個人的な当たり外れがありますので、書くことが多かったり少なかったり、幅があると思います。
アマゾンプライムビデオで見た映画群 その4 10 クローバーフィールド・レーン、ブロブ
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/222/0
前回はこれです。
アマゾンプライムビデオで見た映画群
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
・リンカーン弁護士(原題:The Lincoln Lawyer) 2011
原題ままです。
さらにわかりやすくしますと、(車の)リンカーン(の後部座席を事務所にしている)弁護士 ですかね。
殺人の嫌疑をかけられてる金持ちのボンボンの弁護を担当するが、どうみてもこいつが殺してるな、という確信を持たざるを得ない証拠が出てきて・・・という感じの話です。
この弁護士、割とヒーロー的に描かれてますが、本当にいいんですかね?
たぶん日本人から見ると引っかかる部分が多すぎて、日本での収益が大したことない額で終わってるのではないかと・・・
まず被告の弁護人と、検察官がズブズブの関係なんです。
既に離婚してるとはいえ、主人公の弁護士の元嫁が検察官という・・・
途中で交代させられますが、被告側から見たら、自分の運命はこいつらの一存でどうにでもなる感じで、やってられないのではないでしょうか。
次に、主人公の弁護士には、友人の私立探偵がいるのですが、これ不利な証拠の隠滅とかやってるよね、という感じなんです。
アメリカの弁護士モノのドラマ見てると、殺しまでやる汚れ役みたいなのを飼ってるのを割と見かけるんですが、裁判で勝つためにそうまでやってるもんなんですかね・・・
そのへんの現実はわかりませんが、弁護士モノにはだいたいセットでいるような気がします。
殺人を無罪にする方法のフランクとか・・・
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ダメージのパティ・ヒューズさんも殺し屋使ってたし・・・エレンさんの婚約者殺すためで、訴訟関係なかったですけど。
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ブレイキング・バッドのソールも手下みたいなのに証拠隠滅させてましたよね。
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だからなんなんだ、創作と現実の区別がついてないのか、と言われると特になにもないですが・・・
んで最後に、昔の依頼人のチンピラに頼んで、ある人物をボコらせるのってどうなの、というのもあります。
確かに自宅に侵入されたり、軽く脅迫されてたとはいえ・・・
コンプライアンス的にどうなの、ってやつですよね・・・
なんかいろいろグレーというか黒な部分がありながら、ダーティーヒーロー的な描かれ方をしてるわけです。
完全な善人なんていないとはいえ、これ本当にいいのかな感は強いです。
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話としては・・・まあまあ面白いほうかな。
おすすめ度(10点中):7
・エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(原題:Tropa de Elite 2 – O Inimigo Agora é Outro) 2010
原題は敵が変わった、みたいな感じです。
これ、エリート・スクワッドの続編なんですが、1作目は未見です。
ここでは、実行部隊の長が昇進して、特殊部隊の存続や拡大のために暗闘する、みたいな政治的な話になってて、たぶん一作目のほうが面白いんだろうな、という感じです。
一作目は多分単純に悪人と戦ってたんでしょうけど、二作目は身内との権力争い、予算の取り合いみたいな話になっています。
というわけで、あまりスッキリするようなアクションシーンもなく・・・
でも、警察の特殊部隊が、悪人を一掃したら、別の見えにくい悪人が出てくるってのも困ったものですね。
画像中央の白いTシャツが汚職警官なんですが、割とヴィッセル神戸で監督やってるネルシーニョっぽく見えたりして・・・
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なんかサッカー関係者がやってるように見えてしまうのが、ブラジル映画のツライとこですね。
おすすめ度(10点中):6
・戦場からの脱出(原題:Rescue Dawn) 2007
原題は救出の夜明け、みたいな感じです。
ベトナム戦争の本格的開戦の前に、極秘任務で爆撃しに行った爆撃機乗りが墜落し、捕虜になり、脱出する実話ベースの話です。
捕虜になって、収容所に行くのですが、割とのんびりした、ベトナム人がラオス人に委託してやってる収容所なんです。
檻も全部木製で、プリズンブレイクのマイケル・スコフィールドがいなくてもなんとかなりそうな感じがプンプンしています。
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見取り図の刺青すらする必要がなさそうな・・・
まあ当然囚人で脱出計画を練るのですが、一人だけ、絶対に同意しない偏屈なやつがいまして・・・
まあこういうのが現実的なんでしょうね。
脱出で一致団結するほうが珍しいのかも。
で、ベトナム戦争モノはアメリカ人にはもうおなかいっぱいなのか、赤字になってるのがよくわかる、なんか見たようなシーンの連続で、正直まだこのテーマやります?みたいな感覚も否めず・・・
ジャングルをナタで切って進んで、滝でヒヤッとしたり、アメリカのヘリに発見されたと思ったら銃撃されたり、もうさんざん見たようなシーンばっかりなんです。
10年前の作品とはいえ、これはウケないわという感じです。
実話ベースなので、あまり突拍子もないことはできない制約があるとはいえ・・・
で、特に何の前触れもなく発見されて救助され、アメに戻ったらUSA!USA!の嵐で。
アメリカ人でもポカーンとしてしまうんじゃないかな・・・
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日本ではDVDスルーだったようですが、正解だと思います。
おすすめ度(10点中):4
今回は以上です。
次は、 アマゾンプライムビデオで見た映画群 その6 クーデター、K-19、ネイビーシールズ:チーム6 です。
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