アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリアーカイブ
プロフィール
日別アーカイブ

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2021年02月07日

最も読みやすい本とは何か

条件を揃えると
・過去のベストセラー
・新書
・かつて一斉を風靡したが今から見ると若干古い

この条件が揃っているものが一番読みやすい

まずベストセラーであるという事が重要、ベストセラーの条件は「誰でも読める」「刺激的」な
事、なので誰でも読める本、そして新書だが、大体薄い、すぐ終わる、そして一斉を風靡したが今から見ると古い、これは今更真面目に読むほどでもないという事、そして「若干」がとても大事、メチャクチャ古いものは今更読むのはキツイ、今から見るとつまらないし、文体も古い。少し古いくらいだとむしろ程々に枯れた技術、思想で成り立っているのでこっちとしても多少の予備知識があるから受け入れるのが楽。
最新は使いこなせないが古いものはやはり時代遅れでやっぱり使いにくい、ちょっと古くなったものが一番使いやすい、これはどの分野も同じ。

然し以外と過去のベストセラーはわかりにくい、1位はデータが残っているが、20位とか40位くらいになると10年前のものだとデータがイマイチ検索されない事が多いのだ。

2020年09月06日

電子書籍移行の問題点と限界

近年は電子書籍が増えてます、メリットとして本棚を占領しないので困らない、持ち歩く必要がないので軽いという2点、本当にこれが大きいです。他に「買おうと思ったら即座に買えること」、実店舗も通販もこれは出来ないことです。後バックライトありも一応。

しかし問題も多い、まず毎回言っていますが電子書籍はバッテリー依存、バッテリーがないと読めない。
また電子書籍ストアも使い勝手に問題あり、更に電子化されてない者も多く使いにくいのが難点。
まず、電子書籍移行の問題点として「出版社単位での温度差」があります。この出版社単位の温度差が結構大きい、例えばヲタ系のところほど体感積極的ですね、客層がネット系なんであっているということなんでしょうが。大体角川が多分一番乗り気何だと思います、講談社はそこそこ、徳間は判断が出来ない、小学館はあまりやる気ない感じ?でしょうか。

特に私みたいな歴史好き(大学も歴史系)にとっては歴史系の出版社(大手だと講談社、その他吉川弘文館、戎光祥出版等)があまり乗ってこないので割とめんどくさかったり。
中には細かい誤字なんかが目立つものの、マニアックなテーマの本を電子自費出版している人が居たりして驚かされたり。

2020年07月05日

SFと私、SFは読むけどSF自体は好きではないという事

今年間本を1000冊目指しつつSF100冊も目指している私ですが、私のSF観について少し語りたいと思います。

私はSFというジャンルに興味があるのですが、それでいてSFはあまり好きではないというスタンスを取っています。
私にとってSFというのは「好きなタイプの作品が比較的多く含まれている」という程度のものでしかなく、「Sfそのもの」はそんなに好きじゃないなと思っています。私がSFに興味を持ちながら結局SFに走らなかったのは多分SFと馬が合わなかったからと。
どうもSF好きな人の意見を聞くと「理解で出来るけど私とは違う」と思うことが大半、そして思う、私はSFは好きではないと。

私にとってSFとは「純化」「特化」なんです、宇宙や未来など「進んだ世界」を題材にすることで、現実に有る不純物を取り除いた作品、それがSFと考えます。いわば未来という名の白いキャンパスに画家が絵を書くように…。
そしてSFが衰退したのも純化故だと考えています、一度純化した後に新たに世界を構築する、これは構築者と消費者の価値観が一致しているか、むしろ反発していないと「わからない」「理解できない」で終わってしまう。
写真であれば誰でもそれが何かわかります、でも絵はその絵を見る目がないと見る事が出来ません。

私の経験上年齢が20歳くらい離れるとだんだん話が通じなくなる、親子で理解し合えない話はよく聞きますが、それこそ20歳以上離れているのだから相互理解はそれ相応に難しい。
クリエイターと消費者の関係も同じで、年齢差が大きくなると感覚がズレてうまく噛み合わなくなり、今ひとつ消費者に通じなくなってくる。

少年漫画家なんかを見ていると、ある時期から突然切れがなくなった、売れなくなった事例がありますが、年齢が上がりすぎて少年の心を失ったか、彼が少年だった時代と今の少年の感覚がズレすぎた為に売れなくなったと私は考えます。

現代劇等はいわば写真なので、比較的その感覚のズレを調整出来るのですが、「純化」された絵であるSFは、その当たり製作者と消費者の感覚がズレるとわからないにしかならないんです。
SFは歴史を積み重ねてきた古いジャンルなので、日本のSFという目で見ても既に数十年以上が経過しているので、皆が若かった頃は過去の話、老人の未来感覚と若者の未来感覚と中年の未来感覚は共有できないし、男女の未来感覚も層別の未来感覚も共有できなくなっている状態。
私は平成生まれで既に日本のSFが明確に衰退期に差し掛かっていた時期(SFクズ論争などが起こっていたというのを後から知った)なので、日本のSFは既にかなり煮詰まっており、弾幕シューも厳しくなってきた頃の2DSTGみたいな状態になっていました、なのでうまくSFに入れないまま去っていくことになりました、が大人になって振り返ると、もう門は閉じていたんだなということを知りました、少なくともSFのいち部分だけにシンパシーを感じているだけでSFそのものは好きではないような半端者が入るところではなかったと、既に多様化しすぎたSFは、入るのも困難になっていたなと、まさに読みたい作品が見つからない状態。
しかし今は大人なのでもう関係はないですが、気になったやつをとりあえず読むだけ。


大体娯楽産業は「皆が若かった頃」はストレートに盛り上がるのですが、新規が入ってくる、クリエイターが高齢化するとコミュニティ全体の意思がなくなり感覚や常識が共有できなくなり崩壊します。私はこれをゲームというジャンルで見てきました、ゲームのプレイヤーは初期のアーケード層(マクロスのマックスがある意味この世代といえる、彼はゲーセンで未来の嫁と出会った)は兎も角、大規模なゲーム世代はネットなどを見る限り70年代後半産まれからだなと感じています、45歳より若い世代。
そして皆が若かったのは90年代までで、00年代になると初期の世代は既にアラサーになっており、初期のゲームキッズがおっさん化して新しく入ってきた層と意識の差が生まれ、気がついたら旧世代のコミュニティと新世代のコミュニティになんとなくゲームが分裂していた。さらに新世代のコミュニティも複数に分裂していた、そんな経験があります。
SFは多分ゲームより遥かに前にゲームが経験した分裂を経験したんだろうと、SF論なんかを読んで強く感じています、特に岡田斗司夫が語っていたアニメがSFを終わらせた論、つまりアニメから入ってきた層は小説から入ってきた層と意識の差が大きくてSFの認識が分裂してしまったという意見を、私はゲームで感じています。メインブログの方で書いているFF(重厚長大据え置きRPG)とポケモン(お手軽携帯機RPG)の世代の認識のズレが、そのままゲーム世代の分裂につながったと。

私はSFを読む時「純化」された世界に付けられた色が「たまたま私の色と一致していた」為に面白がるという感じで、SFマインドとかそういうものは一切持ち合わせていないなと感じています。
ということなので、SF自体はそこまで好きではないけどSFは読み続けることになると思います。

私が付き合っているジャンルって大半「別に好きじゃない」んですけど。
検索
最新コメント
タグクラウド
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。