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2017年12月01日
映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の感想…飛行機落下シーンは観る価値ある。
今日は映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の感想です。
DMMで届いたDVDなのですが、久々に新作DVD届いたなあって。
もともとオカンが映画「ハムナプトラ」シリーズも好きだったのもあり、
月額リストに入れていたら届きました。
という事で、オカンと一緒に観ていたので日本語吹き替えでの鑑賞です。
映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」は2017年公開のアレックス・カーツマン監督作品。
アレックス・カーツマン監督は多くの映画で脚本で参加していて、
このブログでも感想を書いた、映画「スター・トレック」(2009年版)や映画「カウボーイ&エイリアン」、
映画「グランド・イリュージョン」、映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などを手がけています。
なので、監督としての実績よりは脚本家として多くの作品に携わっているキャリアがあります。
この映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」はダークユニバースというシリーズの1作目になり、
1932年の映画「ミイラ再生」をリブートした作品になります。
リブートと言っても、「ダークユニバース」というシリーズ構想の1つなので、
この映画単体ではスッキリしない感じは否めない。
アレックス・カーツマン監督は脚本には参加していないのですが、
もうちょっとなんとかならなかったかなってのは最初に書いておこうと思います。
簡単なあらすじなのですが、
ニック・モートンとクリス・ヴェイルは命令を無視して勝手にお宝を探していた。
しかし、反政府軍に見つかってしまい銃撃されて絶体絶命のピンチに。
そこで電話で援護の要請を出し、その空爆によって危機を脱したのであった。
その爆撃によって、地下に空間があることが分かり、
そこには古代エジプトでセトに魂を売った王女のアマネットが封印されていたのだった…みたいな感じかな。
キャストは主人公のニック・モートンを演じるのはトム・クルーズ。
そう言えばまだ映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を最近観たばっかりですね。
トム・クルーズは好きなんですよね。
やっぱあのチャーミングな顔が魅力だと思うんですけど、
体を張ったアクション、そして、お金を使えるって事が大きいと思う。
今回もその期待にはしっかり応えてくれます。
ヒロイン的な役割のジェニー・ハルジーを演じるのはアナベル・ウォーリス。
今作までにもいくつか映画には出演していますが、
これだけ大きな役は初めてかなと。
考古学者ってだけあって派手なアクションとかしないけど、
やっぱ女優ってスタイルは良いよなあと思ってしまう。
セトに魂を売った王女アマネットを演じるのはソフィア・ブテラ。
他の出演作品は観てないのですが、すっごい綺麗な人ですよね。
あまりにも綺麗なのでなんとなく彼女に思い入れてしまいそうになる。
その他、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンスなどが出ていますが、
なんと言ってもジキル博士役でラッセル・クロウが出ています。
何年経ってもグラディエーターなイメージがあります。
トム・クルーズとラッセル・クロウが同じ画面にいるってのは、
それだけでも嬉しいですよね。
さて、映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の感想が、楽しい1本でした。
やっぱトム・クルーズが出ているとアクションシーンとかお金かかってるし、
こだわって作ってる感じがあってやっぱ楽しめます。
とりあえず、あの飛行機落下の無重力でのパラシュートを付けるシーンは凄い。
あんな映像は観たことないですから。
