よく出来た伏線を「伏線が凄いゲーム」だとか、「巧妙な伏線」…なんていったりしますけれど、アップロードされた作品そのものが伏線というか、仕掛けがあるのは久しぶり
完全に騙された
本作は、これは、許されざる部活動の記録...... (つまり無許可)というキャッチコピーの通り、自称新聞部の主人公ナオヤスとヒロインキリカが学校の8不思議を取材するホラーゲーム(オナヤスと空目する)
稀有なジャンルであるホラーギャグで、「よながさま」以来ですかね。私がレビューするゲームだと
ギャグでありながら、なかなか怖い。
定番の鬼ごっこもある。操作性の悪さゆえ、ここが少し難所
まず私が特筆したいのは、キリカのキャラクター性だね。こんなに面白い畜生ヒロインは久しぶりだ。
ナオヤスとの掛け合いが一々笑える
学校の玄関から先に進めないと「いつまで全校生徒の足の臭いに包まれている気だい?」と煽ってきたり、台詞が逐一面白いのだ
そしてもう一つ特筆したいのが、本作が何気ない日常の台詞に伏線を張った、どんでん返し系のゲームである事だ。
正直ギャグばかりが目についてしまい、この展開は全く予想していなかった。
ホラーゲームとしてはよくある展開だが、完全にギャグに紛れこんでいた。
特にクリーチャーに捕まった時、何故か主人公ではなくヒロインの断末魔でゲームオーバーになること…
普通こういうとき主人公じゃないの?ヒロインのほうが女で悲壮感出るからかな?と思ったのだが、これにさえちゃんと理由があった
エンディングは2つあるが、恐らくあなたは最初バッドエンドになってしまうと思う。
どちらのエンディングでもエピローグがあり、ゲームをシャットダウンする時の演出もせつない。
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評価B+
70点
本当に初心者?というほどのクオリティでしたね…
ハッピーエンドよりも、バッドエンドのほうが好きですね。先生も活躍するし
世間はコロナ一色の中、フリーゲーム界隈では、2020年四月八日は名作ADV「死月妖花~四月八日~」の因縁の日ですね
こんな時だからこそ(?)時間をかけて遊べる一作。おすすめですよ。
「世界一幸せなロリコン」
「妖怪コスプレババア」
ほか、数々の異名を持つ名物
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