2015年12月18日
結婚後の料理は女性がするもの?古い古い!できる人がやるんです。(その2)
⇒結婚後の料理は女性がするもの?古い古い!できる人がやるんです。(その1)のつづき。
■お世辞にも美味しいと言えない理由。
結婚当初、数年はアスペ嫁に料理はすべて任せていました。
とはいっても、私は朝、食べないで家を出て、昼もコンビニ、
夜は、同僚と飲んでくることが多くて、ほとんど家で食べなくても
良いような生活をしていました。今思えば、独身男性みたいな食生活ですね^^
「良き旦那」「理解ある旦那」という理想が勝手に一人歩きしたせいもあり、
「朝は、無理に起きて見送らなくて良いから寝ててね!」
「昼は、自分で適当に買って食べるからつくらなくていいよ」
「夜は、遅くなると思うから、待っていないで先に寝ててね」
と、自分から嫁へ伝えていたと思います。この時は、特に見返りを求めていた
というより、自分がこの方が縛られず仕事に専念ができて良いと思っていたんです。
アスペ嫁は、私の言葉を疑うことも、奥さんとしてもっと頑張る!と向上心を
見せるはずもなく、私が言ったように、朝昼晩自分の食事だけを作って食べていたようです。
何をつくって食べていたまでは知りませんが…
そんな感じで、土日ぐらいしか料理するということがなかった嫁。
私は、良い旦那を演じるために、どんなにまずかったとしても「おいしい」と
言っていました。しかし、アスペ嫁の場合は、美味しいと聞くと1週間ぐらい
同じメニューを作るんです。「だっておいしいっていったから」という理由で。
とはいっても、新婚早々「まずい」なんて傷つくことを言っちゃかわいそうだし。
ということで、結局ずっと我慢してたんですよね。私ってばさ。
■男子厨房に入らず!?今では、アスペ嫁厨房には入らずです。
お湯の沸かし方も知らなかった嫁は、ご飯の炊き方はもちろん知らず、
これを教えるにも今思えば一苦労でした。米の洗い方や、保存の仕方、
電化製品の使い方まで…でも、そんな作業すら二人の共同作業だ〜なんて
自分に酔っていたのかもしれません。
私の母親は、自然な笑顔と褒めると言うことは苦手だったのですが、
料理は本当に美味しかったと思います。主食、主菜、副菜など、バランス良く
毎日同じ物にならないようにと、よくもまあ忙しいのに手をかけて作ってくれた
物だと今では感謝するばかりです。
別にマザコンって程ではないですが、たいてい自分の家の味というものと、
嫁が作る味が対立するときってあると思うんです。うちの場合は、私が自分の
母親の味に染まっているという点もありますが、アスペ嫁の味付けがあまりに
もおかしすぎて、比較対象にならず。
私の父親は、いわゆる団塊の世代のお父さんという感じでしたが、
怒鳴り散らしたり、理不尽なことを言ったりするようなタイプではありませんでした。
疲れているのか、子どもに関心がないのか、寡黙なことが多かったです。
その父親に、ある日、子どもながらに言った一言があるんです。
「どうして父さんは料理しないの?」と。そうしたら、
「男子、厨房に入らず」って昔から言われているんだよ。と。
そう言う環境だったので、私の中では、男とはそういうものなのかという
先入観は結構ついてしまいました。「母さんがやってくれて当たり前だと」
男尊女卑の世代で育った人ならではの発想。
男でも料理が好きな人もいるし、女性でも料理が苦手な人もいると、
気づくきっかけになったのは、アスペ嫁です。
最終的には、私が食べたい味を自分で味見をして作った方が自分の満足度
が高いことがわかりました。普段我慢して食べていたせいか、自分で作った
料理を食べた瞬間、「俺って料理うまいかも」と勘違いしてしまうほどでした^^
今では、子ども達が、パパが作る日は喜び、ママが作る日は「えーっ」と落胆の声をもらす
ことが日常茶飯事。私の味覚センスは子ども達とは相性が良いようです^^
私の中の理想の家庭では、私がエプロンをしてご飯を作っているという想像は、
ありませんでしたし、そんなのはみっともないことだ!ぐらいに思っていたこともあります。
しかし、家族の形なんて、家族の数だけあるわけで、そんな家庭があっても別に悪い
ことなんてないんだなぁと、自分の価値感や視野が狭かったことを痛感させられる
今日この頃です。できると思ったら、自分のためにやるようにしてます^^
