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2021年02月22日

同性愛の謎

文藝春秋 竹内久美子

同性愛の研究の最前線。主の♂の方が多い。

同性愛の特徴として同性の性フェロモンに対する反応する、また男の方のみ女脳であり、女々しい脳の構造をしているらしい。これはレズの場合男役のみ男っぽい特徴があるらしい。

ちなみに同性愛以外に興味深い記事があり、中南米のある村は突然変異によって表面的には性転換(女→男)する人間がたまに産まれるらしい。原因としては男性ホルモンの内テストステロンだけしか分泌される、表面をオス化する悪性男性ホルモンと言われるジヒドロテストステロン(ハゲとヒゲとニキビとムダ毛の原因なので)が分泌されない、なので内面の男性化はあっても外見の男性化がせずに中身が男として育って居るので結果的に産まれた時は女っぽく見えてしまうらしい。

そして男の同性愛の遺伝子に関しては当人は子孫をあまり残さない傾向があるのだが、何故かその遺伝子を持っている女性は子供をよく残す傾向があり、それが一定確率でその遺伝子が引き継がれる原因になっているらしい。

ちなみに兄が多い場合何故か弟は同性愛傾向が産まれるらしい、原因としては母親にとってY染色体は異物なので排除しようとする防衛機構が働いた結果女性化するそうだ。

日本プラモデル 世界との激闘史

河出書房新社 西花池湖南

日本のプラモの歴史。アメリカ企業が衰退して日本企業が伸びてきたが、その後日本のプラモがガンプラの頃を最後に成熟してその後はミニ四駆ブームくらいになった結果、新興国のメーカーが台頭してくるという内容。

日本のサブカルチャーの歴史と連動する模型の歴史という事で面白かった。

戦国軍師入門

幻冬舎 榎本秋

正直内容的には古い内容が多く、今読むと古い研究が多く今ひとつ感あり。

2021年02月17日

弥生時代の歴史

藤尾慎一郎 講談社

弥生時代の歴史について、現代の弥生時代の研究の概説。

弥生時代の歴史は徐々に過去にさかのぼり、今までの説である一気に日本が弥生化したという説は間違いで、数世紀ほど縄文と弥生の中間時代が存在し、弥生遺跡が産まれたあともしばらくの間周囲に縄文遺跡が残っていた事、また弥生土器初期と末期縄文土器の区別はつきにくいそうだ。
東海地方の遺跡は1世紀ほど縄文と弥生が共存しており、最初は縄文遺跡とは別の場所に弥生の水田が出来た模様。
登呂遺跡は吉野ケ里などのようなクニではなく、当時の純粋な農村で、付近の別の遺跡が母村であり、4つの段階があり何度も洪水で埋まっては復興を繰り返し、最後は母村に吸収されて母村の水田と化して行った事が発掘調査からわかるそうだ。
関東の弥生時代は弥生化と同時に環濠集落ができたことから、西日本と違い社会集団が一斉に移住してきたという説を紹介している。
仙台までは不完全ながら弥生化されており、その後も水田が破壊された跡も復興して水田が放棄されなかったが、青森の水田遺跡は不完全で、縄文文化を維持しながら水田を作り、最後は水田を放棄していった。

2021年02月16日

関東古墳散歩

相原清次 彩流社

関東の古墳の写真と地図。高確率で風土記の丘と呼ばれるエリア周辺を探せば大体古墳があることはわかった(関東には風時の丘が複数ある)。後は埼玉古墳群等の有名所や小さな円墳中心の小規模な古墳群等。アクセスは総じて悪いものが多く行けるかは微妙な所が多い。

弱点として著者2人は写真家ではないため写真のクオリティは低め。私の写真もクオリティ低いし、写真覚えようかな(どうでも良い感想)。

攻める山城50城 関東周辺歴史トレッキング

清野明 山と渓谷社

タイトルの通り、ハイキング感覚で登る山城。著者の回想ではもともと著者は城や歴史系ではなく登山、冒険系だったのに低山に登っていると不自然な地形に出くわすことが多く、そこから山城を知ったクチらしい。

多くの関東山城が奥多摩などの西東京周辺にある、理由としては単に関東に山がソッチのほうにしかない事、後は北関東の城ばかりであり、これらは西東京は武田、北関東は上杉(いろんな意味で)の影響。特に青梅線沿線は良くも悪くも多い。更に山深い為開発されていないから消えていない。

2021年02月07日

ヒゲの日本近現代

 講談社 阿部 恒久

なぜ生えるかもわからない謎の毛、ヒゲ。そのヒゲと日本の近現代の関係、江戸時代から現代までのヒゲのあり方を記す。

江戸時代になると一度野蛮と消えたヒゲが、明治になると欧米人の影響で復活する。その後モボ・モガ時代にはヒゲはモテない存在だったり、戦後になるとサラリーマンの間でヒゲは壊滅していったこと、更に現代にはヒゲを生やすものと逆に永久脱毛する者とで別れている事などが書かれている。