レンタルDVDには特典映像で、あそこの部分のメイキングが観れるのですが、
あのシーンが観れただけでも価値がある映画です。
最初のユニバーサルからのダークユニバースってロゴが出るのもワクワクします。
やっぱお金がかかってるって大事ですよ。
もちろん、お金がかけられないならアイデアを出さなきゃいけないのだけど、
トム・クルーズが関わるとお金もかけてアイデアも出すから凄いですよ。
他にも、車が谷から落ちるシーンとか、
単純に落ちるだけだけど日本じゃなかなか撮れないだろうしなあって思う。
という訳で楽しい映画でした…って終わっても良いんだけど、
まあ書かないといけない点があるのかな…と。
最初にも書きましたが、この映画の一番の問題点はダークユニバースシリーズの1作目であること。
明らかに続編を意識した作りで、単体でスッキリ解決って作りは全く意識されていない。
今時の作りと言えば、そうなんだし、企画の段階からそうなんだろうけど、
マーベルだって最初はそれぞれが独立しても楽しめる映画だったじゃんって。
もうちょっと脚本、なんとかならなかったかなあって。
ラッセル・クロウはちょろっとだけでも良かったと思うんですよ。
しっかり、「ザ・マミー」部分を見せてほしかったなあ。
映画の最初にアマネットの説明シーンがあるんだけど、
ラッセル・クロウは最初の語りと最後の続きへの予感みたいなのだけでよかったよ。
もちろん、トム・クルーズとラッセル・クロウが戦ってるってのは熱いんだけどさ。
あと作品、単体としても、
ちょっとネタバレになっちゃいますが、
アマネットがあの短剣で刺そうってしていて、
色々訳があって自分で刺してしまうのですが、
その後も自我があるというか、自分の意思でどうこうできるんだったら、
最初からアマネットに刺されても結果は変わってないんじゃねとか思ったり。
元々、ニックは狡賢いってやつなんだし、
刺して力を得た後もアマネットの言うことを聞く必然がないんだからさ。
アマネットは何がしたかったのかなって…いやしたかった事は分かるけど、
もっと従順な男をセテパイにすべきじゃないのって。
クライマックスがそれだからなあ。
飛行機のシーンとか本当に色んなところは面白かったのに、
クライマックスがそんな感じだから…ちょっと盛り上がりに欠けます。
あと、確かに1つしかないパラシュートを付けてくれたけど、
その後に自分を見捨てて車で逃げようとしていたのに、
なんでジェニーはニックを好きになったんだろうか。
あの見捨てるシーンって無い方が分かりやすかったのになあ。
とかとかね。
あ、降りたばかりの地下で、
「ライトを付けて!」って言ってパッてライトが付くのとか、
飛行地の墜落現場でヘリはいつまでライトを照らしてんだとか、
気になった細かい部分もあります。
でも、アクションシーンは見応えあるし、笑えるシーンがあるのは良いです。
銃で狙われてる時に「考えてる」「多分、俺達ここで死ぬんだろう」ってのとか、
男として満足ですっていうのね、さすがトム・クルーズ。
あの股間が見えないシーンからの股間隠しは笑っちゃった。
あと、ジェイク・ジョンソンもところどころ空気をゆるくしてくれる。
俺はここでロープ持ってますって言って、行って来い…マジかよって流れ。
ああいうの良いですね。
「3回目は余分だった」ってトム・クルーズとの掛け合いも笑ってしまった。
書き忘れてたけど、
ジェニーを助けて飛んできたバスの中に入るっていうシーン、良かったですね。
やっぱ、それぞれのアクションシーンは本当に凄いと思う。
だから、話をどうこうってよりも、
トム・クルーズのアクションを楽しむって感じで観るのが良い映画かなと。
あと、現在のイラクでは文化財が壊されてるのかなと思うと心苦しいなってのと、
セテパイーって言葉を覚えたってのは書いておこうと。
あ、そうそう…邦題の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」ですが、
原題は「The Mummy」で、まあメインタイトルはそのままです。
確かに日本でマミーって言ったら「生きてる乳酸菌」になっちゃうから、
なにかサブタイトルを付けなきゃって気はする。
でも、呪われた砂漠の王女ってセンスが非常にダサい。
実際、王女は呪われてないでしょ…魂を売った王女に呪われたのはトム・クルーズだから。
