ホラーゲーム「アカイイカア」「アカイアクム」に続く、アカイシリーズ最新作
タイトル路線を少し変え、「赤異怪段 -アカイカイダン-」として発表
怪談と階段から成る造語が、少し面白い
前2作が良かったので、新作には、かなりの期待を込めてプレイ。
タイトル画面とスタート演出がいきなり怖いので、次第にテンションは上がっていく。
まず目につく部分として、キャラデザがいいね。
巴と梅美は目がくりくりしてて可愛いし、光太も昔の少年漫画の主人公のようで、格好いい。
キャラデザが作者本人なのが、意外だった。前作は別の人が描いてたので、キャラ絵は描けないと思ってた。前作より好きな絵
特に梅美を気に入ったので、「青鬼」を踏襲したホラーの王道として、早々に死亡し敵になったのが、ちょっと悲しかったな。
少し梅美を操作する場面があるので、今回はダブル主人公かと思ったからね
そんな梅美がクリーチャー化するシーンのフォント演出とか、結構斬新じゃないかな
ホラーゲームとしては、これまでに比べ、逃げる要素より、謎解き要素が高まった。
難しいというほどではないが、ヒントが少ない…または無いところもあるので、詰まる人はいるかもしれない
恒例の赤いクリーチャーは、今回も怖い(でもドット絵だと、ちょっとかわいい)
上手い具合に閉じ込めるも、壁を壊して追ってきたのは、ブルっちゃったよ
この程よい恐怖感と緊張感は、最後まで続いたね
ストーリー要素はほぼなく、地下室で謎の赤い化物に追われ、脱出するまでの話だが、今回も謎が残ったな…
ネタバレ感想
心底感心したのが、タイトル画面に戻ってから、一瞬操作不能になり、クリーチャーが脅かしてくる演出
完全に想像の上をいかれた
巴がモノローグし暗転する場面、私は「ここでクリーチャーがわーっと脅かしにくるんだな」と確信していた
ところが何もないまま終わってしまった
次の暗転こそ来るだろうと、身構えていた
ところがまた、何もやってこない…
何だ今回演出薄いなー…
そう油断した矢先の脅かしだったので、強烈なボディブローを受けた
不意打ちを食らったプレイヤーは絶対に多いよね。間違いない
評価B+
75点
まさかの3作連続良作です。
【このカテゴリーの最新記事】