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posted by fanblog

2017年12月17日

映画「バーフバリ 伝説誕生」の感想…インド映画のCGですが、作りものですが何か?って感じの勢いは凄いと思った。

今日は映画「バーフバリ 伝説誕生」の感想です。

これはオカンが面白そうってレンタルDVDで借りてきたタイトル。

まあ…好きそうだなとは思うパッケージだったけどインド映画を借りてくるとは。

という訳で、レンタルDVDで日本語吹き替えでの鑑賞です。



映画「バーフバリ 伝説誕生」は日本では2017年に公開のS・S・ラージャマウリ監督作品。

インド映画をそもそも観ないのでS・S・ラージャマウリ監督が誰なのか分からない。

でも、先に書いておきますけど、全然悪くなかったですよ。

インドは映画が盛んでハリウッドにも負けないぐらいの活気があるってのは、

何かで聞いてはいたのですが、作品からも勢いは本当に感じました。

インド映画、良いかも知れないですね。


簡単なあらすじとしては、

矢が刺さっているほどの傷を負っている追われている女性と赤ん坊。

追っ手をなんとか撃退するも負傷してしまった女性は赤ん坊だけ助け、

自分は命を落とす事になってしまった。

村の人に拾われた赤ん坊はシヴドゥと名付けられスクスクと育つが、

滝の上に何があるのか心を掻き立てられていたのだった。

何度滝を登ることも失敗しても諦めないシヴドゥだったが、

育ての母は離れていってほしくないため神に祈りを捧げるのだが…という感じかな。


キャストは全く分からないのですが、

主人公のシヴドゥを演じるのはプラバース。

とってもダンディな感じのする男性ですが、

ハリウッドや日本とは少し感覚が違う様で、

たぶんインドではこういう人がイケメンって事なんだろうなって。

ほど良い筋肉とカメラ目線のニヤッて感じは、モテそうな気はする。

筋肉でちぎれるブレスレットとか男らしかったですよ。

シヴドゥが滝の上で出会う女性アヴァンティカを演じるのはタマンナー。

男性の好みはインドでは違うんだなって思ったのだけど、

女性の美人って感覚は変わらないんだなって思った。

凄く綺麗な人だし、良いウエストだと思う。

その他、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ、ラムヤ・クリシュナ、

サティヤラージ、ナーサルなどが出演しています。

まあ…名前を聞いても全然分からないんですけどね。

でも、みんな演技の質は高かったと思いますし、良かったですよ。


さて、映画「バーフバリ 伝説誕生」の感想ですが、面白かったです。

ちょっとダメなところもあるんですけど、

全然観たことなかったインド映画ですが、本当に勢いがあって、

なんだろうね…「良いなあ」って凄く感じました。


キャストのところで、

どんな男がイケメンなのかって感覚は違うんだなって書いたのだけど、

演出とかビジュアルに関しても、「感覚が違うんだな」とは凄く思う。

ハリウッドって見せ方としては、

「いかにリアリティを出すか、本物に近づけるか」って感覚が強いし、

日本もそれにならってCGとか使っても本物に見せたいって気持ちが強い気がする。

あとワイヤーアクションとか、飛び方が不自然なものって日本とかではあんま使われない。


しかし、この映画を観ると、

「CGですが何か?」と、いわんばかりのCGで出来た建物をしっかり見せてくれるし、

「ワイヤーですが何か?」と、いわんばかりの違和感のある吹っ飛び方とか見せ方。

さすがだなあ…勢いを感じる。


確かに自分も「映画はいかに作りものを本物に見せるか」ってものだと思っていたけど、

これだけ映画は作りもんじゃん、それを踏まえて楽しもうよって雰囲気を出されたら、

ハリウッドとかだったら許せないCGとか演出も、何か許せてしまう。


岩が軽そうって、バラエティぐらいですよね、普通許されるの。

滝の上に昇りたいのはわかるけど、わざわざ水が流れている所を昇るとか、

向こう側にジャンプしてたどり着きたい時に、

普通って助走してジャンプすると思うんだけど、そこからエイッて飛ぶとか、

川の中に入れていた手に模様を描くとか、

なかなかハリウッドとかじゃやらないよなあって。


急に太陽出たとか、カット、カットで色が違うとか、

細かいところも気になったけど、

そんなこと別にいいんじゃねって言われてる様で、

逆にそんな事言ってたら映画、楽しめないぞって。


インド映画の特徴でもあると思うのですが、

映画の途中でディズニーばりに歌が入る。

この映画の中でも何曲か歌が突然歌われます。

特に印象的なのはシヴドゥとアヴァンティカが恋に落ちるところ。

まさかのドレスチェンジでセットにもこだわって、

しっかり歌ってくれます。

徐々に脱がされていくというか、女性らしくなっていく過程が、

ちょっと面白かったです。

なんとなく、あ〜れ〜って時代劇を思い出しました。

でも、ほんと女優さん綺麗です。


アクションシーンとか、さっきも書きましたが、

ワイヤーアクションがあって、それが良い感じになっていて、

結構楽しく観れるし、

雪崩を木の皮をソリにして迫力あるワクワクシーンがあったりと、

見せ場はそこそこあります。


あの軍勢に1人が先陣を切っていく感じが、

ゲームの無双シリーズとかああいう感じに見えなくもないですが、

そう言えば戦っているところは、間違いなく映画「300」を意識してるんだろうなあ。

あの映画以降、カッコイイ戦闘シーンってのは世界的にああいう感じなんだろうね。


という感じで、

バリバリのCGとか基本、強引な演出なんだけど、

それが許せちゃうインド映画っていう、自分には新しい価値観が出来たなあと。

まあ楽しかったです。


ただ、楽しく観られたのだけども、

ちょっと残念だったなあ…ってところもありました。

それは「構成」です。


ちょっとネタバレになってしまうのですが、

映画中盤で物語が一応の解決をしてしまいます。

解決をしてから、実は昔にこんな事がありました、

という構成で、映画終盤に過去のストーリーが始まります。


どうしても語られている話が過去なので、

ある程度の結末は分かってしまうじゃないですか。

あの人は死ぬんだろうな…とか。

それって、観る側としては「この後どうなるんだろう」って気持ちが半減する訳で。

なんでこんな構成にしちゃったのかなあ…勿体無いなあ。


しかも、この映画って「続く」んですよ…まさかの。

「裏切り物は私だ!」とか言って、パート2へ続くってなるんですが、

もう今の問題は解決しちゃってるのに、その過去の問題って興味ある?

うちのオカンは続きも観たいって言ってるのですが、

一応は気になるとは思うけど、普通って過去の事をパート2にしないですよね。


あとビックリしたのがエンドロール中にBGMが終わるという。

無音でもある程度の長さだったら、そこまで気にならないのですが、

この映画のエンドロールの無音部分は事故かなって思うぐらい長い。

気になるなあ。


その他、薪は使わないのか!とか、

鎧の蒸着は宇宙刑事か!とか、

暗い牢って言うけど、全然日の光入るやんとか、

あるけどね。


まあ、それでも楽しい映画なのは間違いないです。

ほんと勢いは感じる。

日本映画はハリウッドに寄せていくよりも、インド映画に寄せていく方が、

エンターテイメントとしてはありなんじゃないかなって、ちょっと思った。


そう言えば、一番最初に「AMD」って出てきてビックリしたけど。


ちなみにパート2に当たる映画「バーフバリ 王の凱旋」は、

今月の29日から日本公開だそうです。

バーフバリ 伝説誕生(字幕版)






プロフィール
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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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