映画的なゲーム
PS2時代からよく言われるようになった言葉だ
これは見るだけの動画シーンが増え、所謂ムービーゲー。
つまり映画のような演出をするゲームが増えた事から揶揄された言葉だが、本作はそのような皮肉的なムービーゲーではなく、本当の意味で映画的な手法が取られた一作だ
まず台詞運びが、一般的なゲームシナリオのそれとは、やや異なる
英語を日本語訳したような簡潔な物言いで、キャラクターは自分の主張を端的に話す。
近いところでは、「ぼくの帰る町」というフリゲがあった。あれも非常に映画を意識した一作だったが、内容はジュブナイルだった
本作はどちらかといえば、アダルトでグロテスクだ
オレンジをベースにしたグラフィックもユニークだが、やはり特筆すべきはストーリーだね
一種の叙述トリックを使っているが、2周前提のプレイで、真相を知るとなるほどな、これは上手いと感心してしまう
特にそう思ったのが、冒頭のモノローグだ
私は翻訳に気を取られて、意味を深く考えなかった(まず大部分のプレイヤーがそうだろう)
お、このゲームボイスあるやん!くらいの印象しか持たなかったのだ
だがクリア後に読むと、あまりにもダイレクトな独白であると分かる
なかなかの衝撃だ
評価B
70点
エンディングは、必ず2つ見ましょう。
おすすめの一作です。
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興味あったらって……興味あるに決まってるじゃないですか!
女の子の身体の仕組みの次くらいには興味ありますよ!
ザクローさんの新作めっちゃ楽しみっす。
制作期間が短かったため超短編作品にならざるを得なかったのですが、その様におっしゃって頂き心から「制作して良かった」と思います。
滑り込みでエントリーしたため、後日アップデートで演出を強化しております…。
(期日には余裕をもちたいものです)
次回作は来年早めにリリース予定ですので、ご興味を持って頂けるようでしたら何卒宜しくお願い致します。お付き合い頂きましてありがとうございました!
新作も楽しみにしていますね。
生みの苦しみで悶える事を覚えると、創作が本当に楽しくなります。
掲載のご許可を頂きましてありがとうございます。
「オレンジジョーク」との素敵なお言葉を頂き、大変嬉しいです!
フリーゲームは初制作だったのと、2〜3日と短い期間でフェスエントリー期日に追われながら制作したため、ユーザー様に気に入って頂けるか不安だったのですが、スマ様をはじめ温かいレビューが多く感謝するばかりです…。
次回作も制作中のため、またご縁があれば嬉しいです。
今後もレビューブログ活動応援しております。
この度は誠にありがとうございました。
そう言って下さると、こちらもドヤって書いた甲斐があります。
リンクは、勿論問題ありません。これからもジャンジャンバリバリ張って下さい。
他のリンクはどちらも初めて見たサイトですが、本文を読む限り、かなりの高評価に見えます。
本作はアメリカンジョークと同じシナリオ手法ですが、内容は非常に重かったです。「BRADLEY」は、ブラックジョークとも、オレンジジョークとも言えるゲームなのかもしれません。掌編ながらとてもよく出来たゲーム。
この度は制作お疲れ様でした。
ノベコレのコメント欄にてこちらのブログリンクを掲載させて頂きましたが、問題ございましたら削除いたしますのでご指摘頂けますと幸いです。コメント失礼いたしました。