日) 午後0時30分頃
発生場所
兵庫県神戸市深江大橋付近
事故船舶
プレジャーボート(シーカヤック(1人乗組み)) 3隻
概 要
シーカヤックの練習中、風が強くなり帰港しようとしたところ、風浪の影響により1隻が浸水、救助に向かった2隻も転覆し回復できず、1人が低体温症で救急搬送された。当日は早朝から強風波浪注意報が発表されていた。
気象・海象を事前に確認し、早期に練習中止の判断ができていれば防止できる事故であった。
2017年11月06日
サメの襲撃リスクを減らすためのカヤックの大きさを考えた。
カヤックフィッシングの危険要素として再認識したサメの襲撃、いわゆるシャークアタック。
ここで、サメに襲われる可能性を少しでも減らすために挙げた要素の一つ、カヤックの大きさについて書いてみたい。
まず、そもそもサメに襲われないための大きさの目安があるのか、という疑問がある。
これについては、ネットで調べてみると、やはり単独のサメが襲う場合は、そのサメより大きいものは襲わない、といった記述が多くみられる。
ネット上の誰のものとも分からない見解なので、アテにならないかもしれないけれど、動物の本能的な感覚として、それが一つの基準になるであろうことがはなんとなく理解できる。
というわけで、まずは、サメの大きさを把握しないといけない。
ここで、参考までにサメがサーファーやカヤックを誤認していると言われるアザラシの大きさはというと、以下のとおり。(ウミガメという説もあるけれど、より大きいアザラシをチェック)
大体、サメと同じかそれ以下の大きさということで、やはりターゲットになりやすいのかも??
次に、ホビーカヤックのサイズを見ると、以下のとおり。
残念ながら、ホホジロザメの大きさをコンスタントに上回るのは難しそう。
せめて最近、相模湾で目撃情報の多いシュモクザメの大きさを上回ることに絞って考えると、やはり少なくとも11feet、できればアウトバック以上の大きさが望ましいのかなぁ・・と思う。
これはあくまで、単体のサメが獲物を襲う場合を前提にしているもので、群の場合には個体の大きさはあまり関係ないかもしれないし、極度の興奮状態になったサメは何にでも喰いつくらしいので、少しでもリスクを減らすための一方法に過ぎないことは、念押ししておきたいけれど、
保管場所やカートップなど、それぞれ事情や重要視するポイントはあると思うけれど、シャークアタック対策に限らず、カヤックは長いほうが直進安定性もあり、速いし、シットオンカヤックは大きい方が浮力が大きくて安全性も高いので、やはり使う人の環境の許す範囲で最大クラスのものにするのをおすすめしたい。
ここで、サメに襲われる可能性を少しでも減らすために挙げた要素の一つ、カヤックの大きさについて書いてみたい。
まず、そもそもサメに襲われないための大きさの目安があるのか、という疑問がある。
これについては、ネットで調べてみると、やはり単独のサメが襲う場合は、そのサメより大きいものは襲わない、といった記述が多くみられる。
ネット上の誰のものとも分からない見解なので、アテにならないかもしれないけれど、動物の本能的な感覚として、それが一つの基準になるであろうことがはなんとなく理解できる。
というわけで、まずは、サメの大きさを把握しないといけない。
ここ数年、テレビなどで目撃情報がショッキングに報じられたシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)
ホームの相模湾沿岸部でも目撃情報がある。
2.5m〜3.5m=8feet〜11.5feet
(最大クラスは6m)
そして、人食い鮫というと真っ先に連想するホホジロザメ※画像はイメージです。
平均4.0-4.8m=13feet〜16feet
(最大は11mともいわれるらしい・・・サイズは別として、ホホジロザメは日本近海にも居るらしいので、非常に恐ろしい・・・)。
ここで、参考までにサメがサーファーやカヤックを誤認していると言われるアザラシの大きさはというと、以下のとおり。(ウミガメという説もあるけれど、より大きいアザラシをチェック)
最大種はミナミゾウアザラシで雄は体長約 5.8m、約19feet
日本付近にいるアザラシサイズは概ね5〜8feetくらい。
・ワモンアザラシ 約5feet
・ゴマフアザラシ 約6feet
・クラカケアザラシ 約6feet
・アゴヒゲアザラシ 約8feet
・ゼニガタアザラシ 約6feet
大体、サメと同じかそれ以下の大きさということで、やはりターゲットになりやすいのかも??
次に、ホビーカヤックのサイズを見ると、以下のとおり。
Mirage Sport(スポーツ)約9.6feet
Mirage Revolution11(レボリューション11)約11.6feet
Mirage Outback(アウトバック)約12feet
Mirage Revolution11(レボリューション13)約13.4feet
Mirage Revolution16(レボリューション16)約16feet
残念ながら、ホホジロザメの大きさをコンスタントに上回るのは難しそう。
せめて最近、相模湾で目撃情報の多いシュモクザメの大きさを上回ることに絞って考えると、やはり少なくとも11feet、できればアウトバック以上の大きさが望ましいのかなぁ・・と思う。
これはあくまで、単体のサメが獲物を襲う場合を前提にしているもので、群の場合には個体の大きさはあまり関係ないかもしれないし、極度の興奮状態になったサメは何にでも喰いつくらしいので、少しでもリスクを減らすための一方法に過ぎないことは、念押ししておきたいけれど、
保管場所やカートップなど、それぞれ事情や重要視するポイントはあると思うけれど、シャークアタック対策に限らず、カヤックは長いほうが直進安定性もあり、速いし、シットオンカヤックは大きい方が浮力が大きくて安全性も高いので、やはり使う人の環境の許す範囲で最大クラスのものにするのをおすすめしたい。