呪われた砂漠なのか、呪われた王女なのかも分かんないし。
嘘はよくないよなあ…まあ、なんかそれっぽいタイトルをつける力はありますよね。
でも、本当にザ・マミーを残したのは偉いと思う。
偉いっていうか当然なんだけどさ。
DMMで届いたDVDなのですが、久々に新作DVD届いたなあって。
もともとオカンが映画「ハムナプトラ」シリーズも好きだったのもあり、
月額リストに入れていたら届きました。
という事で、オカンと一緒に観ていたので日本語吹き替えでの鑑賞です。
映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」は2017年公開のアレックス・カーツマン監督作品。
アレックス・カーツマン監督は多くの映画で脚本で参加していて、
このブログでも感想を書いた、映画「スター・トレック」(2009年版)や映画「カウボーイ&エイリアン」、
映画「グランド・イリュージョン」、映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などを手がけています。
なので、監督としての実績よりは脚本家として多くの作品に携わっているキャリアがあります。
この映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」はダークユニバースというシリーズの1作目になり、
1932年の映画「ミイラ再生」をリブートした作品になります。
リブートと言っても、「ダークユニバース」というシリーズ構想の1つなので、
この映画単体ではスッキリしない感じは否めない。
アレックス・カーツマン監督は脚本には参加していないのですが、
もうちょっとなんとかならなかったかなってのは最初に書いておこうと思います。
簡単なあらすじなのですが、
ニック・モートンとクリス・ヴェイルは命令を無視して勝手にお宝を探していた。
しかし、反政府軍に見つかってしまい銃撃されて絶体絶命のピンチに。
そこで電話で援護の要請を出し、その空爆によって危機を脱したのであった。
その爆撃によって、地下に空間があることが分かり、
そこには古代エジプトでセトに魂を売った王女のアマネットが封印されていたのだった…みたいな感じかな。
キャストは主人公のニック・モートンを演じるのはトム・クルーズ。
そう言えばまだ映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を最近観たばっかりですね。
トム・クルーズは好きなんですよね。
やっぱあのチャーミングな顔が魅力だと思うんですけど、
体を張ったアクション、そして、お金を使えるって事が大きいと思う。
今回もその期待にはしっかり応えてくれます。
ヒロイン的な役割のジェニー・ハルジーを演じるのはアナベル・ウォーリス。
今作までにもいくつか映画には出演していますが、
これだけ大きな役は初めてかなと。
考古学者ってだけあって派手なアクションとかしないけど、
やっぱ女優ってスタイルは良いよなあと思ってしまう。
セトに魂を売った王女アマネットを演じるのはソフィア・ブテラ。
他の出演作品は観てないのですが、すっごい綺麗な人ですよね。
あまりにも綺麗なのでなんとなく彼女に思い入れてしまいそうになる。
その他、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンスなどが出ていますが、
なんと言ってもジキル博士役でラッセル・クロウが出ています。
何年経ってもグラディエーターなイメージがあります。
トム・クルーズとラッセル・クロウが同じ画面にいるってのは、
それだけでも嬉しいですよね。
さて、映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の感想が、楽しい1本でした。
やっぱトム・クルーズが出ているとアクションシーンとかお金かかってるし、
こだわって作ってる感じがあってやっぱ楽しめます。
とりあえず、あの飛行機落下の無重力でのパラシュートを付けるシーンは凄い。
あんな映像は観たことないですから。
レンタルDVDには特典映像で、あそこの部分のメイキングが観れるのですが、
あのシーンが観れただけでも価値がある映画です。
最初のユニバーサルからのダークユニバースってロゴが出るのもワクワクします。
