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2018年02月12日

賊将 著:池波正太郎

池波正太郎 新潮社

短編集。表題賊将は西南戦争に参加した桐野利秋が題材。ただ一番分量が多いのは足利義明が主人公の応仁の乱。内容的にかなり安定している。

ニコライ遭難 著:吉村昭

吉村昭 新潮社

ロシア皇太子ニコライが暗殺されかけた大津事件を題材にした小説。
かなり細かいところまで書かれており、関係者の末路も逐一記録されているし、細かい関係者たちの動きや国内の世論の動きなども詳細に描かれている。なかなかの読み応え。

唐宋の変革と官僚制 礪波護

礪波護 中央公論社

唐代に南北朝系の貴族層が在地貴族から官僚貴族になり、その後五代にその層が壊滅し、科挙官僚が増えてくる。またその間、特に安史の乱の時に臨時の職である使職が多数乱発された(通常のものは「官職」)、使は初期の官職が貴族的であったため、中央集権体制確立のために使職が作られ、その反面節度使が自立化して地方分権状態になり、特に節度使に対する武力鎮圧をすべきか否かで官僚たちに党争が起きていた。
そしてそれらを支えたのは辟召制というもので、藩陳も官僚もそれで新興地主層を吸収して勢力を蓄えた模様。その後は藩鎮勢力も州勅使たちが言うことを聞かななり瓦解、宋の誕生で完全な中央集権が誕生した。

内容的にかなり専門的なもので、をそもそも私は唐宋時代の予備知識が乏しく、果たしてこの解釈出会ってるのか自信はない。

米沢藩の経営学 著:童門冬二

童門冬二 PHP研究所

明治に沖縄へ赴任した上杉茂憲は、悲惨な沖縄の現状を目の当たりにして、直江兼続と上杉鷹山という2人の米沢藩の改革者の行った改革のことを思いつつ、沖縄の改善案を政府に提出するも受理されずに沖縄を去るという内容。小説と読み物の中間的な作品であり、作者も実験タイトル的な発言をしている。
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