2012年12月21日
クリスマスを目前に控えて愛を叫ぶケダモノたち
まもなくクリスマスを迎えるが、
みなさん、サンタやトナカイの格好をしているのだろうか。
基本的に私はバニーが好きだが。
クリスマスから１週間もすれば正月を迎えるし、
クリスチャンではないのであれば、祝う必要もないだろう。
しかし、街中はイルミネーションで溢れ、
独り者の身としては、クリスマスはやっかいな物でしかない。
そもそも日本でキリストの誕生を何故これほど祝うのか、
まったく分からない。
しかもキリストは馬小屋で産まれたのだろう？
暖かい時に産まれたと考えないと、
馬小屋で凍え死んでしまうのではないだろうか。
１２月２５日だとは到底思えないのだが。
しかし、今となっては遅すぎる。
クリスマスは厳然と１２月に行われ、
サンタがプレゼントを配って回り、
世の親たちは、プレゼントを買い、
良かったね、サンタからプレゼントよ、と嘘をつき、
子供たちは、居もしないサンタに願い、祈る。
良い子にしてるから、何かちょうだい、と。
そして、世のカップルたちは、浮かれ華やぐ。
そして独り者の身としては、
何度も言うが、クリスマスはやっかいな物でしかないのだ。
ケンタッキーのフライドチキンが食べられない。
予約注文が一杯で、飛び込みで行ったら、ひどい目にあう。
誰もがケンタッキーの罠にはまっている。
レストランが一杯。
どこから来たんだ、というくらい人がいる。
一人でいるのがまるで犯罪者かの様な眼で見られる。
または、憐れむような目で・・・
私の勝手だろう。
スーパーがカップルだらけ。
買い物をして、料理を作ってと、二人で過ごすのだろうけれど、
品物の前で二人で立ち止まって、
今日は何が食べたい？
お酒はどうする？
あーしよう、こーしようと、キャベツの前で話をする。
頼むからキャベツの前で立ち止まらないでくれ
話をするなら、外で話をしてもらいたい。
何にしても邪魔で仕方がないのだ。
クリスマスは家族で過ごすためのもので、
恋人同士の為にあるものではない事を、私は強く言いたい。
ところで以前、クリスマスの表記について、
日本で一般的にみられる「Ｘ’ｍａｓ」は間違いで、
「Ｘｍａｓ」「Ｘ-ｍａｓ」「Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ」が正しい、という話があった。
確かにX は英単語の一部ではなく、ギリシャ文字であり、
ｍａｓは、ミサの事を表している。
もう何年も前から言われている事なのだが、
相も変わらず「Ｘ’ｍａｓ」と表記しているところが数多くある。
そのおかげで、和製英語なるものがどんどん増えて、
みんな間違った覚え方をし、
それが子々孫々まで伝わることで、
新たなる言葉として認知され、結局海外では
意味が通じず日本人の英語嫌いが増えていくという、
負のスパイラルが始まるのだ。
一事が万事、Ｘ’ｍａｓだけの話ではない。
間違った使い方をしていると、どこかで齟齬が出る。
例えばパワーハラスメントは、ｂｕｌｌｙ
スキンシップは、ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｎｔａｃｔ
サラリーマンは、ｏｆｆｉｃｅ ｗｏｒｋｅｒ
海外に行くと困るのは自分自身だからいいが、
しかし、たまに正しく使っている物もあるから困ってしまう。
例えばリノベーション（ｒｅｎｏｖａｔｉｏｎ）。
グーグルでは、リノベーションの日本語訳はリフォーム、
ヤフーでは、革新と出る。
以前は、そのリフォームという言葉を使っていたが、
何時の間にかリノベーションという言葉を使いだした。
確かにｒｅｆｏｒｍ（リフォーム）は改正・改革するの意味だから、
使い方としては間違っている。
しかし、日本での使い方としては、
リフォームは、一部分だけの改修（例えば台所だけとか）
に使われていると思われ、
リノベーションは、一般に大規模な設備更新や
間取り変更などを伴うものをいうらしい。
今となっては、どちらも同じように使われているが。
話がクリスマスから家の改築になってしまったが、
とにかく私が言いたいのは、
クリスマスはみんな家にいて外出せず、
心穏やかに過ごせたらいいな、という話だ。
私のように。
（ただしバニーは除外する）
投稿者：ちぃ｜12:34
｜ちょっと言いたいだけ
