勝った、勝った…勝てた…
やっと勝てた……
パドック評価最下位から、怒涛の1着優勝だ。
▼ミスターシービーが飛び跳ねる勝利シーンを見た時、自分でも全く予想していなかった「しんどい、しんどい…」という言葉が口を衝いて出た。
衝動が大きかったのか椅子からも立ち上がり、謎の動きをした。
理不尽な負けが数カ月も続き、精神的にも限界だったんだろう。
テンションは最高潮だが平静でもあり、自分でも奇妙な心の状態だった。
「Ms. VICTORIA」を本当に、数カ月ぶりに聴いた。数カ月ぶりに聴けた。
ここ数カ月は負けのショックがフラッシュバックしてしまうため、とてもこの曲を聴けなかった。大好きな曲だったのに。
それだけに、シービーが高らかに歌う「Ms. VICTORIA」のカタルシスは…言葉では言い表せられない、感動をも超えた途轍もない物があった
これからは大好きな「Ms. VICTORIA」を心置きなく、何度だって聴けるだろう。
勝利だけではなく、その喜びもある。
▼レースは本当に、自分でも驚くほどイメージ通りだった。
シービーに強攻策とウマ好みを積み、追込でありながら出来るだけ前に出した。
固有の効果も大きい。
タイシンの代わりに出したのは、シービーのほうが安定感が高いという見立てもあった。
保険として564も積んだが、結果としてどの金スキルも一番大事なシーンで出てくれた。
特にノンストップガール…チャンミMILEでは要らないと言われていたが、私は発動させる自信があった。
…ところがまさか…
クリオグリにブロックされたゼファーが発射台になってくれるとは思わなかった…
実況にも出たが、混戦状態になった。
逃げがいないため、先行グループがごった返した結果だ。
…ゼファーは…
本当にこのベストタイミングでよく引かせてくれたな、と思う。
サイゲの頭の良さや千両役者ぶりは、最早常軌を逸している。
「ウマ娘」のリリースからも2年以上が経過するが、サイゲの凄さは未だ底が知れない。
デジタルを入れるよりシービーが1着になれる安定感はあったんじゃないだろうか。
決勝だって、ブロックされなければ優勝はゼファーが獲っていた。
▼練習で決勝を再現してみた。
すると面白い事に、5戦全勝した。
相手には勝率50%を超える応援団キングや危険な相手もいるというのに、完勝だ。
シービーは全レースでパドック評価最下位だった。
次にシービー、オグリ、デジタルで5レースしてみた。
またしても5戦全勝だ。
だが勝者がシービーではなくデジタルということが2回あった。
やはりデジタルは1着になれる力があった。
シービーが全レースパドック評価1位なのが面白い。
たった1人入れ替えるだけですべてが変わってしまう。
次にシービー、オグリ、嫁フラワーで5戦した…
すると恐ろしいことに、相手のシービーに負けてしまった。
…このたった1回の負けが、余りにも怖い。
これまで何度このラッキーパンチに打ちのめされたか、分からない。
…以上のことからやはりゼファーで正解だったし
運の要素の強いマイルに於いてどの組み合わせでも圧倒的な勝率を残しているので、
今回は私の完勝と見ていいんじゃないだろうか。
例によって多くのウマ娘を育成したが、勝率も高い水準で安定している(デバフは使い回し)。
▼終わってみれば今回の優勝は、…まるでサイゲに導かれていたようだなと思う。
嫁フラワーでは先行での勝ち方を学び、
ゼファーにはクリダスカの固有と因子を積み、
育成リレーにきれいな正のスパイラルが生まれた。
サイゲは神様みたいだなと感じる事がある。
でも「みたい」ではなく、本当に神様なのかもしれない。
2回前のチャンミで負けたキングに(今回負かしたのは応援団キングだが)勝てたのも嫌な記憶を払拭、さらには上書きできた。
これもまるで、神様の手のひらの上で踊らされているかのようだ。
私を導いてくれた事だけではなく、
チャンミ3周目の初戦を勝利で飾れたことにも、改めて感謝したい。
▼次回のチャンミも楽しみだ。
タマモクロスをあと2ピースで解放できるし、
マーベラスサンデー実装やタキオンの因子研究もある。
「ウマ娘」は既に2000時間以上プレイしているが、私の疾走はまるで止まることを知らない。
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