アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、なんとなく聞いたことがある名作映画を実際に見ることも多いのですが、名作だけにいくらでも感想が見つかり、あまり今更感想長々と書いてもしょうがないかと思い、迷作珍作群よりは簡潔に複数まとめてやることにしました。
アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その3:50/50、ザ・レイド GOKUDO、冷たい熱帯魚
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/182/0
前回はこれです。
簡単に紹介してはいますが、2時間損した、と感じる人があんまりいないんじゃないか、という作品ばかりです。
アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
・トレインスポッティング(原題:Trainspotting) 1996
原題のままとなっています。
かなり有名な映画ですね。
昔見て、内容を完全に忘れていたので、なんかもうすぐトレインスポッティング2が公開されそうということもあり、
『T2 トレインスポッティング』あらすじ・キャスト【20年ぶりに続編が公開】
http://ciatr.jp/topics/174707
もう一度見てみることにしました。
すると、思い出したストーリーと共に、最近見た映画やドラマで、トレインスポッティングがもっと味わい深くなる2本が思い浮かびました。
一つは・・・
初期007シリーズです。
主人公がジェームス・ボンドオタクで、延々くだらないことを喋っていますが、ショーン・コネリーが出た分だけでも、見ておくといいのではないでしょうか。
見放題が終了するらしい007シリーズ一気見 その1 ドクター・ノオ
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/159/0
で触れた、ウルスラ・アンドレスさんとか、
見放題が終了するらしい007シリーズ一気見 その3 ゴールドフィンガー
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/161/0
で触れた、プッシー・ガロアさんの話もしてました。
ボンドガールの話してたのはシックボーイだったかな。鏡に向かって独り言だったような気もします。
なんでかというと、ショーン・コネリーがスコットランド生まれだから、ということのようです。
それも関係しますが、二つ目の味わい深くなる要素は・・・
ドラマの、アウトランダーです。
アウトランダーの舞台はウェールズ辺りも含んだスコットランドだったような気もしますが、誇り高く戦う戦士だったドゥーガル・マッケンジーの子孫が、トレインスポッティングで猫の糞でトキソプラズマ症で死んだトミー(葬式で、トーマス・マッケンジーと名前が読み上げられます)だったりすると思うとかなりのガッカリ感が味わえるのではないでしょうか。
こういう人が必死でイングランドの侵攻に耐えてたのが、子孫はドラッグでヘロヘロというのは、余りに差がありすぎてビックリしてしまいますよね・・・
あと、Yesをアーイと答える、アウトランダーの時代のままのスコットランド語がまた、同じ血統のはずなのに・・・という哀愁を誘います。
個人的にはこの、アーイ、をトレインスポッティングで聴いたときが、ああこれあのアウトランダーの人らのとこの現在の話か、と認識して愕然とした瞬間でした。
創作とはいえ、昔のクソ真面目なスコットランド武人の話を先に見ていると、落差にクラクラすると思いますよ。
あと、ブラックジャック・ランダル役だったトビアス・メンジーズと同名の、Menziesって店が出てきました。
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前回の50/50は、中高くらいからの友人は大事だなって話でしたが、今回のトレインスポッティングは、タチの悪いガキの頃からの仲間は切り捨てろって話で、なんか逆ですね。
私の中高くらいからの友人は、私以外はだいたい家庭持っちゃって、つきあい方が変わってくるものなんですけど。
4,5年前に、親戚の結婚式のときに、ついでに友人宅に泊めてもらって、お子様と遊んできた以来になるかもしれません。
いきなり連絡もなく転がり込むような年でもないし、どういう付き合い方になっていくのかな、と考えないでもないのですが。
とりあえず幼稚園とか小学生のお子様は天使以外の何物でもないので、友人不在でもいいんですけどね。
自分の子供じゃないから、しつけとか関係なくひたすら可愛がればいいというのは、何の苦労もなく良いとこどり過ぎて申し訳ない気もしますが・・・
コネリーの007とアウトランダーで、トレインスポッティングがさらに楽しめると思います。