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■お世辞にも美味しいと言えない理由。
結婚当初、数年はアスペ嫁に料理はすべて任せていました。
とはいっても、私は朝、食べないで家を出て、昼もコンビニ、
夜は、同僚と飲んでくることが多くて、ほとんど家で食べなくても
良いような生活をしていました。今思えば、独身男性みたいな食生活ですね^^
「良き旦那」「理解ある旦那」という理想が勝手に一人歩きしたせいもあり、
「朝は、無理に起きて見送らなくて良いから寝ててね!」
「昼は、自分で適当に買って食べるからつくらなくていいよ」
「夜は、遅くなると思うから、待っていないで先に寝ててね」
と、自分から嫁へ伝えていたと思います。この時は、特に見返りを求めていた
というより、自分がこの方が縛られず仕事に専念ができて良いと思っていたんです。
アスペ嫁は、私の言葉を疑うことも、奥さんとしてもっと頑張る!と向上心を
見せるはずもなく、私が言ったように、朝昼晩自分の食事だけを作って食べていたようです。
何をつくって食べていたまでは知りませんが…
そんな感じで、土日ぐらいしか料理するということがなかった嫁。
私は、良い旦那を演じるために、どんなにまずかったとしても「おいしい」と
言っていました。しかし、アスペ嫁の場合は、美味しいと聞くと1週間ぐらい
同じメニューを作るんです。「だっておいしいっていったから」という理由で。
とはいっても、新婚早々「まずい」なんて傷つくことを言っちゃかわいそうだし。
ということで、結局ずっと我慢してたんですよね。私ってばさ。
■男子厨房に入らず!?今では、アスペ嫁厨房には入らずです。
お湯の沸かし方も知らなかった嫁は、ご飯の炊き方はもちろん知らず、
これを教えるにも今思えば一苦労でした。米の洗い方や、保存の仕方、
電化製品の使い方まで…でも、そんな作業すら二人の共同作業だ〜なんて
自分に酔っていたのかもしれません。
私の母親は、自然な笑顔と褒めると言うことは苦手だったのですが、
料理は本当に美味しかったと思います。主食、主菜、副菜など、バランス良く
毎日同じ物にならないようにと、よくもまあ忙しいのに手をかけて作ってくれた
物だと今では感謝するばかりです。
別にマザコンって程ではないですが、たいてい自分の家の味というものと、
嫁が作る味が対立するときってあると思うんです。うちの場合は、私が自分の
母親の味に染まっているという点もありますが、アスペ嫁の味付けがあまりに
もおかしすぎて、比較対象にならず。
私の父親は、いわゆる団塊の世代のお父さんという感じでしたが、
怒鳴り散らしたり、理不尽なことを言ったりするようなタイプではありませんでした。
疲れているのか、子どもに関心がないのか、寡黙なことが多かったです。
その父親に、ある日、子どもながらに言った一言があるんです。
「どうして父さんは料理しないの?」と。そうしたら、
「男子、厨房に入らず」って昔から言われているんだよ。と。
そう言う環境だったので、私の中では、男とはそういうものなのかという
先入観は結構ついてしまいました。「母さんがやってくれて当たり前だと」
男尊女卑の世代で育った人ならではの発想。
男でも料理が好きな人もいるし、女性でも料理が苦手な人もいると、
気づくきっかけになったのは、アスペ嫁です。
最終的には、私が食べたい味を自分で味見をして作った方が自分の満足度
が高いことがわかりました。普段我慢して食べていたせいか、自分で作った
料理を食べた瞬間、「俺って料理うまいかも」と勘違いしてしまうほどでした^^
今では、子ども達が、パパが作る日は喜び、ママが作る日は「えーっ」と落胆の声をもらす
ことが日常茶飯事。私の味覚センスは子ども達とは相性が良いようです^^
私の中の理想の家庭では、私がエプロンをしてご飯を作っているという想像は、
ありませんでしたし、そんなのはみっともないことだ!ぐらいに思っていたこともあります。
しかし、家族の形なんて、家族の数だけあるわけで、そんな家庭があっても別に悪い
ことなんてないんだなぁと、自分の価値感や視野が狭かったことを痛感させられる
今日この頃です。できると思ったら、自分のためにやるようにしてます^^
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