2015年11月15日
大口クライアントのアスペ嫁、アスペ夫様用のプレゼン方法を考えてみる。
会社という組織に属して仕事をしていると、クライアント向けに、プレゼンテーション
をするという場面に遭遇することがあります。自社の企画や新製品をアピールして内容を
理解してもらう絶好の場面なわけですが、なかなか自分が思い描いたように相手へ思いを
伝えるというのは難しいことです。
何十時間もかけて、ひねりにひねりを加えた案件でも相手の意向に沿うかどうか
というのはわかりません。家庭内は仕事とは異なりますが、ある意味超難関のクライアント
向けに話をしているようなものです。(ちょっと表現を良く言いすぎか^^)
■怒りのプレゼンは無意味というか逆効果。
アスペ嫁はトンチンカンであることは確かですが、なんでもかんでも
わからないと言うことでもありません。こちらの話し方、伝え方、一般的な
大人の手法ですと通用しないと言うことが多いだけで、的確に伝えることで、
出来る事もたくさんあります。
しかし、パートナーである私たちは、発達障害専門スタッフではないわけで、
ズブの素人なのです。理路整然と話しているつもりが、相手のレベルに合っていない
ということも多いです。
伝わらないもどかしさから、こちらに湧き上がってくるのは
「怒り」「落胆」「悲しみ」「憎悪」
どれをとっても安心感につつまれるということは
ありませんね。さらに、怒り口調や攻撃口調で話すことにより、アスペ嫁は、自分が攻撃
されているということだけは察知します。そして身を守るために聴覚神経の漏洩遮断機を
落とすということが自動でおきているので、怒れば怒るほど関係が悪化してきてしまいます。
この課題点は、こちらが怒りのコントロールに負けない体制を作っていくこと
が重要です。もちろん相手にも改善を求めたいところですが、変わらないものに
改善を求めて生まれるのは怒りですから、自ら変わった方がいかに良いか分かるでしょう。
■話の内容が重要であればあるほど、内容は短くする。
アスペ嫁は基本的に、興味がない話を10分以上聞いてられません。
もし聞いていたとしても、うわの空で、場合によっては居眠りをしたり、
そわそわしたりで、話をしている方からすると、とても真剣に聞いているように
は思えないような態度、行動、発言をすることがあるのです。これまで何度
怒ったのか私は数えきれません。
また、こちらが真剣に話しているから怒りも倍増してしまうのです。
しかし、前述したように怒りは何も生み出さずですから、
最終的には、以下に話の要点をコンパクトにまとめて伝え続けるということが
重要になってくるわけです。
■1から10まで理解してくれていなかったとしても良しとする。
完璧主義的なアダルトチルドレンの私は、何度か話をしたら、
10割とは言わないまでも、せめて9割は相手に理解していて欲しいという
理想というか、一般常識というか、先入観があります。
しかし、人間の受け止め方なんて千差万別なんですね。
どんなにすばらしいと思えるプレゼンをしても、
相手が全て受け止めていると言うことの方が稀なのです。
アスペ嫁に関しては、1から10のうち2割は頭に残り、8割は右から左に流れています。
話の内容が残りにくいんですね。
「今日は、会社で〇〇さんと飲み会があるから帰りは9時ぐらいになるよ」
ということを伝えたとしたら、一般的には誰でも把握できる内容だと思います。
しかし、アスペ嫁の場合は、例えば〇〇さんがすごく気になってしまった場合は、
「〇〇さんは今何やっているの?」とか、意識が自分の興味がある方に傾いてしまう
という傾向があるのです。いざ夜帰ってみると、「今日は随分遅いじゃない!」なんて
言い出す始末。「朝言ったじゃ無い?」といっても意識が違う方へ言っているのです。
それゆえ、はっきり言えば面倒なわけです^^
だって、普通の人なら1回言えばわかることを、何度も確認した上、しかも忘れる
何てことも多いですからね。
こんな感じですから、及第点ラインをさげていちいち落胆したり怒らない
ようにしておくことも大切です。
■SNSやメールなどで、リカバリー、リマインダーポイントを作っておく。
家族ですし夫婦ですから、口頭での話し合いは必然的に多くなります。
しかし、これがトラブルを招く切欠にもなります。前述したように口頭で
言ったけど、意識がちがうところにいっていて認識がずれると言うことは
日常茶飯事です。たいていはこちらはしっかり伝えているので、「いいかげんにしろよ」
と言う話になるわけですが、そうならないためにリカバリーポイントやリマインダーポイント
をつくっておくこともアスペ嫁には比較的有効です。
メールで送っておけば、言った言わないの水掛け論も防げるのと、
忘れても思い出すきっかけになるかもしれないというプラスな面があります。
もちろん、本来は仲良く会話がしたいという願望がありますから、こういう
機械的な対応は無機質にかんじてしまうかもしれません。しかし会話はしない
というわけではなく、どうでもいいことやくだらないことは口頭で、重要なことは
メールでというのもアスペ嫁みたいなタイプには一部有効です。
この人達と一緒に生活している以上、自分が思い描くような理想の夫婦関係は
正直難しいです。理想を求めるなら、離婚がベストですし、うまく継続するには
こちらが音頭を取って行かないと成り立たない関係でもあるのです。
しかし、夫婦のために、自分のためにと自己犠牲をして頑張りすぎてしまうことは
一番よくありません。その押し殺した気持ちはいつかは顔を出してきますので、
基本は、自分のために、自分がやりたいから頑張れる範囲で行動していくというのが
ストレスを溜めすぎない秘訣なのかもしれませんね。