・狼の死刑宣告(原題:Death Sentence) 2007
Sawの監督、ジェームズ・ワンが、その次に監督したデッド・サイレンスの次の監督作品、というのに惹かれて見ました。
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今なら中古で25円から!って凄い値段になってるな・・・
物凄く売れたっぽいのはよくわかるんだけど。
まあ前々作がこれですから、期待値が異常に高かったのは、理解してもらえますでしょうか。
主役がケビン・ベーコンで、割と名優側に分類される人ですよね。
ドラマのフォロイングで、ずっと付け狙われてヒドイ目に遭うのが妙に似合う感じの人、という印象です。
あとドラマのクローザーの主役の、口のでっかい派手なお姉さんの キーラ・セジウィックの旦那でもあります。
よく離婚してないな・・・
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その嫁役が、ケリー・プレストンですが、こちらは現在トラボルタの嫁ですね。
その前はチャーリー・シーンに腕を撃たれて婚約解消したりで何だかいろいろあったようです。
Sawはかなりの低予算映画でしたが、こちらはお金かかってそうな、割と華々しい感じのキャストですかね。
話としては、仲の良い家族が、寄ったガススタンドで強盗に遭い、運悪く長男が殺され、強盗グループの一人が捕まるのですが・・・
裁判でそんなに重罰にならないのがわかり、親父がヤケで証言を翻し、無罪放免にし、自分で殺そうかなどうしようかな、と迷ってると本当に殺してしまい、強盗グループと戦争になる感じです。
Sawの、あのちょっと風景がメタルがかって見える感じの映像で夜景とか撮ってて、かなりいいんですけど、ストーリー的には全然驚くようなところもなく、普通に話が進みます。
途中、強盗グループの親父から武器を買うシーンがあるんですが、なんか変な印象で・・・
親父同士のなんかわかりあえるものでもあるかというとそうでもなく、なんだかよくわからないシーンなんですよね・・・
必然性をあまり感じないといいますか。
やっぱりあのSawの最後ひっくり返る感じのシナリオとか、期待したらいけないんですかね。
ほとんど意外なところもなく、話が終わってしまいました。
最初に物凄く面白いものを作ってしまった監督、の辛いところなんですかね。
どうしてもデビュー作と比較してしまうので、普通に面白くても、なんだかイマイチ感を感じてしまいます。
Sawでアダム役(オープニングでバスタブに沈んでる奴+脚本)やってたリー・ワネルもどっかに出てるようですが、わかんなかったな・・・
・クリード/チャンプを継ぐ男(原題:Creed) 2015
スタローンてもうギャグにしかなってないくらいの酷い扱いが一般化してましたが(演技はアレだし何言ってるかよくわかんないし)、これは本当に面白いです。
ただし、おじいちゃん役だから、ちょうどよくなってきた感じなんですよね。
モゴモゴ喋るのもおじいちゃんならではだし、見た目も割とヨボヨボ方面になってきてて、ハマリ役としか言いようがありません。
アクションもクリード役のマイケル・B・ジョーダンに任せて、ただ横にいるだけです。
でも、往年のロッキーではあるので、それで十分なんです。
そういえば、チャンピオンの“プリティ”・リッキー・コンランのマネージャーが、上で画像貼った、禿げ+髭のドゥーガル・マッケンジー役もやってた、グレアム・マクタビッシュですね。
エイドリアンとかだいたいもう死んでる設定なので、ロッキーくらいしか画面にでてくる過去の人はいないんですけど、きっちりロッキーシリーズを思い起こさせる仕掛けはしてあるし、最後に良い締めができてよかったね、という感じです。
でも、俳優としてのスタローンの使い道って、こういう象徴みたいなものしかもうないんだな、というのも感じて、寂しくもなりますね。
若くても、コップランドのスタローンとかウザいだけでしたが・・・
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クリードは、アマゾンプライムでタダで見れて本当にお得だと思います。
割と最新作なのにもかかわらず。
有難いことです。
それなりに知られてる・聞いたことがあるタイトルには、それなりの理由があるんだなという感じです。
古い映画は、既に淘汰されて、ある程度良いものしか残っていないというのもあるんでしょうが・・・
どうしてもハズレ映画を掴みたくない、良いもの見ないと死ぬ、というときには、こういう名作リストから選ぶのもいいですね。
次は、 アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その5:21、22ジャンプストリート です。
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