先週に続いて愛艇ホビーカヤックレボリューション13でのカヤックフィッシングに出た。
前日にカヤックの用意を万端にして意気込んで寝た割に寝坊してしまって日の出から遅れること30分の6時に海岸へ。
天気予報では9時までは風速1-2mという事だったけれど、実際の風はそれより少し強い感じ。
波は少しあるなぁ、と思ったものの、岸から見た感じではそれほどでもなさそう・・・?
まぁ、大丈夫だろうとカヤックに乗り込んだ。
まずはお約束で水深5-6mの湾内の浅場で反応を探す。
魚群探知機とにらめっこしながら進むけれど、まとまった反応はなく、時々薄い群れらしき反応があるだけ。
湾内はダメかな、と少し沖にカヤックを向けて足漕ぎを開始する。
しかし、あらためて周囲の状況を分析すると、風は強くなって来てる感じで、4-5mくらい・・・
そして波というかウネリはますます大きくなり、波頭が白くなってるところもチラホラ。
写真では分かりにくいけど、客観的にみるとかなりヤバイ感じ。
天気予報より早く風が吹き始めて、昨晩から残ったウネリが収まるどころかまた威力を増してきてる。
まだ漕ぎ出して30分もたたないけれど、これはカヤックフィッシングどころじゃない危険な状況が迫っているんじゃないか?ということで、撤収!
岸に向かって方向転換するけれど、今度は、後ろからの波が怖い。
船が横波に並んで沈没しやすいブローチングの恐怖が襲ってくる。
ウネリに完全に背中を向けるのは危険なので船首を沖に向けて波を斜めに乗り越えながら、徐々に岸に向かう。
足漕ぎだけでは無防備なので、パドルを持ちながらの足漕ぎ。
手漕ぎの方が波への対応がしやすいので、途中からは完全にパドリングのみに切り替え。
そうこうして、かなりドキドキしたけれど、なんとか無事に着眼。
そんな海なのに、岸について陸から見る海は、また行けるんじゃないかと思うような感じに見えるから、海は分からない。
何にせよ、天気予報はあくまで予報、目の前で起こる変化に素早く対応することが大切だと痛感。
今回は近場にいたからよかったけど、遠くに行ってたらと思うと・・・コンディション悪化の予報があるときは遠くに行かないよう徹底しないとなぁ。
かなり意識しているつもりでも、こうして危険な経験をしてしまう、改めて自分で書いた記事を読んで気を引締めよう。
ちなみに、今回のカヤックフィッシングで先日修理したパドリングパンツの防水性能が回復したことを確認ができたのは唯一の収穫だった。
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