具体的にどういうことかというと、「一定水準を超えた良作が多い」
「そのままじゃねーか!」と思うかもしれないが、それは違う。
端的に言うと凡作以下…言葉を選ばずに言うなら、駄作が非常に少なかったという意味
どのゲームも丁寧に整えられていた。熱中して遊んだゲームばかりだ。
これまでのウディコンは尖った優良ゲームに
残念ながらユーザーからもあまり評価されないゲームが混じっていたが、
今大会は、どのゲームも完成度が高かった
平均すると、最も"良作"が多い大会ではないかな
だがその反面、強烈な灰汁を持つ"名作"には出会えなかった
そこは残念だ
▼今大会の応募は75作品らしいが、全てをプレイしたわけではない。
おすすめの良作は以下の作品(並びはエントリー番号が若い順)
『天上奥義伝』
『Megalopolis』
『ソウテン鏡事件』
『家路〜いへぢ〜』
『雲間からレグルス』
『廃館少女 - Replica -』
『選択肢がなでるとなめるしかないゲェム』
『ブラックレイン』
『フィッシュ・フックは涙しないRE』
『HOLLOW LONGING』
『民家で一晩過ごすだけの高時給バイト』
『1/∞の奇跡』
『脳筋魔法使いは進学したい』
これらのゲームはとても面白かった。
さらに厳選したおすすめを1本、レビューしたい。
それは…
『1/∞の奇跡』
…DL数が見るからに少ないのでグランプリは無いだろうが……これは面白かった。
主人公が完全に無機質なロボットというのが、まず面白い。
タイトル画面の彼女は、いってみれば、ヒロインだ
ロボットとなって死にかけの少女と対話し、時に彼女の生死にテコ入れする。
様々なテーマを投げかけてくる作品だが、無機質で、機械としかいいようのない、マ〇チみたいな人間型メイドロボではない機械に、心のようなものがある
「こう、語りたくなる良いゲームでした。」「人間とは何かをとても考えさせられる素敵なゲーム」との感想があるが、端的にこの作品を表してると思う
ジャンルはRPGとあるが、イメージとしてはADVに近い。
興味のある方はやってみては
▼それではお待ちかね。
グランプリ予想したゲームが4回連続2位という、フリーゲーム界のデスノートと呼ばれている私のグランプリ予想作品は…
…
『脳筋魔法使いは進学したい』だね
なんといってもシステマティックで、ウディコン通の好みに合っている
随所にゲーム的な要素があり、歯ごたえも抜群
私はこの作品をグランプリと予想する
勿論私も、随分楽しんだ
▼一般審査はあと2日で終わる。
さてさて、今大会の結末はいかに…
最後まで目が離せない第14回ウディコンを、最後まで見届けたい
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