微ホラー謎解き探索ADV
既にplan.9t.が同名の「Dear」というフリゲを出しているが、おちゃばしら制作「Dear」のレビューです
最初に目を引くのが、白黒で統一されたグラフィック
非常に美麗な作画で立ち絵も多く、主人公と相棒のカラスが可愛い
怪我をしたカラスを撫でる主人公とか、ここだけなのにちゃんと絵がある
物語は何故か口を塞がれた謎の少女が、埃だらけの屋根裏部屋で目を覚ますところからスタート。
そこで出会った相棒のカラスと、ある目的を果たすことがゲームの目的
「謎の少女」「何故か」と設定が曖昧なように、断片的情報やリリーという少女の登場する日記を読み解き、真相に迫っていく
主人公は口を塞がれ物言えず、このゲームは基本カラスにしか台詞がない
肩にカラスを乗せ、昔の漫画のライバルキャラみたいだ
難易度はそこそこで、白黒を活かした謎解きや演出もあり、面白かった
詰まっても攻略メモが同梱されており、トゥルーエンド前からリスタートできる親切設計だ
やはり良かったのはストーリー。
序盤から細かい伏線が多く、主人公の正体が分かっていても、ノーマルエンドはぞぞぞぉぉっっ……としてしまった。
口が塞がれていた理由もね…
1つ欠点と言うか仕様上の面倒臭さを指摘すると、主人公が小さいので、アイテムを調べるには逐一イスを引かなければいけない。
リアルで拘りがあったが、何度も続くので多少煩わしかったな(演出として、最初の1回だけでいいのでは)
1冊95円のDMMコミックレンタル!
評価C+
65点
トゥルーエンドは切ない。
でも変化したタイトル画面を見ると、〇〇〇の顔が怖すぎて〇〇られるのもしゃーないとも思った。
いいシーンなのにね(笑)
ホラーや謎解きが好きな人には、おすすめしたい良作です。
【このカテゴリーの最新記事】