様々な女の子と出会い、楽しい一年を過ごしてみてください。
このゲームは昔懐かしい恋愛アドベンチャーゲームです。勉強や運動など「自分の魅力」を磨きながら学園の女の子たちと仲良くなっていってください。
攻略できるヒロインは10人以上!
▼いやあ…
久々にすげえ良作がきちゃったね…
これは怪作SLGだわ…
最初のヒロインを攻略したところだけど、超面白かった。達成感と、満足感で満たされている。
なぜそんな感情が巻き起こったかを、記そうと思う。
ただこのレビュー感想には、その必要性があるためヒロインシナリオのネタバレがあるので、そこだけ要注意だね。
作者自らサムネネタバレをしているし、まあ王道ストーリーなので、読むにあたっての注意事項はないと思う
▼「ヒカリノチハレ」は90年代を想起させる、かなり硬派な恋愛SLGだ(ギャルゲーなのになにが硬派かは後述)
「勉強」や「運動」などのステータスとヒロインの好感度を上げ、
時には学校を徘徊しステータスアップアイテムである他人の食い残したおにぎりを漁り、
また時には、新たなるヒロインとの出会いを求める…
そして物語の途中で、ヒロインと結ばれることがゲームの目的だ
▼最初に惹かれたのはなんといってもキャラデザだな。
複数の絵師が担当しているが、どの子も可愛すぎ。
まさに90年代風だ。いわゆる萌え絵とは少し違う。
塗りも今風のアニメアニメしたこってりではなく、レトロなセル塗りを思わせる
ヒロイン数が非常に多いので、きっと好みの子が見つかるだろう
▼ストーリーにも触れておこう
メインヒロイン(?)のあゆは、主人公の幼馴染。
再会した直後、主人公に告白をしてくる
…ところが今の告白は練習で、「本命」が別にいると告げられる…
ぶっちゃけこの時点で本命は俺で、フラれることを怖がってるだけなんだろ?
どうせイケメンを「本命」と誤解するも、弟なんだろ?
…まあそこまでベタじゃないかあ…
とか思ってたけど……
そこまでベタだった。ここまで王道だとは。
幼馴染の弟ならそいつも幼馴染だろ?会ってないの?みたいな不自然さもあるしな
▼でもこれこそがレトロにしてトラッドなギャルゲーなんだよ。
いつからか恋愛ADVが主流になり、泣きゲーと呼ばれるジャンルや小難しいSFが流行ったが、
もともと「ときメモ」にしたって、恋愛SLGのストーリーは極めてシンプルだった
だから…
恋愛SLGはこれでいいんだよ!
カップル成立後のなんの波乱もない甘々なカンケイも最高だし、EDでヒロインの笑顔を見た時も、感動した。
…ストーリーはいくら俺が王道好きにしたって、本当に普通だ。
なのに、なぜ感動したか?
答えはシンプルだ。
このゲームがなかなかに難関で、攻略に少し骨を折ったからだ
この難易度、まさに硬派だ
それゆえに、達成感が大きいのだ
昔のエルフのゲームなどを思い出すむずかしさだ
だが本来、ゲームとはそういうものだ
最近の読ませるだけだったり単純思考でクリアできるヌルゲーとは一線を画す、それが「ヒカリノチハレ」だ
評価B+
75点
おすすめ。
引き続き攻略していきます。
ちなみに、なぜか説明には「恋愛ADV」とありますが、
誰がどうプレイしても「恋愛SLG」でしょう。
そもそも元ネタっぽい「ときメモ」や「TLS」、その他のゲームがSLGですから…
よって、このブログではSLGとして扱いまーす。
【このカテゴリーの最新記事】
単純に"理系"ではなく"理系的思考"を持つことが大事じゃないかと。
同様に文系的思考、文学的思考を持つことも。
「ヒカノチ」はそんな思考を必要とする、久しぶりのゲームらしいゲームで、とても面白く、ハマっています。常に頭を働かせるので、目も頭も冴えます。
ゲーム性を排除した読むだけのビジュアルノベルにもいい作品はたくさんありますがそもそもゲームとは言い難いですし、何より、やってて眠くなるんですよ。
もう1人クリアしたので、後々更新します。
さすが管理人
数学が絡むと突然強い