シーン別アスペルガー会話メソッド―日本初! コミュニケーション力がぐんぐん身につく
をするという場面に遭遇することがあります。自社の企画や新製品をアピールして内容を
理解してもらう絶好の場面なわけですが、なかなか自分が思い描いたように相手へ思いを
伝えるというのは難しいことです。
何十時間もかけて、ひねりにひねりを加えた案件でも相手の意向に沿うかどうか
というのはわかりません。家庭内は仕事とは異なりますが、ある意味超難関のクライアント
向けに話をしているようなものです。(ちょっと表現を良く言いすぎか^^)
■怒りのプレゼンは無意味というか逆効果。
アスペ嫁はトンチンカンであることは確かですが、なんでもかんでも
わからないと言うことでもありません。こちらの話し方、伝え方、一般的な
大人の手法ですと通用しないと言うことが多いだけで、的確に伝えることで、
出来る事もたくさんあります。
しかし、パートナーである私たちは、発達障害専門スタッフではないわけで、
ズブの素人なのです。理路整然と話しているつもりが、相手のレベルに合っていない
ということも多いです。
伝わらないもどかしさから、こちらに湧き上がってくるのは
「怒り」「落胆」「悲しみ」「憎悪」
どれをとっても安心感につつまれるということは
ありませんね。さらに、怒り口調や攻撃口調で話すことにより、アスペ嫁は、自分が攻撃
されているということだけは察知します。そして身を守るために聴覚神経の漏洩遮断機を
落とすということが自動でおきているので、怒れば怒るほど関係が悪化してきてしまいます。
この課題点は、こちらが怒りのコントロールに負けない体制を作っていくこと
が重要です。もちろん相手にも改善を求めたいところですが、変わらないものに
改善を求めて生まれるのは怒りですから、自ら変わった方がいかに良いか分かるでしょう。
■話の内容が重要であればあるほど、内容は短くする。
アスペ嫁は基本的に、興味がない話を10分以上聞いてられません。
もし聞いていたとしても、うわの空で、場合によっては居眠りをしたり、
そわそわしたりで、話をしている方からすると、とても真剣に聞いているように
は思えないような態度、行動、発言をすることがあるのです。これまで何度
怒ったのか私は数えきれません。
また、こちらが真剣に話しているから怒りも倍増してしまうのです。
しかし、前述したように怒りは何も生み出さずですから、
最終的には、以下に話の要点をコンパクトにまとめて伝え続けるということが
重要になってくるわけです。
■1から10まで理解してくれていなかったとしても良しとする。
完璧主義的なアダルトチルドレンの私は、何度か話をしたら、
10割とは言わないまでも、せめて9割は相手に理解していて欲しいという
理想というか、一般常識というか、先入観があります。
しかし、人間の受け止め方なんて千差万別なんですね。
どんなにすばらしいと思えるプレゼンをしても、
相手が全て受け止めていると言うことの方が稀なのです。
アスペ嫁に関しては、1から10のうち2割は頭に残り、8割は右から左に流れています。
話の内容が残りにくいんですね。
「今日は、会社で〇〇さんと飲み会があるから帰りは9時ぐらいになるよ」
ということを伝えたとしたら、一般的には誰でも把握できる内容だと思います。
しかし、アスペ嫁の場合は、例えば〇〇さんがすごく気になってしまった場合は、
「〇〇さんは今何やっているの?」とか、意識が自分の興味がある方に傾いてしまう
という傾向があるのです。いざ夜帰ってみると、「今日は随分遅いじゃない!」なんて
言い出す始末。「朝言ったじゃ無い?」といっても意識が違う方へ言っているのです。
それゆえ、はっきり言えば面倒なわけです^^
だって、普通の人なら1回言えばわかることを、何度も確認した上、しかも忘れる
何てことも多いですからね。
こんな感じですから、及第点ラインをさげていちいち落胆したり怒らない
ようにしておくことも大切です。
■SNSやメールなどで、リカバリー、リマインダーポイントを作っておく。
家族ですし夫婦ですから、口頭での話し合いは必然的に多くなります。
しかし、これがトラブルを招く切欠にもなります。前述したように口頭で
言ったけど、意識がちがうところにいっていて認識がずれると言うことは
日常茶飯事です。たいていはこちらはしっかり伝えているので、「いいかげんにしろよ」
と言う話になるわけですが、そうならないためにリカバリーポイントやリマインダーポイント
をつくっておくこともアスペ嫁には比較的有効です。
メールで送っておけば、言った言わないの水掛け論も防げるのと、
忘れても思い出すきっかけになるかもしれないというプラスな面があります。
もちろん、本来は仲良く会話がしたいという願望がありますから、こういう
機械的な対応は無機質にかんじてしまうかもしれません。しかし会話はしない
というわけではなく、どうでもいいことやくだらないことは口頭で、重要なことは
メールでというのもアスペ嫁みたいなタイプには一部有効です。
この人達と一緒に生活している以上、自分が思い描くような理想の夫婦関係は
正直難しいです。理想を求めるなら、離婚がベストですし、うまく継続するには
こちらが音頭を取って行かないと成り立たない関係でもあるのです。
しかし、夫婦のために、自分のためにと自己犠牲をして頑張りすぎてしまうことは
一番よくありません。その押し殺した気持ちはいつかは顔を出してきますので、
基本は、自分のために、自分がやりたいから頑張れる範囲で行動していくというのが
ストレスを溜めすぎない秘訣なのかもしれませんね。
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