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2024年07月22日

富山県射水市の職員が戸籍謄本の偽造等で起訴

2023年9月10日
富山県射水市の市財務管理部で主任として勤務する39歳の男性職員が、交際女性に対して独身と偽る目的で戸籍謄本を偽造したとして、有印公文書偽造及び同行使罪の容疑で起訴されました

富山県射水市市財務管理部の主任は、結婚していながら独身と偽って別の女性と交際していましたが、2022年10月に市役所内に保管されている偽造防止用紙を不正に持ち出したうえで、業務用パソコンを使い妻との離婚が成立したとする偽の戸籍謄本を作成しました。

偽装した離婚を信じ込ませるため、交際女性にLINEで送信しましたが、交際女性が市役所に問い合わせしたことで偽造の事実が発覚しました。


射水市市財務管理部の主任は、事件発覚後の2023年2月に免職の懲戒処分を受け失職しました。
妻とは離婚が成立しており、石川県の実家に居住して、コンビニ店でアルバイト勤務をしているということです。


射水市市財務管理部の主任は法廷質問で、検察官から「なぜここまで重い刑に問われるか分かっているか」と問われ、「こういうことが日常的に行われれば公務員全体の信頼が失われてしまうからです」と返答しました。

検察は、懲役1年6月を求刑しました。


富山県射水市市財務管理部の主任コメント
「交際女性に『離婚したという事実を戸籍で確認させてほしい』と言われ、偽造してでも何とかその場を乗り切りたかった」
「犯罪とは分かっていたが正直、当時の自分はここまで大きな事件になるとは思わなかった」


検察側のコメント
「自己の立場を利用し、日本の戸籍制度の根幹を支える公文書を偽造した悪質な犯行」


弁護人側のコメント
「免職処分や離婚など、十分な社会的制裁を受けている」
                                                  
一職員が、簡単に戸籍を改ざんできる事実を重く受け止めるべきです

一部の役所では、外国人を雇用しています
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