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2020年03月22日

ダークネス・ボーイフレンド レビュー感想 スタンガンはあずけたままで

私は男なので、女の子が主人公の乙女ゲームをプレイする時、いつも「こんな時、女の子ならどうするんだろう?」と思ってた



でも「ダークネス・ボーイフレンド」をプレイする時は、「こんな時、私だったらどうするだろう?」って思ってた













乙女ゲーのレビュー感想って久しぶりですねえ…




といっても本作は「マッドネス・ガールフレンド」のファンディスク的続編(?)なので、純粋な乙女ゲーではないかもしれないが…




シリーズ初の女性主人公だが、女性視点はこれまでもあったので、違和感なくプレイできた






まあこのゲーム…


説明には演劇部の強気な女子が、同じ部活のメンヘラ男子と付き合う話です。とあるんだけど、存外真面目な話だったね



そもそも別にメンヘラじゃないだろって思うんだが…




病名が出る訳じゃないが、心の病と表現されてるし、虐めや性差をテーマにした、真面目な話













恋愛ゲームとして面白かったの?



今回もキャラはクズばっかなの?




…と聞かれると…




シリーズで一番甘酸っぱい恋愛だったねというか他に甘酸っぱいゲームが無い








安定のクズも一杯出てきます







過去の出来事から正義感が強くなった女の子が、いじめられっ子の少年と、ふとしたことから交際する



順調だった交際は、安定のクズの妨害により、一変






果たして主人公は、彼氏と日常を守り切れるか?というね…



そんなストーリーです。



プレイするなら、前作プレイは必須です。





ネタバレ感想。べらべら語ります
















まずはシオンくん。不自然に名前がカタカナなので、すぐにピンときた。






お前男の娘なんだろ?






って…






シオンってのは漢字だと季語が入るんだろ?



このシリーズのキャラは、男性名なら渚のように自然、環境系


女性は雪菜のように季語が入るからな!





つまりお前の名前、シオンは季語が入るんだ!
m9( ・ω・)







…ところが直後、普通に出てきた…





「汐音」って…







あ、こりゃ男だわ
m9(;・ω・)






クリア後気づいたのだが、DLサイトにも(紹介文をクリックすると)書いてあった…





「汐音」って…













そしてもうひとりの重要人物である、主人公アリス。


こちらは普通に、正体が青空と分かるようになっている






身近な人が同性の嫉妬で苦労したとか、露骨に匂わせてるしね。(青空にしては、やけに可愛い部屋に住んでるが)




名前もずっと「私」だし、前作をプレイしてなくてもなにか仕掛けがあると思うだろう






そんな若い頃の青空が「サディスト 〜性悪女の憂さ晴らし〜」以上にイキってて、随分暴走していたな。


殺されそうなくらい危険な目に遭ったのに、よく大学生にもなって(湊と紅葉を倒す為とはいえ)イキれたね。そこは凄い









しかし分からないのが、そもそも青空に彼氏がいたことだね。




「こんな私でも貞操だけは守ってきたのよ!」という台詞は、「シオンとの再会を2年間待ち望んでいる」という意味だろうけど、だったらなぜ湊にキスしたんだろうね…




この台詞も、彼氏がいる女性にしては違和感がある…

別に貞操を守ってきたわけじゃないでしょ。彼氏が病だから出来なかっただけで(もしくはピュア過ぎてやらなかっただけで)







そもそも青空が平然と湊にキスしたことが謎だったんだが(しかも彼氏の不在中に…)、ますます訳がわからなくなった




このゲームは元々構想が無い、後付けなのかもな





青空も所詮女だから、寂しくてイケメンの湊に逃避してた…とかだったら生々しくて怖いな…いや怖いというか気持ち悪い…

それだけはやめてくれ…
(;´Д`)










何故か突然、性別ではなく個人、個性を重視するキャラになってるのも、奇妙やな…

「サディスト」では寧ろ性別を気にしてて、だから湊にも「女の子にあんなことができるなんて」「女の敵よ!」なんて言ってたのに


「女の敵」なんて青空が一番言いそうにない台詞でしょ
(;^ω^)












エピローグで腐女子化していたが、影響元っぽい晴は、やっぱり腐女子だったのかな?




いかにもそんな女性だったが、先輩×湊とか妄想してそうだよね















評価C
60点



シリーズ初の乙女ゲー(?)でしたが、テーマ性があり、男でも面白かった。



私がレビューする乙女ゲーは、皆で楽しめるといいよねぇという希望を込めてそこが前提なのですが、そのような良作を「男がやっても面白い乙女ゲー特集」として、纏めようと思ってます



……




まあ、そう言ってから2年以上が経ちましたけどね









そういえばラストのメインキャラクター集合イラスト、左端だけ分からないですねえ…




誰やこいつ?
(´・ω・`)
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