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タグ / 航空宇宙軍史
記事
最後の戦闘航海 (航空宇宙軍史シリーズ) [2016/04/19 01:15]
谷甲州 早川書房
外惑星連合軍の敗北で外惑星動乱は終結した。航空宇宙軍は手当たり次第に機雷をばらまき、効果が薄いとわかるとさらにばらまくという工程を繰り返し、結果動乱集結時には大量の機雷が木星周辺を漂っていた。ガニメデの掃海艇CCR−42は、その状況の中戦後も掃海任務に当たることになった、そんな中航空宇宙軍から木星の衛星の一つであるヒマリアへ向かう事を命じられる。
ヒマリアの状況は謎に包まれ、本来あった観測基地とは別の場所に謎の基地があることが示唆され、どうもそこへ向..
巡洋艦サラマンダー (航空宇宙軍史シリーズ) [2015/10/03 12:31]
谷甲州 早川書房
短編4作収録。
巡洋艦サラマンダー
火星鉄道十九内の「土砂降り戦隊」、「ソクラテスの孤独」につながるエピソード。大規模な航空宇宙軍の輸送艦隊の襲撃を終えたあと、逃走するサラマンダーの内情。航空宇宙軍は外惑星連合軍の仮装巡洋艦には目もくれず、唯一の正規巡洋艦のサラマンダーを追撃する、サラマンダーは逃走を続けるが状況は徐々に悪化する、そんな中司令部から常軌を逸した命令を受ける。
この話で艦長とクルーの会話から、外惑星連合軍の現状をいろいろと知るこ..
タナトス戦闘団 (航空宇宙軍史シリーズ) [2015/09/10 20:03]
谷甲州 早川書店
開戦前夜〜直後の月が主な舞台。同シリーズの「カリスト〜開戦前夜〜」とセットみたいな部分があり、主役はタイトルの通りタナトス戦闘団と呼ばれる外惑星連合軍の陸戦隊。「カリスト〜開戦前夜〜」の際に結成された部隊であり、今回の目的は月の都市の工場襲撃であった、が肝心のタナトス戦闘団のダンテはスパイを逮捕する側ではあったが(元公安)スパイ行為自体は不慣れで、いい加減な活動を続けしっぽを掴まれてしまう。
硬いながらに意外とササーっと読めてしまうのがこのシリー..
火星鉄道一九(航空宇宙軍史シリーズ) [2015/07/22 19:37]
谷甲州 早川書房
航空宇宙軍史シリーズの短編集、時系列順に7つの短編が収録。視点は基本的に航空宇宙軍側のもので、外惑星連合側の視点はなく、基本的に
1火星鉄道一九
開戦直後、火星のオリンピア鉄道に対する外惑星連合軍の攻撃を、オリンピア鉄道のパイロットが迎撃する話。
2ドン亀野郎ども
開戦から10日後、未だに木星から運ばれてくるタンカーを回収する一人のパイロット、自己から己の過去を振り返る。
3水星遊撃隊
地球から水星方向に逃走する仮装巡洋艦バシリ..