結局ヒゲってなんなんだろうか。

アグルーカの行方 フランクリン隊が見た北極 ☆オススメ

角幡唯介 集英社 


フランクリン隊、北極周りでアジアを目指す航路を開拓中だったが全滅し誰も帰還しなかった。船が沈没してキングウィリアム島に上陸、食糧不足で大陸側に上陸したあたりにある餓死の入り江というところで餓死した事が伝わっている探検隊。

このフランクリン隊には最期の生き残りが居た、その名を「アグルーカ」イヌイット語で大股で歩く者という意味を持つ人物であり、フランクリン隊の副隊長フランシス・クロージャーがアグルーカであると言われている。このアグルーカがフランクリン隊の生き残りとしてイヌイットの伝説に登場しており、最期は不毛地帯の奥へと足を踏み入れてそのまま帰還することはなかったということだ。

そのフランクリン隊の通った道を著者が同じくソリを引いて移動して、最期は日本へと帰還するというのが本作。
最初はホッキョクグマがたまに襲来する程度だったのがだんだんと動物が増えていき、最期はイヌイットに出会い始める、イヌイットとのやり取りや通った道の様子からフランクリン隊とアグルーカがどういった経緯で南下していって壊滅したかをフランクリン隊の記録を交えながら語りつつ、料理をしたり狩をしたりイヌイットと会話したりを繰り返しながら南下していく。

アグルーカと呼ばれた人物は同時期に3人おり、実はクロージャー以外のアグルーカをクロージャーと勘違いしているのではという説もあるそうだが、著者はアグルーカの特徴がクロージャーと一致していることからクロージャー=アグルーカ説を取っている。イヌイットはかなり早い段階でフランクリン隊と接触しており、あるイヌイットは沈む前のエレバス号にすら上陸して存命だった頃のフランクリンと出会っている、ただしかなり死にかけであり、唯一の文字記録であるメモが記す時期とほぼ同じ時期にフランクリンが死去した事を伝えている。
フランクリン隊に関するイヌイットの伝承はかなり豊富で、フランクリン隊の直接の記録が1枚のメモしか無い中でかなり詳細に生き残りの動きを追っている。
またイヌイットの伝承だと白人たちがシャーマンの葬式をやった話、イヌイットの指導者はシャーマンなので、フランクリンの葬式のことだと考えられる、を目撃した者も居るそうだ、またその際にセメントが使われたこと、砲弾が副葬品として使われた、最期は全員で銃を空に向かって撃ったこことまで伝えられている、更に葬式後にフランクリンが埋葬されている洞窟付近に立ち寄って十字架を回収したイヌイットも居るそうだ、ただし洞窟内には怖くて立ち入れなかったそうだ。ちなみにフランクリンの墓は未だに見つかっていない。

餓死の入り江はルートから少しハズレた位置にあり、通説では迷った事になっているが、著者は餓死の入り江付近に魚が大量に取れる湖があり、イヌイットの釣り大会が開かれている場所であることからそこを目指したのではという説を提唱している、ちなみに著者はその湖の釣り大会にも参加している。

最後の方はアグルーカが行方をくらませた不毛地帯へ、不毛地帯は草が生えておりベリー類や動物など食べ物は割と豊富にあり、燃料の問題さえ解決すればかなり長期間生き延びられる事も指摘している、またアグルーカの装備には不毛地帯突破に使える小舟もあったそうだ。著者はアグルーカの墓を探してみたが見つかるわけもなかった。

相当いろんな事が書かれていて極めて面白い、ぜひ読んでほしい。

かなり面白かったのでオススメタグつけときます。

日本プラモデル60年史

小林昇 文芸春秋

日本のプラモデルの歴史、プラモデルが元々マルサンの商標で自由に使えなかったがマルサン倒産からの紆余曲折を経てからとか、初期のプラモデルは何でもインスタントの時代に組み立てるのは時代にあってないからと受けが悪かったとか、高いプラモと安い駄菓子屋プラモで別れていたとか。
アニメや特撮系のプラモが沢山作られたがリスクが大きく失敗すると倒産が待っているとか、ガンプラブームの後にファミコンブームが来て一気に子供の消費行動が変わってきたとか、2度に渡るミニ四駆ブーム、欧米の模型メーカーの倒産と新興国の模型メーカーの台頭に挟まれる形の日本メーカーなどで締めている。

森を歩く

角川書店 田中淳

森林セラピーの効果、自閉症だったり鬱だったりしても効果があるとかなんとか。実は森林セラピーは登録商標で、ホイホイ使うことは出来ないらしい。森林療法は誰も使う事が出来る。
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