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posted by fanblog

2016年10月07日

映画に点数をつけてレビューをする人が嫌い

ちょっとした愚痴。





以前にも何か映画の感想の時に、

「100点満点で映画を採点して感想・レビューを書く人が嫌い」って書いたのですが、

最近、つくづくそう思った。


そもそもが映画に点数なんてつけれる訳がない。

出来たとしたら、

「悪い(つまらなかった)」、「ふつう」、「良い(楽しんだ)」の3段階ぐらいじゃない?

もうちょっと細分化して、

「非常に悪い」、「悪い」、「ふつう」、「良い」、「非常に良い」の5段階もあれば十分でしょ。


何をもって100段階の評価を考えたのか分からないけど、

まあ、そもそもが点数を付けるって行為が嫌い。

「面白かった」、「つまらなかった」、「ここが良かった」、「ここが悪かった」ってのが感想じゃん。

その合間に例えば「自分だったらこうする」とか「こうした方が良かったんじゃないか」とか、

そんな自分の考えを挟んでいくだけで立派な感想だと思うし、

さらに予備知識として「この俳優はこんな映画にも出てたんですよ」とか、

知らない人とかに特定の部分を広げてみたりすれば良いんで無いでしょうか。



思うんですよ、「この映画は70点だ!」って。

本当にそれは35点の倍の価値なのか?

本当にそれは60点よりも10点しか高くないのか?

70点って言うなら、70点の根拠を出してみてよって。


映画は観たタイミングとか環境によって印象とか変わるじゃん。

それをパキッと100点満点での点数をつけるってどうなんよ。



まあ、これはきっと映画だけじゃなくて、作品って呼ばれるもののほとんどはどうだと思うんだよね。




な〜んて。

そんなことを思いながら、色んな人の映画の感想とかを読んだりもするんだけど、

特に映画評論家とか金もらってる人が100点満点で点数つけてるものは、

読む前から、この人はそういう人なんだなあって残念な気持ちになる。

雑誌の企画とかで頼まれて仕方なく点数つけるのは、まあ仕方が無いかなって気もするけど、

自分が書いてる記事で点数とかつけてるのを観ると、なんかため息が出る。


別に良いと思うんですよ、感想なんで。

それを何点ってつけるのも感想だと思うし、どんな点数をつけようが勝手だと思いますし。

でも、映画に点数をつけれると思ったって段階でこの評論家の考えは浅はかに感じてしまう。


そう、浅はか。

この言葉が一番しっくりくる。



これからも映画の感想とかをブログで観たりするんだろうけど、

点数がついてる記事を見た瞬間に、浅はかだなあって思うんだろう。




…という感じの長い愚痴。




テレビのグルメリポートとかでこのラーメンは78点、とかやりだしたらイラッてすると思うよ。

もしやったとしたら、それぞれの評価項目を明確にして、

スープ良い、麺普通、あたたかさ悪い…とか100項目で合計100点満点中の何点ってとこまでやるなら分かる。

ただ、食べた瞬間に、これは78点ってないでしょ。



そう、なんでこの映画が70点なのかってのが分かるぐらいの内容がその記事にあれば理解できるが、

大して中身がない感想で、結局表面しか触れてない程度の奴が100点満点で評価するなよってところなんだろうなあ。

そう、浅はかなんだよなあ…素人だったら別にいいと思うけど、本職でそれは無いよなあ。



それでも、本職は影響力があるってのが仕方が無いけど憤る部分。


…まあ、そんな愚痴でした。


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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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