2015年11月28日
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)診断チェックをアスペ嫁にしてもらう。
昔と異なり、現代はネットで情報を調べることができるというのは
非常に便利な話です。私が「発達障害」という言葉を知ったのもネットが
きっかけでした。
その反面困ったこともありました。それは、情報の海に飲み込まれてしまうこと。
あまりにも膨大な量の情報がネット上には転がっています。しかもその真偽は
わからないままに。なんでも正しいことを追い求めるAC夫の性格ですと、情報の精査
にもの凄く時間がかかってしまうのです。
最近でこそ、アスペ嫁にしても、ネットにしても完璧な情報を求めなくなったからか、
自分を追い込まないような対応や使い方ができていますが、気にしていた頃は本当に
頭の中がパンク寸前だったと思います。
■よくあるアスペルガー症候群診断チェックをアスペ嫁にやってみた。
傾向を知るという意味では面白いですが、これをレッテル貼りとして
使うのはいただけませんね。あくまで参考です。
引用元:@メンタルヘルス アスペルガー症候群診断チェック
アスペ嫁にやってもらうと、65点でやや自閉傾向という結果でした。
このサイトの診断では66点以上がアスペルガーと表示されるそうです。
結果的にはアスペルガーとはでませんが、だから安心という話でもありません。
実際生活内で支障を来しているのは間違いないですから^^
逆に、ここでアスペルガーの点数だったとしても、生活上や仕事上で
支障を来していなければ、特に問題はないのです。
一番の問題点は、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)かどうか?という
ことよりも、当事者もしくは、家族が心底困っているかどうかがポイントなのです。
パートナーの立場でいえば、カサンドラ愛情剥奪症候群という言葉が最近はしられる
ようになりました。当然といえば当然で、これだけアスペルガー人口が増殖している
わけですから、支えている人たちが陥りやすいカサンドラの人も同じぐらいいるはずなのです。
しかし、カサンドラ症候群かどうか?という問題よりも、実際支えているパートナーが
どうしようもなくしんどいという気持ち、生活や家族関係に支障が出るほどかというのが
ポイントです。極論でいえば、カサンドラの項目にいくつか該当していなくても、つらくて
しんどくて、自分にとって生きている価値がないと思えてしまうのであれば、それが一番の
問題ですから、こういう気持ちを理解してもらえる場というのは重要になってくると思います。
疲れている、しんどい、もうすべてを投げ出したいと思う、一番のきっかけになっているのは、
アスペルガー症候群の夫や妻であるでしょう。これはまちがいありません。ではこの人達が
いなかったら、別の人間だった幸せになれるか?といわれると、瞬間的にはそう思うかもしれません。
しかしながら、実際に欠けているのは、自分の心の奥底の満たされない人生を送ってきた
脳の中にあるわけですので、つかの間の幸せもいつの間にか普通になり、また満たされない生活
が始まるのではないでしょうか。
そうかんがえると、相手がどんなタイプの人であれ、大切になってくるのは自分自身の
精神的な安定性です。喜怒哀楽を出さないということではありません。いかに周りに振り回されず、
自分の心(脳)をコントロールして、自分で自分を満たしてあげることができるかどうか。
老子の言葉にもあるように、「己を知る」という自分との向き合いや、自分との対話ができるようになれば
もう少し生きづらさから解放されていくのかもしれません。
良い自分だけ認めるのではなく、悪い自分もセットで認めてあげたいですね。
人間誰でも長所短所はあるものです。悪い部分がある自分を認めて共存して
いけたときに自分でも自分を満たしていけそうな気がします。
真面目なのに生きるのが辛い人 (PHP新書)
非常に便利な話です。私が「発達障害」という言葉を知ったのもネットが
きっかけでした。
その反面困ったこともありました。それは、情報の海に飲み込まれてしまうこと。
あまりにも膨大な量の情報がネット上には転がっています。しかもその真偽は
わからないままに。なんでも正しいことを追い求めるAC夫の性格ですと、情報の精査
にもの凄く時間がかかってしまうのです。
最近でこそ、アスペ嫁にしても、ネットにしても完璧な情報を求めなくなったからか、
自分を追い込まないような対応や使い方ができていますが、気にしていた頃は本当に
頭の中がパンク寸前だったと思います。
■よくあるアスペルガー症候群診断チェックをアスペ嫁にやってみた。
このアスペルガー症候群 診断チェックは100点満点で、点数が高い程自閉傾向が強いことを意味します。
66点以上でアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の可能性が高くなります。(成人の平均点は37点)
ただ、このアスペルガー症候群 診断チェックは正式な診断の前の「スクリーニング」と呼ばれるテストになりますので、点数が高かったといってあまり悲観的になる必要はありません。
引用元:@メンタルヘルス アスペルガー症候群診断チェック
傾向を知るという意味では面白いですが、これをレッテル貼りとして