やっぱお金がかかってるって大事ですよ。
もちろん、お金がかけられないならアイデアを出さなきゃいけないのだけど、
トム・クルーズが関わるとお金もかけてアイデアも出すから凄いですよ。
他にも、車が谷から落ちるシーンとか、
単純に落ちるだけだけど日本じゃなかなか撮れないだろうしなあって思う。
という訳で楽しい映画でした…って終わっても良いんだけど、
まあ書かないといけない点があるのかな…と。
最初にも書きましたが、この映画の一番の問題点はダークユニバースシリーズの1作目であること。
明らかに続編を意識した作りで、単体でスッキリ解決って作りは全く意識されていない。
今時の作りと言えば、そうなんだし、企画の段階からそうなんだろうけど、
マーベルだって最初はそれぞれが独立しても楽しめる映画だったじゃんって。
もうちょっと脚本、なんとかならなかったかなあって。
ラッセル・クロウはちょろっとだけでも良かったと思うんですよ。
しっかり、「ザ・マミー」部分を見せてほしかったなあ。
映画の最初にアマネットの説明シーンがあるんだけど、
ラッセル・クロウは最初の語りと最後の続きへの予感みたいなのだけでよかったよ。
もちろん、トム・クルーズとラッセル・クロウが戦ってるってのは熱いんだけどさ。
あと作品、単体としても、
ちょっとネタバレになっちゃいますが、
アマネットがあの短剣で刺そうってしていて、
色々訳があって自分で刺してしまうのですが、
その後も自我があるというか、自分の意思でどうこうできるんだったら、
最初からアマネットに刺されても結果は変わってないんじゃねとか思ったり。
元々、ニックは狡賢いってやつなんだし、
刺して力を得た後もアマネットの言うことを聞く必然がないんだからさ。
アマネットは何がしたかったのかなって…いやしたかった事は分かるけど、
もっと従順な男をセテパイにすべきじゃないのって。
クライマックスがそれだからなあ。
飛行機のシーンとか本当に色んなところは面白かったのに、
クライマックスがそんな感じだから…ちょっと盛り上がりに欠けます。
あと、確かに1つしかないパラシュートを付けてくれたけど、
その後に自分を見捨てて車で逃げようとしていたのに、
なんでジェニーはニックを好きになったんだろうか。
あの見捨てるシーンって無い方が分かりやすかったのになあ。
とかとかね。
あ、降りたばかりの地下で、
「ライトを付けて!」って言ってパッてライトが付くのとか、
飛行地の墜落現場でヘリはいつまでライトを照らしてんだとか、
気になった細かい部分もあります。
でも、アクションシーンは見応えあるし、笑えるシーンがあるのは良いです。
銃で狙われてる時に「考えてる」「多分、俺達ここで死ぬんだろう」ってのとか、
男として満足ですっていうのね、さすがトム・クルーズ。
あの股間が見えないシーンからの股間隠しは笑っちゃった。
あと、ジェイク・ジョンソンもところどころ空気をゆるくしてくれる。
俺はここでロープ持ってますって言って、行って来い…マジかよって流れ。
ああいうの良いですね。
「3回目は余分だった」ってトム・クルーズとの掛け合いも笑ってしまった。
書き忘れてたけど、
ジェニーを助けて飛んできたバスの中に入るっていうシーン、良かったですね。
やっぱ、それぞれのアクションシーンは本当に凄いと思う。
だから、話をどうこうってよりも、
トム・クルーズのアクションを楽しむって感じで観るのが良い映画かなと。
あと、現在のイラクでは文化財が壊されてるのかなと思うと心苦しいなってのと、
セテパイーって言葉を覚えたってのは書いておこうと。
あ、そうそう…邦題の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」ですが、
原題は「The Mummy」で、まあメインタイトルはそのままです。
確かに日本でマミーって言ったら「生きてる乳酸菌」になっちゃうから、
なにかサブタイトルを付けなきゃって気はする。
でも、呪われた砂漠の王女ってセンスが非常にダサい。
実際、王女は呪われてないでしょ…魂を売った王女に呪われたのはトム・クルーズだから。
呪われた砂漠なのか、呪われた王女なのかも分かんないし。
嘘はよくないよなあ…まあ、なんかそれっぽいタイトルをつける力はありますよね。
でも、本当にザ・マミーを残したのは偉いと思う。
偉いっていうか当然なんだけどさ。