使うのはいただけませんね。あくまで参考です。
引用元:@メンタルヘルス アスペルガー症候群診断チェック
アスペ嫁にやってもらうと、65点でやや自閉傾向という結果でした。
このサイトの診断では66点以上がアスペルガーと表示されるそうです。
結果的にはアスペルガーとはでませんが、だから安心という話でもありません。
実際生活内で支障を来しているのは間違いないですから^^
逆に、ここでアスペルガーの点数だったとしても、生活上や仕事上で
支障を来していなければ、特に問題はないのです。
一番の問題点は、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)かどうか?という
ことよりも、当事者もしくは、家族が心底困っているかどうかがポイントなのです。
パートナーの立場でいえば、カサンドラ愛情剥奪症候群という言葉が最近はしられる
ようになりました。当然といえば当然で、これだけアスペルガー人口が増殖している
わけですから、支えている人たちが陥りやすいカサンドラの人も同じぐらいいるはずなのです。
しかし、カサンドラ症候群かどうか?という問題よりも、実際支えているパートナーが
どうしようもなくしんどいという気持ち、生活や家族関係に支障が出るほどかというのが
ポイントです。極論でいえば、カサンドラの項目にいくつか該当していなくても、つらくて
しんどくて、自分にとって生きている価値がないと思えてしまうのであれば、それが一番の
問題ですから、こういう気持ちを理解してもらえる場というのは重要になってくると思います。
疲れている、しんどい、もうすべてを投げ出したいと思う、一番のきっかけになっているのは、
アスペルガー症候群の夫や妻であるでしょう。これはまちがいありません。ではこの人達が
いなかったら、別の人間だった幸せになれるか?といわれると、瞬間的にはそう思うかもしれません。
しかしながら、実際に欠けているのは、自分の心の奥底の満たされない人生を送ってきた
脳の中にあるわけですので、つかの間の幸せもいつの間にか普通になり、また満たされない生活
が始まるのではないでしょうか。
そうかんがえると、相手がどんなタイプの人であれ、大切になってくるのは自分自身の
精神的な安定性です。喜怒哀楽を出さないということではありません。いかに周りに振り回されず、
自分の心(脳)をコントロールして、自分で自分を満たしてあげることができるかどうか。
老子の言葉にもあるように、「己を知る」という自分との向き合いや、自分との対話ができるようになれば
もう少し生きづらさから解放されていくのかもしれません。
良い自分だけ認めるのではなく、悪い自分もセットで認めてあげたいですね。
人間誰でも長所短所はあるものです。悪い部分がある自分を認めて共存して
いけたときに自分でも自分を満たしていけそうな気がします。
真面目なのに生きるのが辛い人 (PHP新書)
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コメントありがとうございます!
私は、33点でした。でもおそらく何年か前にやっていたら、
もっと低い点になっていたと思います。
LMさんのおっしゃるとおり、これ選んだらプラス何点だろうな。
何てことを自然に考えて選択していることが多かったです。
15点はかなりKY(空気読みすぎ)ですね〜^^
私はさらに、自分は絶対アスペなんかじゃない!という気持ちも
強かったので、これを選んだらアスペっぽいなというのを自然に
回避して選択していたと思います。
最近はあまり深読みしないで、その瞬間に思ったとおりにやれるようになりました^^
自閉症スペクトラムという言葉になって余計にわかりにくい概念に
なったと思います。未発展どころか世間の人は知らない人の方が圧倒的に
多いですから。そして誰一人として全く同じ特性の人はいないというのも
難解にさせている原因でしょうね。
すべてを流すというのは難しいです。私も初めはすべてを軽やかにかわして、
流して闘牛士のようになれればと思いましたが、この「すべて」という
ことにこだわりすぎて自滅してしまうんです。だから、少しずつでよいのだと
思います。
このテストはAC夫さんみたいに、この問題を深く考えている方には、
何が得点を高めるのか分かってしまうので、あまり意味はないかもしれませんが、
ちなみにAC夫さんは何点ですか?
私は何度か日を開けてやったのですが、毎回15点前後です。
何となくなのですがここまで低いと、空気を読みすぎるというか、
逆にそれはそれで違う気もするんですよ。
勝手な想像ですがスペクトラム系の身近な人を抱えている人は低い点になりやすいし、
そもそも低い点になりやすい人が結果としてそういった方々と親密になりやすい気がします。
ところで自閉症スペクトラム障害って難しい概念なんですかね?まだまだ未発展というか。
数ヵ月前に自閉症スペクトラム障害の本に携わったのですが出す寸前に色々内容に問題があるとかで白紙になってしまって。
以前からこういうことには興味はありましたが自分にも身近に感じられるようになるとは。みたいなことを最近思っています。
私の方はすべてを流せるようになる日は遠いなー。
今はなるべく離れようと思っているのですが、
やっぱり離れたくない気持ちばかりなんですよ。矛盾してますね。